「オレのドラム力じゃその曲は無理」は、持ち方を変えれば解決

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あなたはスティックを持つとき、5本の指をつかってギュッとバチをにぎりしめていませんか?

 

ドラミングは脱力してたたくことを目指しましょう。

 

でも慣れないと、つい、二の腕に力が入ってしまうものです。強くつかまないと汗でバチを飛ばしてしまうかも知れないからです。

 

それより何より、レベルの高い曲のコピーはむずかしいでしょう。なぜなら、技が追いつかないからです。そのためには、きちんとしたスティックのにぎり方をする必要があります。

 

なので、二の腕に力が入りにくいスタイルでの練習をしてみましょう。「脱力感」をつかみやすくなります。

 

今回は、長時間プレイしても疲れない、素早い動きができるための基本的な1つの方法を画像をつかって説明します。

後の方で「はたきかたの画像」を用意しています。時短したい人はサーッと画面をスクロールしてください。

 

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手首の回転と、スティックを指ではじき返す練習法

ドラムのバチさばきの方法は1つではありません。その場面によって、たくさんのバリエーションがあります。頭に入れておいてくださいね。

 

打面を打つ角度、高さ、曲のテンポ、曲調、たたく魅せ(見せ)方、スタイル、などによって変化します。その場に適した方法を使うのが理想的です。

 

■「指を使ったにぎり方」のコツをつかみやすくするための前フリをしてみます。

カエルの足よようにスティックを「前に」かまえる。

スティックをにぎる手を出来るだけ身体の上になる様にすます。

 

自宅練習なら、たとえば、ベッドの上に練習パッドを置き、ベッドの下に座って練習する。こうすることで、横から見た時、肘(ひじ)は90度になりません。力が入りにくくなります。

 

「この腕は動かないもの」と考えてながら、手首だけを使うように意識してスティックを上下させます。

 

この練習は、指と手首の感覚をつかむための練習です。実際のフォームではありません。

 

タオルの縦線とスティックが並行になる様にたたく

「いままでやらなかった運動をする」ということは、そのための筋肉をつくる必要があります。リハビリに似ています。

 

右利きの人が左の手の平をくるくると輪を描くように回転させることはむすかしいはず。なぜなら、ふだんやりなれない運動だからです。カクカクとして思うように動きせません。

 

なので、しっかりと狙った場所に正確に打てるような神経をつくる作業が必要というわけです。

 

そこで登場するのが「しま模様のタオルケット」です。

縦線とバチが並ぶようにふり下ろすと、自然にうでもカエルの足の様になります。

 

スティックの持ち方

スティックを持つ親指の向きは同じに、人差し指はスティックを囲むように持つ。

 

中指、薬指、小指は軽くスティックに添えるだけです。

 

振り下ろした手の様子

■手の平は常に上向きに。

親指と人差し指をつかって、ふりこの様にバチをぶらぶらと上下運動させる。

ポイントは、残り3本の指、もしくは小指でスティックをはじき返すこと。

そして、最初のきっかけのためにうでをふる。

 

このへんの表現がちょっとむずかしいです

「親指と人差し指でつかんだバチを小指などでパンパンと音を立ててはじき上げる」とでもいますか・・。

 

シソーにたとえると、「シーソーの板の軸(中央部)」がスティックをにぎる指(親、人指)で、「乗る人(座る場所)」が小指など、です。

 

とりあえず、この方法が小手先の技になります。それ以外にも、胴体、肩、腕、の運動も同時に使います。

 

ここでは省かせていただきます。最初に小手先の技を覚えた方がいいからです。

そして、スティックのふれを起こす最初のきっかきとして、手首やうでを振り上げます。

 

「つかみ方」はさまざま、指力をきたえるスティックの持ち方

「親指」と「人差し指」だけを使う方法です。

「指パッチン」をする感じにぐりぐりとスティックを上下運動させます。ジャズプレイヤーっぽいですね。

▼なるべく小さな身体の部位(筋肉、筋)をつかった方でスタミナの消耗を抑えることができます。
リンク速くても疲れないドラムの叩き方は、身体の能力を理解すれば解決する

 

ついでに、もう1つのつかみ方

逆に、小指と薬指を手の平でギュッとバチをにぎって、中指と人差し指と親指はにぎらないで、バチを手の中でブラブラと遊ばせる方法もあります。

 

イメージとしては、メガホンやパーティーで使うクラッカーの様な逆三角形状にバチを持つことです。(クラッカーのヒモ側が小指側)手の皮が厚くなることでしょう。

 

要は、「腕力」だけでドラムを叩かなければ何でもいいんです。

 

おわりに

繰り返しになりますが、スティックのにぎり方は1つではありません。疲れずに、長時間、素早い動きをするための近道は、効率的な動きをマスターすることが大事です。

 

▼素手練習について書いています。
リンク初心者ドラム練習は「いつでも」「どこでも」「スティックなし」

 

ドラム
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