「持ち家」VS「賃貸物件」人生にとってどっちがお得?まとめ

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「マイホームの購入か」

それとも、

「賃貸くらしを選ぼうか」

そろそろ選択を決断しなくてはいけない、人生の岐路に立たされている人はいませんか?

 

  1. マイホームで快適ライフ
  2. 賃貸でお気楽な人生
  3. 住宅ローンで苦しむ生き方
  4. アパートで不便な暮らし

 

人生において「何が本当の得」になるのでしょう。

それぞれのメリット・デメリットをご覧ください。

 

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持ち家のメリット

自己実現と達成感

持ち家の最大のメリットとは、

「一国一城の主」になれることです。

会社では平社員でも、家に帰れば自由な環境があなたを待っています。思い思いの時間をじっくりと味わえることでしょう。

 

自由設計が魅力

持ち家はアパートに比べて建物のつくりをこだわることが出来ます。

  • 「ここに窓が欲しい」
  • 「リビングは広くしたい」
  • 「キッチンはカントリー風にしたい」

 

■自分にあった生活仕様に設計できます。
リンク【新築設計】外のコンセント位置に迷ったらコレ!住んでわかった7つの想定

 

支払いが終われば自分の財産になる

自分の家を持つということは、

「自己投資」にもつながります。

平均寿命はのびています。老後も収入があるとはかぎりません。衣食住の「住」にかかる支払いがない状況です。

極論、電気・ガズ・水道が止められたとしても、雨風をしのぐことは出来ます。

 

社会的信用を得られる

銀行の審査が通ったのは、

「信用された」のと同じです。

家族の成長と共にお金はかかります。お金を借りるときも信用度がちがいます。

家を持つことは「覚悟や自覚を持った行動をする約束をした」のと同じです。

地域の人も安心して接してくれます。自分の住所を持っているのは強みになります。

 

生活の基盤があると人としてきちんとする

マイホームを持つことは、

「地に足をつける」のと同じです。

「一生ここ住むかも知れない」って思えるから行動もキチンとしてきます。

地域活動や子供会の行事などにも参加する意義も出てくるものです。

 

仕事に身が入る

マイホームを持つのはお金がかかります。ローンの返済に四苦八苦することでしょう。

「少しでも給料を増やしたい」って思えば行動が変わります。

  • 残業してお金を稼ごう
  • 昇進して給料を増やそう
  • 資格を取得して手当をつけてもらおう

仕事に対して前向きになれるメリットもあります。

 

■お金に対しての価値観が変わります。
リンクお金の上手な使い方の基本の「き」は、いつものアレを変えることでした

 

何をしようと自分の勝手

家をどうしようと「あなたの勝手」です。

  • 部屋にくぎを打つ
  • 壁に穴を開ける
  • 外壁を好きな色に塗り替える

家を自分好みにカスタマイズするのに何の制約もありません。

バルコニーやカーポートをつり、生活の向上する楽しみもあります。

 

子孫は経済的に楽になる

マイホームを持つということは、

「土地を購入する」ことでもあります。

もし「あなたが買った場所に将来(こどもが住む)」としたら、こどもは「家を建てる費用だけ」ですむから経済的負担を少なくすることが出来ます。

一生かけて返済する金額とはちがい、もっと短い期間の返済にできます。

老後も安泰です。こどもや孫と同居できる確率もあがることでしょう。

 

賃貸物件のメリット

あらゆる縛りがない

賃貸物件の最大のメリットは、

「気楽」の一言ではないでしょうか。

 

お金の自由がある

持ち家とちがい、支払いに対しての「覚悟」がありません。

制約がない分、比較的自由なお金使いができます。

  • 趣味にお金をかけられる
  • 交遊費をかけられる
  • 新商品に手が出せる

「衣」「食」にお金をかけられることも賃貸のメリットです。

 

いつでも引っ越せる

気が向いたら住む場所を変えられるのも魅力です。

自分がその場所に住むことが不都合になったときにサッと引っ越せます。

住む際に入念な調査の必要もなく、安易に住む場所を選べます。

 

■迷惑住民には困ってしまいます。
リンク「近所の人が外でゴミを燃やした煙が臭って困ってます」やっていいこと悪いこととは?

 

不慮の事態にも直ぐ対応できる

最近地球が変です。

  • 異常気象や大震災
  • 転職や転勤
  • 家族の都合での転居

もしもの時でも安心です。すぐに対応できます。

 

持メンテナンス費がかからない

基本的に家賃さえ払っていればずっと住むことができます。

設備が故障しても管理会社や大家さんに連絡するだけで、費用はかかりません。

 

■設備とは消耗品です。
リンク知らないと面倒なことに?浄化槽エアーポンプに必要な2つの条件

 

面倒な近所つき合いを避けられる

昔とちがい現代社会は個人主義の人が増えてきています。

自治会や地域活動に参加しないですむことも賃貸のメリットです。

 

持ち家のデメリット

■持ち家のデメリットは賃貸のメリットになります。

ローンによる経済負担

持ち家は「お金の自由」がなくなります。

毎月決まったお金を銀行に返済する義務があります。なので、計画的なお金の使い方が必要です。思いつきでお金は使えません。

「欲しいもの」「やりたいこと」を我慢しなくてはなりません。もし、お金に余裕があっても、念のために使えなくなります。

 

■お金の使い方の書評です。
リンクそのお金の使い方大丈夫?将来貧乏になりたい人は見ないでください

 

貯金ができない

賃貸も持ち家も同様、月払いでの支払いがあります。

家族がいれば生活費もかかります。

独身者や実家暮らしのような、お金の自由はなくなるでしょう。

 

維持費ローン以外の出費

毎月の返済金のほかに、

「固定資産税」の対象になっています。

地価によって税金の額が変わります。田舎とはちがい「条件のいい場所に住んでいる」としたら、支払いが高くなります。賃貸にはないデメリットです。

 

メンテナンス費用(設備の老朽化)

家や設備は時間と共にダメになります。

  • 外壁と屋根の塗装
  • 上下水道などの水回り
  • お風呂やキッチン設備

早い場合だと10年もしないで修理交換になったり、設備によっては数十万円かかるケースもあります。

そして、30年もすればリホームする状態が待っています。

「メンテナンス費が持ち家の最大のデメリット」と考えられます。

 

不慮の出来事による損失

生きていれば予想も出来ない状況になる場合もあります。

気軽に転職できない

転職にはリスクがあります。気軽に出来る行動ではありません。年齢が高い人だと躊躇するのは当たり前のことです。

転職した結果、給料が下がってしまっては大変です。毎月の支払いに支障をきたす恐れがあります。

仕事選びは給料だけではありませんよね?やり甲斐とか人間関係もとても重要です。先が分からない状況に飛び込むのは、すっごく心配です。

 

■転職したくなるかも知れません。
リンク40過ぎたけど会社辞めたい?逃げる前に伝えたい「たった1つのことば」

 

天災

前章で話したように、いつどこでどんな天災が起きるのかは分かりません。

台風・大地震・津波・竜巻・雷など、予想もしてないリスクも考えられます。

もしもの備えがあれば安心です。そして、保険料を払うこともデメリットと言えるでしょう。

 

一生そこに住む覚悟

一生その場所に住むということは、

「コミュニティ意識」が必要です。

もめごとを避けて暮らすということです。

理不尽や不本意がまかり通るのが人の世の常です。我慢をした方が丸く収まる場合もあります。大人の選択をする状況もあるでしょう。

 

精神的負担も大きい

せっかくのマイホームを手放すことは避けたい事情です。

ステータスを維持するための「気遣い」も心配事の1つです。

一人だけならまだしも、家族がいるならもっと頑張らなくてはいけません。

 

賃貸物件のデメリット

いくら払っても自分の財産にならない

せっかく部屋をカスタマイズしても無駄になります。

たとえば、アジアンテイスト風に部屋をアレンジしても、引っ越すときに壊さなくてはなりません。それどころか、傷つけた代償も請求されてしまいます。

 

建物のつくりが貧素

マンションは別として、アパートは建物のクオリティーは低くつくられています。

プライバシーが気になる

一軒家(貸家)は別として、隣り合ったアパートは壁一枚で仕切られているだけです。昔の長屋と現代建築はちがいます。でも「同じ屋根の下に住む」ことに変わりないでしょう。

アパートには色々な人が住んでいます。

  • 夜中に洗濯機を回す人
  • 小さなお子様がいるご家庭
  • どこの誰か分からない

これが賃貸に住む最大のデメリットになります。

 

気候による影響がある

物件には様々な条件があります。

そもそも、建物が古いと過ごしやすい設計ではありません。

経費節減のために建物のクオリティーを下げていることも考えられます。壁の中身は見えませんからね?日当たりも関係してきます。

そうなると気候による影響をもろに受けてしまいます。暑さ寒さによって光熱費がかさむでしょう。これも立派なデメリットです。

 

社会的信用が薄い

わたしは以前、長い間、貸家に住んでたことがあります。

そして住む家の前に新築が立ちました。

家主は引っ越しのご挨拶をしに近所を回って歩いていたのですが、目の前に住む我が家に来ることはありませんでした。

「賃貸は、どうせ引っ越して行く人たち」

対等な関係とは認めてはもらえなかった様です。悲しいことですが、これも事実です。

 

お金の自由によってお金を使い過ぎる

すべての人に当てはまるわけでは無いのですが、最後に一番問題なことがあります。

お気楽ということは、

「財布のひもがゆるむ」ということでもあります。

若い頃と同じような生活を続けている人は往々にして存在します。経済的余裕が危機感を持てない最大の理由なのでしょう。

かえって、ローン債務者の方が蓄えが多い場合もあるのです。危機感が浪費するのをおさえる役目になっているからです。

 

おわりに

いかがでしたか?

ざっくりではありますが、わたしが感じた事実を書き並べてみました。

「どっちがいいのか?」はその時々で変わるものです。正解は無いでしょう。

「あなたの人生の目的にあった選択」をすることが一番のような気がします。

いずれにしても、自立して生きることは大変ですよね?

 

■人の欲求について書いています。
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