親の言うことを聞いている内は親を超えられない

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枠から飛び出そう

樹を挿し木して思うことをポエムってみた。

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生物は本来、養育者から巣立つことで大きく育って行ける

同じ日に挿し木した苗木達。

あれから2年9ヶ月経過。

大きな鉢に肥料と共に植え替えた方は、小さなポットよりもかなり大きくなった。

とはいえ、いくら日に当て水を与えても成長には限界がある。

それは人も同じではないか。

せまく窮屈な環境に押し込めるよりも、のびのび育てる方が大きく育つ。

のびのびとは自分らしさ。

そのためには、とにかく自由に足をのばすスペースが必要だ。

足を伸ばすとは、臆せず色んな人に交わってみること。考え方に触れること。

よくわからないけど、とりあえずやってみること。

ところが「親の考え方」という枠が、あなたの才能を押し込めている。

親はなくとも子は育つ。それは植物を見れば一目瞭然。

放っておけば、やがてポットの下から根が地面に生え広がり自然に大きくなる。

ある程度成長した子供がお腹が空いたとき、自分で何か食べようとするだろう。

もし家の中に食べ物がなければ外に探しに出る。

やがて自らの力でその窮屈な小さな鉢を壊し見事な大木に育っていく。

でももし外から何か支援されたら部屋を出る必要はなくずっとそのままだ。

逆にいえば、親が管理するから成長できないともいえるだろう。

確かに適切な肥料を入れた大きな鉢に植え替えれば大きくは成る。

そうやって親の言いつけ通りに動けばそれなりに育つだろう。

でもそれだと、鉢植えのサイズよりも大きくならない。

いつまでたっても籠の中の鳥。

羽を広げ大空に羽ばたくには、鉢から根を出すこと。

親の枠から出る必要がある。

親の「こう成ってほしい」ではなく、自分の「こう成りたい」を大事にすべき。

なぜなら親は自分の経験でものをいうから。

その経験は、その人、その時、その時代、タイミングや運によって成し遂げたものでしかなく再現性は低い。

時代は常に変化している。

直ぐに成し遂げたものは弱く脆いもの。

小手先のテクニックで身につけた技で、一気に根を伸ばすのではなく、植物の様に徐々に広げていくことが必要だ。

自分でやってみて失敗を繰り返しつかんだノウハウこそ、自分を助けるログポースとなる。

そして根という行動を張ってこそ人格という枝葉は大きくなっていく。

そうなれたら、たとえ雨が降らなくても、風が強くても、日がささなくても持ちこたえることが出来る。

人生にピンチは何度もやってくる。そのとき自分を支えるのは行動して得た数々の自信。

もう親という入れ物は要らない。

せまい考えにならないためには、その小さな自分の部屋から一歩外に出てみることだと思う。

おわりに

鉢植えという管理から開放されると、挿し木達は大きく成長して行ける。

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