自分の気持を言葉にしなくては伝わらない。
話しても全ては理解できないものです。
だったらそんな不確かなことを期待して待っているのをやめることです。
もし、「こうなったらいいなぁ」って考えているのなら、迷わず自分で動きましょう。
世の中には色々と道理もある。気遣いも大事です。けれどストレスから自由になるには、そんな考えは一旦捨てること。
ワガママとは「本当の自分」になること。身勝手とはちがいます。素直な感情表現なのです。
お金の使い方の概念は人それぞれで正解はない。それでも自分最適化を捨ててはダメ
- 男と女
- 大人と子供
- 貧乏な家柄と金持ち育ち
- 苦労の連続と順風な人生
人によってお金の概念はちがいます。経験によって考え方は千差万別。意見が割れて当然です。
ここに低所得の家庭があるとします。
奥さんとしては「一円でも安い買い物」をしようとするでしょう。だって安いんだもん。金庫番としては当然の考えです。
美味しいからといって高価な肉ばかりでは赤字です。しっかりと財布の管理をするもの。本当にありがたい役割です。
そして旦那は「体力を消耗する業務をしている」と過程します。たとえばこんな感じの人。
- スーツ姿で夏の外回りの営業
- 炎天下、建築現場での肉体労働
- 高温多湿な工場内での作業
夏の現場は半端ない。
それなのに、もし奥さんが旦那さんの下着を”値段だけで決めている”としたら、旦那は最悪です。夏バテします。
歳もとれば若い頃のようにはいきません。てか頑張れない。体がいうことを効かないから。
- 暑い!仕事のパフォーマンスは下がる
- 異常に疲れる。やる気にならない。サボる
- イイ結果が出ない
- 給料も上がらない
- 出世しない
- 奥さんは冷たくなる
- 旦那はイジケル
- 会社では「働かないおじさん化」する
- 仕事以外に楽しみを見出す(趣味)
- 気を紛らわす行為をする(酒・ギャンブル・大人の遊び)
- 家庭に目を向けなくなる
まーこれは最悪のパターンだけど、わたしの周りを見てもあり得る事情です。奥さんが自分や子供のことにはお金をかけているのに、旦那は蚊帳の外。見ていてほんと可愛そう。
もし、あなた自身も「こうなっている。そうなりつつある。こんな結末になりたくない」のなら、
仕事のパフォーマンスが下がらないための必要な武器として、そのアイテムを自腹を切ってでも手に入れることです。
「なんでお小遣いから払わなきゃならないの?」って思うかも知れないし、「てか、そんなにもらってない」って人もいることでしょう。
それでも自分の状況を説明しても分からない相手にイライラするのなら期待するのをやめることです。
パフォーマンスが下がってしまうのを知っていながら安物を我慢するのはやめましょう。もしかしたら奥さんはそんな事情を知らないのかも知れません。
「俺が自分で買ってくる」って言えばいいんです。だって夏の現場は生死にかかわることだからです。
「他人まかせと」は妥協(だきょう)を選ぶこと。自分最適化を目指すなら自分で行動を
今回わたしがこの記事を書こうと思ったいきさつは、最悪な装備で夏の現場を体験したからです。
■装備とは、
- 通気性の悪いポリエステル多めの安い肌着
- 1.5Lの水筒があるのに、500mlの水筒に、お手製の麦茶を持参
最悪を経験することとは自分を追い込むこと。あえて自分をピンチにさせることで、行動を起こすように自分へと仕向けました。
でないと、ほんと、動かない。腰が重く行動力が低い人間だからです。
その結果どうなったのかと言えば、当然、最悪でした。場所によっては40℃を超える環境もあるからです。
通気性がよくない下着で中はムレムレ。のどは乾いても飲み物は底をつきてしまう。水道の水を飲むか、自販機でジュースを買うしかない状況下での作業。
汗をかけばミネラルも出てしまう。水だけで体力は復活しないことも知っています。それでも、あえて水だけでしのぎましたよ。
わたしはケチ。いや自制が効くタイプ。目的のためにお金管理をしている身。
夏場、体の乾きを満たすには一日に最低350缶のジュースを5本は必要です。120×6×25日で一万五千円の消費になってしまう。
そんなお金はありませぬ。
妻も少ない給料の中から一生懸命やりくりしてくれています。それなのに買ってきた商品や、足りない道具に意見するのはちょっと気が引けてしまいす。
だって自分で買おうと思えば買える商品の値段だから。「お小遣いがあるでしょ?足りない飲み物、ジュースくらい自分で買えば?」ってふつうに考えて当然です。
テレビのインタビューで世のお父さん方を観ても、お小遣いで飲んだり食ったりしていますしね。
それに、実際にあの暑さを体験しないと、現場の気持ちは分からない。
だったら自分のことは自分でやればいい。寸分の狂いもないことを、人は他人には与えられないからです。
本当に必要な買い物にはスペックを重視する
ということで、仕事のパフォーマンスを上げるため、寿命を上げるために欲しいアイテムを買いに行きました。
肌着は同じ化学繊維でも通気性がよく、サラッとした肌触りの下着。ちなみに商品はユニクロのエアリズム。以前着ていたので、その効果を体験ずみだからです。
似たような商品が格安ブランドでも売っていて、もっと低価格の商品もあるそうです。
なぜ1.5Lの水筒を持っているのに、少ない容量の水筒を持って行ったのかというと、自宅で水出し麦茶を入れる容器が1つしかないから。
いままでは、ペットボトルの飽き容器と2つで麦茶をつくっていました。細長いヤツです。
でも、同じペットボトルをずっと使い込むと不衛生。そのために毎回2Lのジュースを買ったのでは意味がない。
なので、もう1つ「水出しポット」を買ってきたというわけです。
別に妻に「肌着とポットを買ってきて」って言ってもよかったのですが、自分で買うことにしました。事細かく説明するよりも自分で選んだ方が間違えないからです。
Vネックとかノースリーブとか・・
Tシャツを着ても下着が出ないサイズとか・・
これで、1.5L中身が入る水筒を持っていくことができます。少ない飲水をチビチビとケチって飲まずにすみそうです。命がつながりました。
おわりに
こんな記事を書くと「あなたの奥さんってどうなの?」と思うことでしょうが、それには理由があるんです。
以前わたしは断捨離に”こっていた”時期があります。そしてシンプルライルとかもかじっていて、物を持たない生き方も学びました。
つまり、無駄なことにはお金をかけず、本当に必要なものにはお金をおしまない思考になっていた。
趣味が変わってしまい、自分に関わる物は自分で選ぶ。自分の服は自分が買いに行く様になったのです。小遣いでは無理な買い物は後請求。安いものは自腹を切る。
流行り物ではなく、生地や仕立がいいオーソドックスな定番の服。着心地もよく、ずっと着れます。トータルで安い買い物です。
その分、他に無駄な「欲の部分」は手放しています(晩酌など)。その「ちょっと高い物」を手に入れる価値に気づいてしまった。
しかしながら、今回「良いポットはどれぞや?の目線で商品を選ぶのって大変なんだなぁ」って実感です。高過ぎてもアホだし、安くても使えなくちゃ意味がないしです。
少ない家計から”日々いかに悩んで買い物をしているのか”。妻の苦労をちょっとだけですが体験出ましたよ。
いつまでも妻に依存してはいけません。いまは昭和ではない。独身じゃなくても、自分が出来ることを少しでも増やしていきたいものです。
それが余計なことだったりして(^.^;
もっと探してみる