ニートな自分に自信が持てない人は筋トレで脳内麻薬に頼ればいい

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筋トレでも人生は変る

私事で恐縮ですが、この記事を書く7ヶ月前から、ちょっとした家トレを始めていました。

次第にまた会社にあるジムで体を鍛え出し、習慣化しようとしています。

今回、第一の目的は、精神面に現れるポジティブな効用。

理由は、その効果を脳が忘れられないからです。

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やっぱり筋トレ効果は絶大!身も心も前向きになり始める

筋トレは”素晴らしい”と認識した出来事

わたしは現在アラフォー世代。20代後半くらいから会社にあるジムを利用してパワーリフティングのマネごとをして体を鍛えていた時期がありました。なぜ筋トレしようと思ったのかと言うと、

  • 元々ガリガリの痩せ型だったわたしが、
  • 社会人になり、重い物を持つ仕事をした結果、
  • 普通の人よりも力がつき、見た目も細マッチョになり、
  • その変化したボディをみんなが褒めてくれたことで嬉しくなり、
  • ダメだった自分に自信を持たせてくれたから。

当時18歳、新卒で入社した会社を3ヶ月で辞めてからしばらくは半ニートな生活をしてました。

完全に無職状態な時もあれば、働き口が決まっても休みがちだったりなど。昼間家にいて、夜になると遊びに出る。家に家族がいない時間に朝帰りして寝る。ダラダラな日々でした。

悪いこともしましたが、いまではそれも思い出です。

そして夕方になると「明日こそは就活する!」と決意するもどうしてイイか分からず、また夜が来る、の繰り返し。アルコールを、はくまで飲んで暴れたりもしましたね。(>ω<)

そんな社会不適用で落ちこぼれな自分がみじめでなりません。きっとニート経験者ならわかると思います。

自の性格によって自分で自分の勇気をくじいてしまい「常に自分は他人よりも劣っている、みんなわたしを馬鹿にしているのでは?かろうじてつながっている人達に合わせないと捨てられる。生きられない」

と生命の危険を無意識ながらも感じたから、足並みをそろえてしまう思考になったのでしょう。

そのトンネルから抜け出す間に、いまのわたしのネガティブで劣等感の塊な性格が作られたと振り返っています。ちょっと話が長くなりましたね。^^;

自分に合った職業はある

そんな基本ナマケモノなわたしが最初の会社が長続きした仕事は運輸業でした。自分の性格にあった内容だったのはもちろんですが、

重い荷物をおろし終えた後、1つ高い位置の運転席に乗り、街や高速や緑の中や海岸沿いを走りぬけ、窓から入り込む爽やかな風を感じつつ、一仕事終えた達成感が心地よかったから。

そして、会社員とはちがい、時間管理は自分次第。この荷物を運んでから昼飯、など、自分で決められるのは、ある意味社長。やることさえやれば自由です。

わたしは運送屋の寮に住み込みで働き出しました。実際、きつい内容のため、新人は直ぐに辞めてしまうそうです。

「どうせ続かないだろう・・」と思われる中、痩せ型で軟弱なわたしがその辛い内容を一定期間クリアーしてしまい、「中々出来ることじゃないよ」と認められたことが自信となったのです。

スポーツ経験も無く、ボー切れの様なわたしが、以外にも輸送業が性格にマッチしていたのです。なので、何が自分にに合った職業なのかは、やってみなくちゃ分かりません。

筋トレ フェードアウトの理由とは、辛い、飽きた、よりも人生から逃げていただけ

話を最初の会社のジムで筋トレをした時期にもどします。

数年続けた筋トレも次第にフェードアウト。無理な筋トレによる体の故障や、仕事が忙しかった理由もありますが、それだけではありません。

やりたい気持ちによりも、「そこでの人間関係が面倒」が第一の理由でした。筋トレ器具に対して利用者が多いし、そこまで本気モードでもなかったから。

正直にいいますと、「○○を本気でやってます」的な人を斜めから見る自分がいるからです。そんな人を”かっこいい”と勘違いしていました。

ですが、本音では、「本気でやってます」と大々的に宣伝した結果、上手くいかなかったとしたら、馬鹿にされそう。出来た人と比較されたくない、

けどそれは、出来ない自分を認めたくないってこと。

つまり本気モードにならないことで、「本当はやれば出来る」という余地を残しておきたかったのです。

  • 「ちょっとやったら簡単に出来ちゃった」な人でいたい、
  • 「一生懸命やっているのに結果が出ない」な人になりたくない、

ただのカッコつけ。(-д☆)キラッ

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」「カッコつけていると、いつか格好悪くなる」というのにです。

何か女々しいというか・・そんな「たまに見かけるわたしを見て周囲の人達はどう思うのだろう」と考えたりもして、中途半端な自分が好きになれない感じでしたよ。

運動とは精神安定剤も兼ねている

なぜ、そんな思いをしてまで、筋トレをしてしまうのでしょうか。

この当時は分からなく、最近わかりました。それは人は運動すると脳内に様々なホルモンが出て、ポジティブな気持ちになれる効用があるからなんですね。

ドーパミン・セロトニン・エンドルフィン・ノルアドレナリンなどにより脳が活性化するから。

モチベーションや集中力を高めたり、ストレスやプレッシャーに強くなったりなど、正にニート上がりにとっては、大変重要なものだったのです。

  • 新しいことへの挑戦力、
  • 嫌なことがあっても気にならない、
  • 気にすることがっても忘れられる、
  • 落ち込んでから回復も早い、

個人的には、そんな効果を肌で実感しています。だから、運動を辞める、また始めるを繰り返してしまうのです。これは脳内麻薬と言われているからで、脳が快を感じているからなんですね。

ニートで社会の底辺を味わってからの立ち上がりと、仕事をする喜びもプラスした記憶が元となり、筋トレとは自分の中で「良い習慣」だと脳が認識したのでしょう。

重い荷物をおろす作業によって、「快」や「達成感」が充実感となり、何とか社会人になれたのです。

もちろん当時の給料が半端なく高かったのも報酬(自信)になっています。

おわりに

人は体を使ってこそ健康でいられる様に出来ています。

「筋トレでマッチョになるために」から「筋トレでメンタルを強くする」へと目的を変えての再始動です。

これなら、別にジムでの筋トレにこだわらなくても続けられるでしょう。脳内にポジティブになれるホルモンが出る様な運動をしていきたいと思います。

あがり症のドキドキ反射は止められない。それでも出来ることはある?

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