「外の水道の位置はココに欲しかった」住んで見てわかった最適な場所

この記事は約6分で読めます。

水道は近い方がいい

「ここに水道があったらよかったなぁ・・」って、家を建てた後に思うことがあります。

「でも仕方ないんですよね・・」設計の段階では気づかないのは当たり前だからです。

そしてマイホームを持つと、「アパートや実家住まいではしなかった管理」をするようになります。なぜなら自分の家になるからです。

管理するのに「」は大事なキーワードになります。

そんなわけで今回は、「後悔しない外の水道の位置」を、わたしの失敗を参考に考えてみましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

外の水道を配置する場所次第で未来は変わる?

我が家の水道の失敗から学ぼう

「外の水道は、どの位置に設置しますか?」って設計の段階で聴かれても中々想像しにくいものです。

わたしは「車を洗車すること」は想像できたので駐車場の近くに水道をつくることにしました。が、その他は実際に住んで見ないとイメージがわきませんでした。

■まずは我が家を上空から撮影した画像をご覧ください。

水道の位置

➊➋の印は水道がある場所です。

この位置だとちょっと不便です。この位置のデメリットを説明します。

「家の掃除と庭の水まきがしずらい」

特に窓の掃除が不便です。バケツに水をくめばすむことです。が、ホースを使った方が断然、掃除はかどります。

「庭木や芝生の水まきが不便」

庭木が1か所にあればいいのですが、たいてい家を囲んで植えるもの。北側には植えないものです。

なので「南側に水道があった方が便利」です。

「自分、庭に興味無いし・・」って思っていても変わる場合は大いにあります。わたしも最初そうでしたから、

我が家では、➊➋2ヶ所の水道を使わないと「東南西側の窓」を掃除できません。どちらかの水道をつかったとしても、最後の窓(東か西)1枚分ホースがとどかない、というもどかしさがあります。

どっちにしても家の全ての面を掃除するとなると、水道1か所では届かないから同じことなのですけどね?

ところが、➊➋の位置でもダメなことを発見、実際に住んでみて分かったことがあります。

2階にホースがとどくと便利

水道の位置

そうです、2階にホースがとどかないんです。

家の掃除は1階だけではありません。2階にも対応した水道の位置は重要です。

家の裏側(北側)の位置に水道を設置すると、正面(南側)の2階にホースがとどきにくい。

なので南側に水道があった方がいいという訳です。

▼ホースがベランダまで届くと便利です。

二階のベランダを水洗い「巻き取りホース」は使えたのか

意外とベランダは汚れる

ベランダがあるお宅なら尚更です。ベランダの床の土汚れや、ベランダの内張りにコケが生えている場合があります。

ベランダがない窓の掃除に最適!窓を取り外して掃除するにもベランダは便利な場所になります。
リンク大掃除は夏が最適?2階の窓はベランダでバシャバシャ洗おう

ベランダにホースがとどくとすっごく重宝しますよ。なぜならバケツを持って2階まで往復する手間がはぶけるからです。

バケツの水を替えるため、1階へ降りるのが面倒だから、ケチって水を使ったりします。でもホースがとどいたら大胆に水を使えます。

毎日することでもないけど、どうせ掃除するなら掃除するときに、しっかりと綺麗にしたいものですよね。

対角線にあると便利

水道の位置

外の水道は、家(土地)に対して対角線上につくった方がホースを最大限にいかせます。もし我が家の水道の位置が❸番に設置してあったら便利でした。

洗車のときは「➊の水道」をつかい、庭に水をまくときは「❸の水道」をつかえば1本のホースですむからです。

家の四季の様子を考えてみましょう

水道の位置

「対角線上ならどこでもいいの?」というわけでもありません。場合によっては、水道の蛇口をひねっても水がでない時期があります。

地域によって、水道が凍結します。

上の図を見てみましょう。➋の位置は北西の位置に水道がありますよね?

日がさす時間が遅いという状態でもあります。

最近では凍結防止装置がついた水柱も増えてきました。が、もし使いっぱなしだったり、使ったホースの中に水が残っていたら、ホースの残り水が凍ってしまうでしょう。

わたしなんかはずっとそのままです。ホースを物置などに片付ければ問題ないのですが、日焼けしてホースがデロデロになっています。

外のホースを使う頻度は断然、駐車場と南側が多いというのが住んでみた感想です。

記事に対しての反論

長いホースを使えばいいのでは?

きっとこの記事を読んで思いましたよね?でも実際値段は高いです。ホースはゴムですから消耗品です。

その人の価値観や経済状況によっては、いざ「買おう!」って思っても中々手が出ません。使う頻度が少ない商品にお金をかけるのは気が引けていまいます。

住宅ローンを組んだ後では、いままでの感覚ではいられなくなることもあったりします。

ホースの管理の手間

先程の話しに重複しますが、冬のホース管理が面倒です。例えば冬に洗車して、そのまま放置すればホースの中に水は残ります。

わたしは一段高い位置に「巻取り式延長ホース」の本体を置き、ホースを下にたらした状態で水抜きがてら巻き取ります。

でないと、いくら日中、日差しがあっても気温は低く氷は溶けないのです。これをおこたると次のとき直ぐ使えません。

水道の位置はバカにできないと学習しています。

他にも便利

そもそも、水道はホースを使わないように設置した方が便利です。

洗車や庭木の水まきだけではありません。庭でバーベキューしたり、小さいお子さんがいるご家庭ではプールに水をはったりします。

関連の記事も合わせて読んで見てください。

■水源は「庭にあったら便利なコンセントの位置」に共通しています。
リンク【新築設計】外のコンセント位置に迷ったらコレ!住んでわかった7つの想定

そして、もし火事になったときも助けになりそうです。家の隅々までホースがとどいたら延焼を防げるかも知れないからです。初期消火はとても重要だといわれてります。

おわりに

「なぜ北側に2ヶ所の位置に水道を設置したのか?」というと忘れました。

家の裏手側には水回りの設備が集まっています。施工の都合上よかったのかも知れませんね。コスパにもなります。

ちょっとしたことですが、住む人が便利で快適な設計にできるのが注文住宅の魅力です。

自分の未来像を思い描くのもいいものですよね。

▼関連記事

【新築設計・水回り】ベランダ掃除には大量の水が必要です

住まい
スポンサーリンク
よろしかったらシェアして下さい
スポンサーリンク

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました