職場のモラハラ社員を大人しくさせた私達の行動

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独り勝ちはではダメ

  • 自分が有利でないと気がすまない
  • 自分が優遇されて当然だ
  • 人は自分に尽くすもの

もし思いどりにならないと、

  • イヤミや小言や言葉の暴力
  • 人の弱みにつけ込みむ
  • 弱い人を操り仕掛けてくる

こんなモラハラ人に苦戦している人もいることでしょう。

 

わたし達もそんな迷惑社員に悩まされています。ところが一変。面白い状況になってきたので、その辺をお伝えします。

 

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人は同じことのくり返しに弱いもの。

まず、わたしの職場のモラハラ社員について簡単に書いてみます。

 

わたしの部署は、へんくつで暴力的なモラハラじいさんに日々悩まされ、みんな困り果てています。

 

▼ひねくれ者に困った件を書いてます。
リンク分かり合えない自己中者にどれだけ媚びても時間の無駄だという件

 

常識的に考えても筋の通らない要求はエスカレート。もう誰もどうすることもできません。楽で早く片付く業務を自分に回すようにモラハラを屈して圧力をかけてきます。

 

一日の大体のノルマがあるのですが、じいさんはお昼過ぎにはその日の仕事が終わろうとしているのに対して、他の人たちはその分、時間がかかってしまうといった感じです。

 

掃除にたとえると、じいさんにゴミ箱のゴミを捨てる楽な役を回してあげて、ほかの人たちはいつも床の雑巾がけやトイレの便器磨きをしているようなもの。

 

もし自分以外の人間が有利になろうものならイヤミや相手を挑発。何とか自分が有利になるために悪知恵で仕掛けてきます。

 

これが毎日続いてはノイローゼになる人がほとんど。どうにか「この苦痛から逃れたい」と思うのです。

 

最初は「ソレ違うでしょ?」的に対抗してケンカしたこともありました。力、優しさ、共感、色々と試したものの無駄でした。

 

結局面倒なので誰もが仕方なく流されてしまう。ソレを知ってかじいさん自身も学習していったのでしょう。

 

こうやって力をつけ、立ち位置が出来ると、中々その立場を変えていくのは簡単ではありません。支配構図は出来上がっていったのです。

 

そんなじいさんの機嫌を損ねない様な気づかいにうんざりといった状況です。

 

たとえ不道徳な人でもイジメてはいけない

このモラハラじいいさんに対してわたしがいまとっている対処法は、「自分の殻に閉じこもる」作戦です。

 

▼モラリストに対するわたしの対処法になっています。
リンク職場のモラハラ年配者から言葉の暴力に困惑した自分が今出来ること

 

といっても、完全無視ではありません。仕事は仕事です。

 

ほかの記事でも書いているのですが、わたしの職場はグループ作業の業務です。仕事の進め方、組み立て方など正解はありません。正解は変動するからです。

 

このじいさんは自分の都合で生きています。「何で人のためにやらなきゃなんねーんだ!!」とみんなの前で息巻いてました。

 

自己主張や指揮権を私達は放棄し、じいさんの言い成りになることが「自分の殻に閉じこもる」ということです。

 

それと、仕事以外の時間の行動も避けています。たとえば会社の出入り時間や、お昼休み、合間時間などです。

 

無理に付き合わないということです。

 

やっぱり独りは寂しいもの

人って独りでいると不安です。一人でもいから仲間と群れたくなってしまいます。同僚の集まりから離れ、独り行動をするのは結構辛いものがありました。

 

「なんか自分。まちがったことしているのでは?」多数決の心理で、コチラが悪で、あちらが正義に思えてしまうからです。

 

妄想もしました。

  • 「あいつまた独りでいるよ。バカじゃない」
  • 「じいさんは、こうやって手なづければいいんだよ」
  • 「もっと世渡り上手にならないと。子供じゃあるまいし」

 

  • とか思われているのでは?
  • やっぱりモラハラ人にこびった方が楽なのか?
  • みんな本当は嫌いだけど大人になって偉いなぁ

 

流されてしまう心との葛藤の日々でした。

 

長期的目線が勝利の秘訣

「”独りになる”ようりも”モラハラ人を孤立させることを考える方が早い”」と考えるのがふつうかも知れません。集団無視のようなこと。

 

でもわたしが「独りでいる道」を選んだのは、これまでの経験からあみ出した答でした。

 

「自分たちの利益のため”正義に反した行いをして勝ち取った仲間”など永続的な関係にはならいない」ことを観て学んだからです。

 

▼甘やかしで取り込んだ関係はもろいです。
リンク「楽しいだけ」のつながりからは本当の絆は生まれない。15年見て分かったこと

 

詳しくは忘れましたが、10年くらいはモラハラ人同士、団結していました。が、結局はこのへんくつじいいさんに愛想をつかしてもう一方のモラハラ人は離れていったのです。

 

早いはなし、そんな偽りの関係は空中分解。勝手に自滅して行く結果を知っていいるからです。

 

やっぱり「お互いが対等」でないと関係は続かない。

 

なぜなら、お互い身勝手な自己利益のために作られた関係だから。もし「お互いの敵」が消えたなら、今度は「お互いが敵」へと変わるでしょう。

 

なので、その意地悪じいさんを倒すために団結して上手くやり込めたとしても、それは一時の良い状況に過ぎません。

 

頼るべきはただ1人。自分自身。誰も巻き沿いにはしない。全ては自己責任の範疇で解決できると思うからです。

 

誰かを焚き付けて1人をやっつける作戦は後々、自分自身を苦しめるだけなのです。

 

モラハラ人の最終的な対処とはみんな同じだった

「どうにかなるだろう」どんなへんくつな人でも「何とかなる」って考えるのが人間です。逃げるよりも、中に飛び込むことで被害を少なくすることができます。

 

「○○さんすごいっす!」媚びへつらえば「可愛いヤツ」と思われ、敵と認識されないからです。情報を与えれば「使えるヤツ」になるから守ってくれるかも知れません。

 

しかしながら、自己中者とは意地悪な心の持ち主です。身内にも八つ当たりをしてきます。やがて人は離れていってしまう。自分を抑えて付き合った分、恨みを増すことでしょう。

 

いまわたしの職場のメンバーは、どちらかと言いうと「独り好きな同僚の組み合わせ」になっています。好き好んで仲間と群れることはありません。

 

わたしが偏屈モラハラじいさんから離れた様に他の同僚も同じように独りでいる様になりました。

 

「自分たちが間違っていた」とやっと気づいたからです。

 

仕事の空き時間のときには各自が別の場所でポツンと独りスマホをいじったりテレビを観たりしています。

 

やっぱり寂しいのでしょう。人恋しくなったのかも知れません。自然とモラハラ被害者同士が群れる様になりました。

 

先に独り集団から離れていったわたしに賛同するかのように・・相手にする価値のない人だと気づいたからなのかも知れません。

 

本当は被害にあった出来事を共有したと考えているのもお互い察しています。それでも誰もじいさんの悪口なんど言ってません。

 

でもそんなイヤな出来事は話さなくても分かってしまう。通じ合う中へと変わりました。

 

口裏を合わせて出来上がった関係ではなく、自然に集まったクラスタ。チームに強制はなく、いたって自由です。実に居心地がいい環境。

 

気づけば、モラハラへんくつじいさんは孤立しています。誰も近づかない。誰もそばにない。

 

本人も自分がやってきた行いを知ってか知らずか分かりませんが、こちらのクラスタに関わっても来ません。

 

じいいさん自身、もしかしたら、じいいさんがいつもやっている様に、「私達もじいさんをやっつける作戦を立てたのだ」と勝手に勘違いして、大人しくなったのかも知れません。

 

おわりに

じいさんも「これは一時の状況だ」と思って、大人しくしていれば、また自分(じいいさん)に追い風はやってくるって考えているのかも知れません。

 

この出来事を機会い改心してくれたらいいのですが・・きっと難しいことでしょう。なぜなら、偏屈になってしまう原因(本人の劣等感)を解決していないからです。

 

他のみんなと自分とのちがいによって傷ついているからでもあるのです。

 

▼我慢ばかりではダメですよ?
リンク職場のモラハラ人をひるませる対処法を考えてみた件

 

人間関係
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