父になりバンド再結成したドラマーは何を大事にするべきかを考えた件

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若い頃バンドを組んでいた人が、また、久しぶりに再開することは結構あるはなしです。

 

自分が担当するパートが、もしギターだったとしたら、まずはギターを買うことからはじめるでしょう。でもドラマーは困りもの。あの大きい楽器をどうしたらいいのでしょうか。

 

  • 住まいは田舎です
  • 隣の家まで1kmの一戸建て
  • お金持ってます
  • 練習時間もたっぷり取れる
  • 子供にも習わせたい

 

という人などら「ドラムセット一式をそろえちゃおう」って考えることでしょう。しかし現実はむずかしいはなし。買ったはいいけど使う頻度が少ないともったいないです。

 

そんな悩みを解決してくれるのがスタジオ練習です。当然、利用するたびにお金はかかります。でも気兼ねなく思いっきりドラムを叩くことができますよね?

 

バンド活動の目的が「スタジオを使った音合わせを楽しむだけ」のドラマーは、どんな気持ちでバンドに取り組んでいけばいいのでしょう。

 

今回は「お金を自由に使えないお父さん」としての思いを書いてみました。

 

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再開した「おやじバンド」の最終地点は想像できない

「もし私がおばさんになっても、泳ぎに連れてくの?」って聞かれても未来のことは分かりません。

 

もしあなたが「おじいちゃんになっても、一人でもドラムを叩こう」って強い信念をもって再開したとしたら、それなりの機材を買うことでしょう。

 

「おれ、ドラムやってる・・」という充実感を持てるし、中途半端な気持ちではなくなるからモチベーションを高く維持することもできます。

 

でも、他のメンバーもあなたと同じ気持ちで再開したのでしょうか?

「レコーディングをして、ライブ活動をして、プロデビューしちゃおう」って考えているのでしょうか。

 

「動画配信して楽しみたい」最近の音楽事情は変わりました。新しい仕組みに興味を持つかも知れません。

 

そんな中「とりあえず音合わせがしたい」「若い頃の気持ちにもどれるからバンドをする」って考えたり、日頃のストレス解消を目的にしている人が一番の理由ではないでしょうか。

 

「同窓会的な感覚」ってやつです。

 

なぜ、あなたのバンドはむかし解散したのでしょう。

 

思い出して見ましょう。人は慣れる生き物です。そしてメンバーそれぞれにも事情はあります。若い頃とは背景がちがいます。

 

慣れてくれば「新鮮さもなくなり、また解散」ってことも考えられるはずです。

 

そこに大金を使うことが本当にいいことなのか。

 

こどもが自立する歳に成長しているのなら、お金を自分だけに使うこともできるでしょう。でも、まだ学生だったら、それではちょっと悲しです。

 

「お父さんはドラムを買ったから、遊園地には行けないよ」そんなお笑い芸人をテレビで見ても共感できません。

 

「ドカーンとドラム一式を持ちたい」って思う気持ちはよく分かります。まずは必要最低限のアイテムをそろえることが最良の選択のような気がします。

 

結局「何が目的なのか」を考えてみる

久しぶりのバンドです。こころは燃えていることでしょう。どうせなら上手く叩きたいものです。

 

2017年現在、動画配信サービスによって、調べれば本当にたくさんの情報を知ることができます。あなたがむかしバンド活動をしていたころには無い媒体です。

 

わたしは以前よりドラムの知識を持つことができました。それは動画を見てドラムの勉強ができたからです。「こうやって叩くのか」って本当に関心させられましたよ。

 

 

■ここに「3つの選択肢」があるとします。あなたはどれに当てはまるタイプでしょう。ちょっと考えてみましょう。

 

1)「ドラムの腕を上達させ、レベルアップがしたい」

という技術的なことなのか、

2)「バンドをすることで味わえる、一体感を味わいたい」

という感情的なことなのか、

3)「若かったころにもどり、今を忘れられる」

という現実逃避的なことなのか、

 

あなたが本当にしたいと思っている気持ちを最初に整理して考えてみましょうよ。なぜなら目的が決まれば、目的にそった行動ができるようになるからです。

 

つまり「迷いがなくなる」ということです。

 

もしあなたが、上記の数字の「3)現実逃避タイプ」だったとした時、たとえばメンバーのギター担当者が、新しくエフェクターを買ったとします。

 

「ドラムのお前も何か買わないの?」って言われたとしても、つられることはないはずです。なぜなら、ただ辛い日常を忘れるために再結成に応じたことを自覚しているからです。

 

集まって、ワイワイやることがあなたの目的だから。何も悩まなくてすみます。

 

あまり使う頻度がないチャイナシンバルを買うことよりも、練習後の雑談のときに何か差し入れをした方が、充実した一日になるはずです。

 

メンバーの笑顔はあなたに癒やしを与えてくれるでしょう。

 

もしあなたが「本当に必要」って思うようになったころに、はじめて、行動に移せばいいことだからです。

 

こだわりはあるとは思います。でも冷静に考えてみると、スタジオにスティック2本持って行けば、すむはなしではないでしょうか。

 

おわりに

いかかでしたか?

「何をどうしようか」まだ、はっきりとしたビジョンは見えないかも知れません。わたしも最初のころは同じでしたよ。

 

わたしの場合、ツインペダルとハットスタンドは自前で持っています。スネアやイスの購入は本当に迷いました。結局いまだに買わずにいます。なぜならスタジオにあるからです。

 

ドラムの場合、自宅での練習はむずかしいものです。でも別にドラム一式がなくっても練習法はたくさんあります。あなたの経験をもって調べれば答えはすぐに見つかるはずです。

 

やっぱり音楽はいいものです。スポーツとはちがい体力を極端には使いません。いくつになっても演奏できます。技術的なことよりも、まずは集まってバンドを楽しむことからはじめてみましょうよ。

そんの仲間は、人生の素晴らしい財産ですからね。

 

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ドラム
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