隣との境界に段差がある人に告ぐ!土手に生えている雑草にはそれなりの役目がありましたよ

この記事は約6分で読めます。

 

その場所にあるもには理由がある場合があります。

でも、いらないのにあると邪魔だったりします。

では、そこにあるものを取っ払ってしまうと、どうなってしまうのでしょう。

 

土地の管理において草刈りは、かかせない作業の1つです。

しかし「何でもかんでも取ればいい」という分けではないようです。

今回は、「(がけ)に生えている雑草」の話をしてみますね。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

極力「低コスト」で庭を管理したい

「マイホームを持とう」って思ったとき、整地された分譲住宅を買う人だけとは限りません。

わたしはまったく整備してない(ただの農地)を買って家を建てました。だから、中途半端な部分が残ってしまっています。

お隣との境界線です。

 

がけ(段差)の部分を整地するには平の土地よりもお金はかかります。だから、そのまんまにしています。

「がけ」には、「崩れる」という言葉がセットでついてきます。

工事する以外に、がけ崩れを防げる方法ってなのでしょうか。

 

自生している雑草を残していたのには理由があった

今年もまた除草作業の時期がやって来たけど・・

「今年こそはやめよう」って思いつつ、毎年やってしまうのが、

「家庭菜園」です。

 

「へ~いいじゃないですか~畑・・」っていう声も聞こえてくるようですが、

「中断したい」って思うのには、ちょっと分けがあるんです。

 

とっても厄介な雑草が畑を侵食(しんしょく)していて、野菜を育てにくい環境にしているからです。

その雑草とは、(よし)のことです。

 

葦(よし、あし)川のはしっこや、田んぼのような水辺に生えている

すすきのように背が高くなるイネ科の植物。

 

もしかすると、わたしが住む、ずーと昔、この土地は田んぼだったのかも知れませんね。

棚田(たなだ)を想像してしまいましたよ。

農地から宅地に転用したので農地だったことは確かです。

 

葦(あし)→悪(あし)とも読めるため、良し(よし)になったという説もあります。「悪しからず」

→良し(よし)

「スルメ」→「アタリメ」と同じ原理なのでしょうか。

 

根が深く、すっごくかたい

まるで「竹」のように横へ成長します。

地上に生えている茎を刈り取っても消えてくれません。地面の下からニョキッと次々に生えてきて、生息エリアを広げていくんです。

人力で駆除するのにはものすごく根気がいります。ちゃんと刈り取ったと思っても、春になると、また生えてくるんです。

 

栽培しているエリアにまで生えてくると、野菜を育てるのにちょっと邪魔です。マルチシートを突き破ってしまうからです。

「除草剤を使って思い切って消滅させていまいたい」って思うけど、そうもいかない事情があるんです。

 

全滅させたいけど、できないのには理由がある

我が家の土地は、ゆるやかな傾斜地(勾配)になっています。

土地の一番下に畑があります。さらに下には、お隣さんの畑があります。

つまり「我が畑」と「お隣さんの畑」は段差があるんです。その段差の斜面に、根が深い雑草が生えています。

 

根深い雑草を取ってみた過去

むかし、斜面に生えている雑草を引っこ抜いたことがありました。すると、土砂崩れがけ崩れのような状態になったんですよ。

そうなんです。その雑草は段差になっている斜面の土が崩れないための、防壁の役割をしていたんですね。そうとは知らずに、素人がキレイにしてしまった。

その結果、角張っていた土手が丸みをおびてしまい、ちょっとだけ「がけ」が下がったんです。それは、土留(どどめ)の役目をなくしたからです。

 

人工的に「どどめ」をつくればいいじゃん?

土留(どどめ)とは、崩れを防ぐ方法のことです。

 

我が家の土地には「お隣さんとの境界線がはっきりいていな部分」があります。法律上、図面上は決まっているけど、塀(へい)とか、「物理的に取り決めされてない」という意味です。

がけ(畑)になっているの面が、その部分なんです。

 

我が家はハッキリ言って、土地を持て余している状況です。

「今すぐにでもお隣さんと境界線をどうのこうの」という状況でもなく、相手も、また同じ心境なのでしょう。(田舎は敷地が広いから土地に執着しない)

「隣の畑同士」という依然として「同じ状況を保ってる状態」が、とりあえずは良好なお隣さんとの関係としています。

 

だから、

「段差になっている弱い部分を守ってくれる雑草を(根こそぎ取るわけにはいかない)」という理由がうまれます。

コンクリートか何かで、どどめするとなると大変。面倒だし、お金もかかりますからね?

 

そして、わたしが畑として耕している領域にまで、その雑草が時間をかけて、侵入して来てしまって困っているという話なんです。

 

「がけの部分では生えていて欲しいけど、畑の部分には生えてこないで!」っていっても無理ですよね?自然が相手なんですから仕方ないことです。

 

いつも使っている除草剤では効き目が薄かった

土手にとって「よし」は必要です。でもこのままでは、引っ越して来たときの土地にもどってしまいます。妻と二人で人力でやっとの思いで駆除したからです。

 

なので、去年「よし」が生息しているエリアに除草剤をかけました。

ところが今年もまた生えています。根っこには効かなかったようです。

 

あしを全部枯らして、土手の部分に「リュウノヒゲ」でも植えようって考えてました。

また今年の秋にでも「よし」の除草にチャレンジしたいと思いましたよ。そのためには、強力な除草剤を探さないとね?あとで結果を追記したいです。

 

農業は草との戦いです

家庭菜園とはいえ、立派な農業です。自分で野菜を作るからです。

作物の成長にとって「草は良くない」といわれています。不耕起栽培といって、自然のままの状態で野菜を育てる栽培法もあります。

でも「草刈り」をするのが一般的です。草に栄養を取られたりしないし、商品として売れる形にするには、草刈りは基本だからです。

詳しい情報は知らないけど、農家さんがやっている管理法を、自然と真似してしまいます。

 

おわりに

がけの部分とキチンとする日が来るとしたら、

お隣さんが土地を手放したときか、息子の代に変わるときなのかも知れませんね。

まー「そのときが来たら考える」くらいでも、いいのではないでしょうか。

 

スポンサーリンク
よろしかったらシェアして下さい
スポンサーリンク

スポンサーリンク
72ログ
タイトルとURLをコピーしました