大金を持った経験がないと、お金の使い方は分からない?「新居のための頭金」は貴重でした。

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は大金を手にすると気が大きくなるのはなぜなのか。

「なかった状態」から、

「ある」状態に変わるからです。

 

「あれ、欲しかったんだよね」

「いいよ、買っちゃおうよ」

「また貯めればいいさ」

家を建ててしまったら、もう大きく貯めることはむずかしいでしょう。ローン以外の出費がふえるからです。

大きな買い物をしても、小さく使い続けても、いつかお金はなくなります。

せっかくの貯金を無駄にしたくはないものです。

 

頭金って何なのでしょう。

家を持つことだけに使うお金だ」と私は思ってました。

この考えが失敗の始まりで、間違った判断をする大元でした。ここをおさえれば将来お金に困らないとふり返っています。

 

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意外と貯金は楽でした

はなしの前に、マイホーム購入当時の私の状態を箇条書きで説明してみます。

時は2005年くらい話ですよ。

 

  • 景気はまずまず(上向き)
  • 会社も仕事も安定
  • 自身の年収が過去最高(右方上がり)
  • 保育園児が1人
  • アパート住まい(家賃は安い)
  • 妻の収入(今の倍以上)

 

こんな感じです。

まとめると、生活費に余裕がありました。

もちろん、当時の平均年収よりもぐっと下ですからね。収入より収出が少なかったと言うことです。

 

正直なはなし頭金を貯めるの、にこれと言って苦労した実感がありません。お小遣いもそのままだったし、独身時代とあまりかわらない生活でしたから。

 

休みの日はいつも家にいるし、遊び歩く習慣もなく、お金がかからない趣味だったのも要因の一つ、だとふり返ってます。

趣味が「夫婦で家飲み」と言う「出不精のインドア派」だったからですけどね。

 

不摂生な生活はやめませんでしたが、あっという間に頭金は貯まりました。

(体に有害な悪習慣をやめるこに成功。10年以上すぎた現在も継続中です)

 

でも一番の要因は、長女がまだ幼く弟が生まれる前だったからです。だから、お金はすぐに貯められると言う幻想を持ってしまったんですよ。

 

それと、お金の管理は妻にまかせていたから、貯めている実感はありませんでした。やりくり上手な妻のおかげもありますでどね。

 

親のパックアップもプラスされ

貯めた頭金のほかに、夫婦両親から援助をいただけました。このサプライズのおかげで頭金は結構な額になりましたよ。

●豆知識

人からお金をもらうと、金額によっては税金の支払い義務が発生します。

年間110万円を超える場合は贈与税の対象になります。

 

しっかり税金を払って国に貢献しましょう。

ところで、贈与された事実を、どうやってお役所は知るのでしょうね。

でも、きちんとして置けば怖いものはありませんよ。

 

「独身のうちに貯金をしておけ」

よく聞くことばですよね?それは分かってます。

「はやく風呂に入っちゃえよ!」

「はやく宿題やっちゃいなよ!」

 

「分かってるよ!」

親から言われたくない言葉に似てます。

 

結婚して子供ができればお金はかかるのは誰でも分かります。

でも、分かると理解は違う意味なんです。

 

「骨を折ったら痛そう」

「骨を折るとすごく痛いよ」では、

理解度がちがいます。

「もう痛い思いはしたくない」

「何でこうなってしまったのか」反省から学ぶことが理解です。

 

独身うちに貯金をしておけと言った人は「自分が学んだから」あなたに伝えたいのですよ。

「うるさいなぁ・・私とあなたはちがいますからね」誰もが思うことでしょう。

私もその一人でしたよ。

 

失敗からの教訓と学び

その貯金は残して置きましょう

無計画なお金の使い方では将来、困ってしまうからです。

将来お金がかかることは、ある程度知ることができます。

 

  • 家族の成長によって変わる出費
  • 持っているものに対するメンテナンス費
  • 予期せぬ出費

 

「その情報を知っていればよかった」のではなく、この3つとシッカリ向き合えばよかったんですね。

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家を建てることを周りに話すと、たくさんのアドバイスをもらえます。

「でも私は大丈夫ですから」と「自分の場合は何とかなる」と考えてしまいがちです。自分たちを信じられなければ、何千万もする家なんて建てられないからです。

 

9年後のいま、「家を建てた先輩方が言ったとおり」になりつつあります。

そして、今度は私が誰かにこの事実を伝えているんですね。

家を建てた先輩方は未来預言者なのでしょうか?

ちがいますよね?

 

「見てみろ、あいつ絶対こうなるぜ?」

その先にある結果は、自分の経験から予測できたのでしょう。

 

基本的に大事にすること

「バランスが大事です」

どこかで聞いた言葉ですが、何と言ってもこの一言につきます。

一方に寄りすぎれば、もう一方がダメになりますからね。

 

おにぎりの具が少ないと物足りない。

具が大きいと「米を食った」満足感は減ってしまいます。

 

会社の同僚が、ブランド物の腕時計を見せびらかしてきます。素晴らしいはずの時計が安物にしか見えません。

収入に見合ったチョイスじゃないからです。

 

卵かけご飯の生卵が白身が多かったら、ドロっとして気持ち悪いです。

でも、黄身が多いのは許せるかも知れませんね?

世の中に絶対はありませんが、

「にわとりが生まれるための必要な配分」になっているのでしょうね。

 

これからの時代、何か一つに絞ることが成功の秘訣?

勉強や運動だけできてもダメなんです。

 

野球だけやってきた人が、野球が出来なくなったときは大変です。

世の中で生きていく武器が少ないからです。

国語、数学、理科、社会を平均的にとっていた人と、体育だけトップだった人とでは、次の職業の幅はせまくなります。

 

「勉強ばかりしてきた」お陰で大学に合格できました。

そこそこ良い企業に入れました。

不況でリストラされました。

行くところがありません。

仕方なく中小企業に入社しました。

そこには、中小企業に入れた「頭のレベル」の人がたくさんいます。

考え方もちがえば話も合いません。

ふつうの人たちは、

学生時代勉強だけではなく、ちゃんと遊んでいたからです。

 

遊びには「人間力」を育てる力があります。

これ以上は本題からはずれるので深くは書きませんが、バランスよく生きることが、賢い選択なんですよ。

 

おわりに

「人は大金を持つと気が大きくなる」と冒頭に書きました。でも、

「人はたくさんお金を持つと心にゆとりを持てる」とも言えます。

「お金がない」というストレスから開放されるからです。

 

過ぎたことは取り戻すことはできません。でも、あらためて、やり直すことはできます。

マイホームだけではなくすべてに置いて共通する考え方です。

どうかその貯金は「深く考えて使う」ことをオススメします。

 

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