ハイハットを速くきざみ続ける方法は、やっぱこれしかない!

曲のスピードに合わせてドラムを叩けないとき、あなたはどうしますか?

とくにハイハットはくせ者です。「スティック使い」をまだマスターてないと力が入ってしまいます。ハイテンポな曲を片手でチキチキときざむにも限界がありますからね。

そこで合わせるためにやってしまう方法があります。たとえば、ハットをワンフレーズ8回きずむところを、4回に変えてしまう方法です。

実際これでもOKです。曲のテンポをみだしてはいません。メタル系はインパクトを出すためにわざと使っています。

でも、これではいつになっても速くきざめませんよね?

では、楽譜通りに本来の速度でリズムをきざめるようになるためにはどうすればいいのでしょう。

今回は、ドラム以外を例に解説しています。

演奏が追いつかないと周りに合わせる習性がある

コピーしたい曲の速度に合わせて演奏出来ないことがあったりします。それは自分の技術がその曲を演奏出来るレベルではないからです。

そうなると「何とか曲に追いつこう」と、あるズル(ショートカット)を考えます。ズル(楽)を使えば演奏を乱さず、曲に合わせることができるからです。

まだ未熟なギター奏者のたとえ

■「ギター初心者が最速で弦を一本だけをひく」と考えてください。

まだ、オルタネイトピッキング(「1弦のみ」のアップダウン奏法)を取得してない状態です。出来ないから、ダウン奏法を使い必死で指定された速度でギターを弾くことでしょう。

↓たとえばこんなフレーズがあったとします。

ラ・ラ・ラ・ラ♪・・

ド・ド・ド・ド♪・・

ミ・ミ・ミ・ミ♪・・

しかし、ハイテンポの曲をダウン奏法だけでひくには限界があります。なぜなら、そもそも人間にはもともと無理なはなしだからです。超疲れます。疲れても再現できません。

そんなとき便利な方法は「頭打ち奏法」です。メロディーの変わりはじめだけをひく演奏をいいます。

ラ~~~~~~♪

ド~~~~~~♪

ミ~~~~~~♪

「ジャラ~ん♪」

頭のフレーズ(ラ・ド・ミ)だけをひくことです。

これなら、メロディーラインやリズムをくずさずに曲にとけ込むことができます。音源を知らない人が聞いても違和感はないでしょう。

ただ欲しかったスピード感はなくなってしまいますけどね。

わたしも、次の高いレベルの曲を演奏するときは、ハイハットをきざむのがキツくなってくると休憩としてよく使います。

完コピするには、自分がひける速度で練習を

しかし、でもこれでは、いつまでたっても速くギターはひけません。

もし、演奏速度が速すぎて自分の技術では追いつかないからといって、頭打ち奏法ばっかり使って曲をひいていたらどうなるのでしょう。

いつまでたっても、演奏技術のレベルは上がりませんよね?そのためには、ダウン奏法からアップダウン奏法に変える必要があります。

技術のレベルアップです。レベルはいきなり上がりません。まずは自分がまちがえなくひける速度に落として、ゆっくりとひくしかないのです。

そして、その速度で完璧にひけるようになったら、少し速い速度で練習することです。

「徐々にペースを上げていく」。これはドラムもいっしょです。

「楽譜に忠実、速度も同じく」再現するには速度を落として練習する

アナウンサーが滑舌(かつぜつ)をよくするために、早口言葉の練習をしているそうです。

ベテランになると、パッとお題を見ただけで早口言葉をスラスラとはなせるようになるといいます。

言いにくい言葉を最初から一度もまちがわずに言える人はいるのでしょうか。

いきなり最初から全力の速さで早口をいうよりも、まず最初にすることは、頭の中でそのことばをイメージすることです。

そして、「そのお題のことばを、一字一句、読めるような速度に落として発声すること」なはずです。

なぜなら、ゆっくりとしゃべれば、ことばを間違わずに読める確率が上がるからです。

真似するには便利な道具がある

「かっこいい!おれも真似したい」と、ダンスのふりつけを見て思ったとします。

テレビの前に釘付けになって、ふりつけを覚えようと必死に真似をしようと頑張っているところです。「速すぎてわからない・・」って誰もが思うことでしょう。

そうなると「ある道具」を使って細かい動きを研究しようと考えます。

それは、DVDプレイヤー使った方法です。録画した映像を一時停止したり、スローモーション機能を使うえば「どんな動きをしているのか」がよくわかります。

ダンス熟練者なら「このパターンと、このパターンを、アレンジした組み合わせね」と瞬時にある程度は理解することはできるでしょう。

でも、一発でまちがえなく再現するのはむずかしいものです。

やはり、ギターやアナウンサーと同じように、まずはゆっくりと練習をはじめるのではないでしょうか。

バンドは二人三脚のチームプレーです。誰か一人でも遅れては曲は完成しません。

一番遅い人に足並みを合わせれば、遅いながらもゴールできます。一人だけ速くても意味はないのです。

おわりに

「曲を台無しにしたくない」って気持ちはよーくわかります。

しかし、楽な演奏法を続けていては、いつまでたっても速く正確なプレイヤーにはなれません。

バンド練習だけを練習日にしている人は、このへんで、ちょっと考えてみましょう。一人でじっくりと個人練習をするしか楽器上達法はありません。

音楽は体育会系です。根性です。同じ動作の反復練習なくして上達はありえないでしょう。

▼筋肉は使い方次第です。
リンク速くても疲れないドラムの叩き方は、身体の能力を理解すれば解決する

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