ブログ書いてますか?
このブログはお陰様で2年目に突入です。一度ちょっとした上昇気流に乗りかかったけど、最近PVは右肩下がりです。
もちろんそれはわたし自身の能力から出た結果のこと。とはいえGoogleアルゴリズムの影響が強いと分析しています。なぜなら2018年8月を境にPVは急降下しているからです。
読者目線のノウハウ系ブログを続けることが、本当に自分の満足につながるのでしょうか。
とにかく何を置いても書かないことには何も始まらない
きっと年末年始のブログ記事って、その年の反省や新年度に対する思い入れなどが書かれていることでしょう。特に無料ブログなんかはその傾向が大きいです。てか、それがメインですからね。
でも、自分でサイトを立ち上げているブロガーは思い入れがちがいます。お金をかけています。元手くらいは取り返したく必死です。「書きたいこと=記事」ばかりではありません。
「人気ブログでもない自分が個人的な話を書いても読まれない」と考えてしまい、どうしても検索を意識した記事を書いてしまいがちだったりもすることでしょう。
そうなると「時事ネタ」ではなく、いつの時代でも通用する様な記事をポストして、「出来るだけ永く検索されたい」と考えてしまうものです。
なぜなら、精魂込めて書き上げたコンテンツとは我が子の様に愛着があるし、上手くいけば不労所得にも成り得るからです。それがモチベーションにもつながります。(^.^;
そうなると
- 面白いネタじゃないから書かない方がいい
- Googleからの評価を下げたくない
- 記事が増えるとサイトが重くなる
となってしまう。この現象は多くのブロガーがおちいるパターンだと聞いています。
そしてわたし自身、今この状況と戦っています。けれどこの現象を言い換えると、
- 「今日は化粧の乗りが良くない。彼氏に会わない方がいい」
- 「今夜は子供が好きな食材がそろわない。夕食はぬきね?」
- 「ミリオンセラーになりそうもない曲ばかり。新曲は出しません」
など、考える様なものです。言い換えるならそれは「負のスパイラルに入る段階」の予兆です。なぜなら、
何かを出さないと何も始まらないし、状況を維持することも出来ません。もう、これは当然の法則だからです。
提供できることは他にもあるはず
確かに”今までの『味』を変えないこと”で価値を高めた実績も世の中にはある様です。
- 米不足でも、タイ米は使わない
- 牛肉問題の時でも、別の国の牛肉は使わない
- 味が変わるなら、その商品は売りません
そうやってブランディングしたからこそ消費者の指示を受けたお店もありましたよね。タイ米の牛丼に幻滅し、他の店へ浮気してしまった過去もありました。
他には、美味しいラーメンが評判を呼び、客が増え、スープの量が追いつかず、スープを薄めて提供した結果、つぶれてしまったお店もありました。質より量を選んでしまったからです。
ブログ談に戻すと「一貫した専門性の高い記事が出せないなら店は開けないこと」に似ています。
でも本当にそれでイイのでしょうか?
雑記ブログはちがいます。あなたのブログ内容とは、牛丼屋?それとも塩ラーメン1本勝負の店なのか?特化ブログなのでしょうか。
「雑多ブログ書き」ということは、きっと雑貨店や定食屋じゃないでしょうか。厳密には定食屋ともちがいますよね。
メインの仕事の片手間でブログを書いている状況とは「ごく普通の民家の軒先で、ちょっとした小物を売る様なもの」です。
日常の中からネタをひねり出すことが売りなはず。毎日高価な料理ではなく、冷蔵庫の中の残り物からネタは生まれることの方が多いから。それが雑記ブログなんです。
これからの「個人ブログ」の方向性とは?
そして、なにはともあれ書き始め当時のマインドは「売る」ではなく、「見てほしい。集まって欲しい」が根底ではないでしょうか?
いまや、牛丼屋でも蕎麦が食べられます。回転寿司でもケーキを食べられてしまう。サイドメニューは豊富です。カテゴリーやナビゲーションメニューが増えているのと同じです。
先程の話も合わせてまとめると、別に完成度にこだわる必要は、ブログ一本で勝負している人ほどでないということですよね。
ダイエットブログだからといって、痩せることにつながらない記事でも「有り」ということ。
「今回は、家にあったチョットした不用品で作ってみましたよ!」と、なんちゃって商品を置いてもイイんじゃないでしょうか。
ブログだと「日記記事」に当たります。なぜなら、そんな日常も痩せるためのヒントになる可能性も秘めてるし、全ては書き手の人につながっているからです。
でも、「素人の日記記事はクソつまらない。読まれない」って言われているし、「どうせ書くなら読まれたい」って考えてしまいますよね。
▼そこでこんな記事を紹介します。
外部リンク⇒2019年に何者でもない個人が「何者かになる」ために最も有効な方法
この記事を書いた”かん吉さん”いわく、「これからは個人ブログの時代が来る」と予想しています。
検索上位表示を狙い、広告が出口になっている商品を売り込むブログではなく、個人を売り込むブランディングを目指すことを推奨しています。
何の武器も持たない、ごく普通のブロガーでも「やれること」を示してくれています。こういった人からパワーをもらうのもモチベーション維持の秘訣です。
「イヤイヤ、やはり専門性に一貫したブログが書きたいの」というのなら、とことん何かを追求した唯一無二のブログにするしかないでしょう。そのための気力と時間はあるのでしょうか?
外面も大事ですが、ブログくらい本心に忠実に
そして「三日坊主や数ヶ月単位でブログをやめてしまった人じゃない」ってことは、少なからず何かの手応えがあったはず、
- 訪問者数が増えてきた
- 検索上位表示された
- 広告収入があった
- コメントをもらえた
- 何からの承認欲求が満たされた
だからこそ、「またあの時を味わいたい」と考えてしまうから、ダラダラ更新をしてしまうのではないでしょうか?これはわたし自身のことでもありますけどね(^.^;
そして、いま足踏みをしている状況とは、今までのやる気モチベーションを変える時期に来ていることを意味します。
- 本当に、マネタイズしたいのか
- 承認欲求を満たしたいだけなのか
- ただフォロワーを増やしたいのか
- 何か夢があってそのための手段にしたいのか
きっと何らかの信念があったはず。でないと、独自ドメインを取得してサーバーをレンタルして、WordPressで記事を書き、広告審査を受けてまで、ブログ運営などしないでしょう。
未経験者にとってこの動きは、かなりの気力と労力が必要だからです。
もう一度、本音に立ち返ってみましょうよ。手段が目的になってしまうことは往々にしてある話です。
旅行が目的だったはずなのに、車をカスタマイズすることが楽しくなってしまっては本末転倒です。ガソリン代が無くなってしまい、デートは毎回洗車では彼女が可愛そうです。
それはそれでいいのですが、自分以外の何か(みんながイイと言うモノ)に動かされてしまい、それに気づかず終ってしまうのはもったいないです。
そして自分の行きたい場所が、誰かの参考にもなる。それが個人ブログの目指すところだと思いましたよ。
おわりに
それでもPVや報酬にこだわるなら、唯一無二の存在になれる努力と試行錯誤を続けることです。でも、それが出来ていればこの記事にたどり着かないはず、
「一日4組限定。シェフのおまかせコース」なんて高級料理店をテレビで観ることがあります。そんな腕も食材も無いのならここは1つ、日記記事でもイイから定期的にポストした方がいいようです。
その書いた記事を評価するのはあなたではありません。読者です。人は一気に変われません。せっかく続けてきた習慣です。
自戒を込めて、少しずつ日記記事でも恐れずに更新していく2019年にしたいと想いましたよ。
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