トレーニングジムや、その辺の体育館などを利用するときに、
- 何かそれ用の靴が欲しい
- けどそんなにお金をかけたくない
って人は、ちょっとチープではありますが、コスパな靴がワークマンにありました。
実際に使った感想などもふくめて書いてみます。
軽い筋トレには「シッカリとした靴」じゃなくてもイイ
わたしは会社のトレーニングジムで筋トレするために必要な運動靴をWORKMANで買いました。
しかも当時の値段で693円(税込み)。なぜそこに行き着いたのかと言うと、ネット検索した結果、気になる商品を見つけたから。
本気モードの人達の間で、安くて性能が良い靴として紹介されてました。靴底がポイントです。
それは今回の商品ではなく、そこの部分が職人さんが履く地下足袋(たび)の様な構造で、更にもっとシッカリとした作りで、値段もちょい高めの靴でした。
ん・・どっちにするか?迷いましたが、わたしの場合、それほど重い物は使わないので、取り敢えず試しにコスパな方を選んだという流れです。
半年後の状況は?
で、使ってみた感想など結論からいいますと、全然悪くない。
糸のほつれは最初からだったのか?忘れましたが、機能的には問題なし。ほぼ買ったままの状態です。
◼靴の使い方を簡単に説明しますと、
- 試用期間=7ヶ月
- 使用頻度=週2回・20分~40分
- トレーニング内容=自重(60k)以上は上げない
レビュー星で例えると、★★★☆☆星3つってところです。
もしランニングマシーンや、重量上での記録を出すことや、ベリーマッチョになるべく重い負荷をかけるのが目的なら、この靴はちょっと考えもの。なぜなら「ただの履物」だから。
ディティール感は、あの有名な靴
実際この靴を履いた時の最初の感想は、これって”コ◯バース?”
そしてよくよく考えると、学校で履いた”上履き(うわばき)”に似ています。個人的には特に、中敷き感がそっくりな印象でした。(クッション無し)
運動靴なら足にフットする感覚がありますよね?けどこういった形状って長靴の様な感覚。つま先立ちすると、指の付け根辺りにペコっと隙間ができてしまうのは一緒でした。
そんなコスパで貧素な商品ではありますが、メリットはあるものです。
この商品の靴底は薄いです。普通に考えて、靴底が薄い方が足裏の感覚は素足に近い。高さが無い分、安全ではないでしょうか?(くじく確率も減る)
ダンベル・バーベル・機械などを使った筋トレは基本動きませんよね。素早く動いたり、走ることもない。
そんな、軽くトレーニングする程度で、お金もかけられない、もし無くしたり処分されてしまっても後悔しない自分にとってこの靴は丁度いい商品でした。
問題は足を広げて立ちながら、重いものを持ったとき、靴の外側に負荷がかかるので、その重さに耐えられるのか?です。
まぁ正直、この値段ですから壊れても諦めはつきますし、「次はもっと良いものを買おう!」って思えるし「物を見定める賢さも手に入れることが出来た」とポジティブになれることでしょう。
見栄っ張りな世代にはハードルが高い
日本人は基本、見栄っ張りな国民です。
一昔も二昔も前の話ですが、例えばジーパン1つ選ぶにしても「EDWIN」か?「LEVIS」か?などブランド物であることは必須条件。
今のおっさん達のアンダーといえばジーンズが定番でした。そして今、若い世代はジーンズはかないと聞いています。
さらに「ユニクロ」や「しまむら」など自社ブランド製のジーパンが低価格で売られています。
話を戻すと、私達世代で、しかもお金に余裕がある。それかファッションにこだわりがるって人が、その安物のジーパンを選ぶこと抵抗がある、という話。
つまり、このWORKMANの超コスパシューズを買うことへの躊躇(ちゅうちょ)。
しかし、時代は変わりました。
同じ様に、かつて車を選ぶ基準とはカッコよさでした。スポーツカーや高級セダンがそのシェアをしめていましたよね。
そして今どうでしょう。軽自動車が人気です。しかも形はボックスタイプ。カッコよさよりも、機能重視へと時代はシフトしています。
さらに燃費や維持費が安くなるタイプを選ぶのは当然の流れになりつつある。けど以前の様な高級セダンやスポーツタイプを選ぶ人もいる。つまり多種多様になっています。
そう考えると、
- 機能的なこの靴でトレーニングを!
- ブランド物のメーカー品で
などとは一概に言えず、自分のニーズに合えばいい。そしてそれを時代は受け入れてくれている。
実際、WORKMAN店舗に買いに行ったときの第一印象は、「あれ?車が一杯だ!」駐車場に車を止めるスペースが少なかったことです。
かつてWORKMANは仕事をするための作業服や関連商品を買い求める人だけでした。なのでいつもお店は閑散としていました。
けど今、主婦や若い世代が服を買いに来る様になっています。
オシャレでカッコよく機能的でコスパな商品に需要がある。
いままでリッチな経済観念を持っていた層の人や、おっさん世代にとって、1000円以下の靴を買うことへの抵抗はあるのは仕方がありません。
けど、実際、使ってみて分かったのは、用を足せればそれで良いということです。
おわりに
アレコレ迷うより、取り敢えず一歩踏み出すことで先が見えてきます。
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