将来を想定した生け垣の植え方とは?近隣トラブルは未然に防ぐ

「隣との間に何か欲しいよね」

家を建て終えると、次は、庭の目隠しをつくりたくなります。

庭を囲ったプライベート空間は、人目を気にせずに好きなことが出来る理想郷です。そして同時に自分の敷地と隣の土地を区切る目印にもなります。

もめ事を起こさないためにも、よく考えてから木を植えましょうね。

前回は、「木を植える時期」と「目隠しの方法」についてお伝えしました。

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どの位置に木を植えるのかは重要です

まず、木ってどうやって成長するのでしょう。

「かべ」や「極端な日陰」のような特殊環境でないかぎり、四方八方に均等な円を描くように枝は伸びていくものです。

では、生け垣のお手入れをすることを想像してみてましょうよ。

もし、境界線ギリギリに木を植えたとしたらどうなってしまうのでしょうね。手前側と横側を切ることは楽ですが、木の裏側はどうやって切るのでしょうか。

裏側を切ることを考えなくてはいけませんからね

後ろ側も伸びることを想定して木を植えた方がイイんです。

極端な話、境界線から先は、

「断崖絶壁(だんがいぜっぺき)だ」と考えて木を植えれば、あとのお手入れは楽になるはずです。あなたが木を切るための十分なスペースをとりましよう。

となりの土地を使ってもいいのでは?

でも、わざとじゃないのだから、木を切る時期くらいはいいのでは?とも考える人もいると思います。そこで、ちょっとしたヒントを紹介しますね。

「となりの土地を利用しないと工事できない場合」は、となりの土地を利用してもよいと法律では言っています。

隣地使用権

境界線の近くで建物の建築、修繕をするときに、それが出来ない時には、となりの土地に立ち入りを求める権利がある。

(隣地の使用請求)

■ 民法第209条

土地の所有者は、境界又はその付近において障壁又は建物を築造し又は修繕するため必要な範囲内で、隣地の使用を請求することができる。ただし、隣人の承諾がなければ、その住家に立ち入ることはできない。

前項の場合において、隣人が損害を受けたときは、その償金を請求することができる。

● 引用元

リンクWIKIBOOKS

しかし、それは一時的な対処であって、

「(常にOK)と言う意味ではない」と解釈できます。だから、

自分の土地で木を切れる位置に生け垣を植える方が無難だと私は思いましたよ。

境界線の基準と判断

私の土地と隣の土地の境界線には土留を兼ねて、コンクリートの基礎で区切らています。

土地の面積の3/1がブロック塀で、3/1が生け垣で、残りの3/1は何の囲いもない状態です。

「どの位置をめあすにするのか」

最初の基礎工事の時に関係者の人から聞かれました。隣との境目には、プラスチック製の赤い杭(くい)で境界線を区切ってあります。

その杭のちょうど真ん中から手前が私の土地だと聞かさたのですが、私は、杭の真ん中ではなく、杭の面積から手前に塀を造ってもらったんですよ。つまり、杭の幅を捨てた状態でした。

境界線を引く場所を決めた理由

なぜかと言いうと、後でお隣さんと、トラブルになりたくなかったからです。

「何センチ間違っていたよ」とか言われたときに、はっきりと自分の権利を主張できるし、たとえ裁判になったとしても、人の心遣いを示すことができると思ったからです。

なぜかと言うと、私の実家は境界線を巡ってトラブルになったことがあるし、知り合い達の間でも、けっこう話を聞くからです。

今は誰も住んでない土地だけど、あとでどんな人がお隣さんになるのかは分かりません。一歩引く謙虚な姿勢で、境界線の施工の判断を決めましたよ。

ちなみに私の住まいは値段が安く広い土地です。「数センチくらどうでもいい」と思ったのも正直なところです。

まとめ

■ 生け垣を植える心構え3か条

✔ 定期的なメンテナンスが必要

✔ どの位置に植えるのかが重要

✔ お隣さんを考えて植える

人間関係の崩壊は小さなヒビからはじめることは少なくありませんから、相手の立場を考えてから行動に移したいものですね。

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