2011年から2018年を振り返り、2019年現在、自分の向かうべき方向がわかった様な気がします。
人は他人の成功談を試しても同じにはなれません。一人一人、持っているモノや状況がちがうからです。
なので「自分にそれが合っているのか試してみなくちゃ分からない」ということです。
失敗から学ぶことが正解なのですね。
私は数年前まで極端なイメチェンで”違う自分になろう”としていた
わたしは現時点で45歳。30代後半に色々あって精神的にどん底になりました。きっかけは、過労と完璧主義と自意識過剰が原因だと振り返っています。
- 他人から良い人だと思われたい
- 頼まれたら断れない
- 頑張りすぎてしまう
的な「先輩、上司、お客様の指示は絶対だ!(逆もまたしかり)」そんな思考が自分の心を追い詰めてしまったのですね。
▼その起源は幼少期にあると思っています。
⇒子供が生まれたら永住地を早く決めた方がいいのか?転校経験者の苦悩
ストレスの比重は「会社にいること」が大半でした。そしてついに会社にいけないくらいヤバイ状態になったのです(゚д゚)!
さらに追い打ちをかけたのは、
- 変えられない職場環境
- 妻子をかかえ
- 住宅ローンを組み
- 年齢的にも難しい転職
状況に対して「戦うor逃げる」が出来ず、フリーズしてしまったのです。
それでもわたしは会社に行きました。なぜなら「逃げる=負けた」と思い込んでいたから。
- 「薬など甘ったれた奴が飲むもの」
- 「気合で何とかなるさ」
- 「だって私は日本男児。この戦いに負けるわけにはいかない」
それこそ「他人から白い目で見られるのでは?」の恐れは強かったのです。
なので本来は、「弱い人がなる」のではなく「強すぎる人がなる症状」なのです。とは言え、一歩引けるのが本当の強さでした。(p_-)
そして解決法をネットで探したところ、癒やされるサイトやブログを見つけます。逃げ場所を見つけたということ。話が長くなるので、ざっくりとまとめると、
1)体を正常にもどすために自律神経を整える
- ウォーキングなどのリズム運動
- 心臓をリラックスするために瞑想で呼吸を落ち着かせる、など
2)ネガティブな思考癖からポジティブにする
- 哲学・脳科学・精神医学・マーケティング的な本(他人の心理やヒトについて学ぶため)
- 自己啓発本(前向きな言葉で励まされるため)
ネットの情報から「本を読みましょう」の言葉に影響を受け、この間違った思考を正しい思考へと書き換えるべく本を買うようになったのです。食事や姿勢など、体についても探求しましたよ。
そして、これら一連がイメチェンをしていたということです。その結果、
- 早起きをする
- 人に親切にする
- ぐちは言わない
- 掃除をする
すると、「髪型・服装・付き合う人など」今までの趣味趣向がガラリとかわってしまいます。そんな人間に成りきっていたのですね。僕は仮面ライダーだ!(`´)
当然、友達から「こいつヤラレタな、変?」だと白い目と小馬鹿にされてしまう。なぜなら、黒い集団の中に白をかぶった偽物が舞い降りたから・ω・
その後「本当の自分を思い出せ!もっと自由に生きてもいいんです」を1年間やってみた
去年どん底になってから約7年以上がたちました。面白いもので、色々と試していくと、どうしてもココ(自分らしく)に行き着いてしまいます。本当の自分とは何ぞや?の終わりなき旅。
そもそも、やられたらやり返し、その前に威嚇(いかく)するタイプだった人間が、大人しくしていたこと自体が間違いだったじゃない?と思ったのです。そうやって我慢するからダメだったんだと思ったのですね。
先程も書いた様に、
- 「失うものを恐れたから」
- 「人一倍、人間力が低い自分と、出来る人間を比べられたくない」
な一心もあり、限界を超えてしまったのです。自分のプライドを守るのに必死だったのです。
しかし、もう戦う勇気も気力もありません。正に去勢された元金髪の猿。そして大人社会では戦略家が有利です。この日本で個人主義なタイプは「群れ上手」には敵わないのです。(長期的には別)
その前に、自分の失敗した経験と良書から得た知識をミックスした「新わたし頭脳」は、「原因があって結果がある」ことを深く知る(信じる)様になります。
そうなると「喧嘩はダメだよ」と訴えてきます。「マウント合戦は好きな奴がやればいい」の発想になりました。
ですが頭では分かっても、心に浸透するのには時間がかかります。これはもう日々精進するしかないでしょう。(ノ´∀`*)
「動物的快楽」と「心躍る思い出」をつかって現実から逃げていた
そしてそんな頃、もう一つの失われた自分を思い出す行為を習慣化してしまいます。
- お酒を呑むこと
- 若い頃好きだった芸能人に触れること
これは、わたしが尊敬する上司がやっていたことでした。
その人は会社のストレス解消から上手に晩酌をし、好きだった昔の曲を聞きながらマラソンをしています。それが精神安定剤になっているのだと思います。
▼その人にわたしが持っている昔の曲を聴かせるべく、超久々、30年ぶりに当時流行っていたCDを聴きました。
⇒72年生はいまこそ80sをもう一度!むかし聴いていた曲に癒やし効果
そして、これがきっかけで80年代アーティスト→90年台へと移り、しまいにはドラマ主題歌を経て当時流行った「トレンディドラマ」へと広がり、動画鑑賞が心の拠り所となっています。
と同時に、その当時に酔いしれる最高のアイテムが「お酒」です。
わたしは30代後半くらいから断酒をしています。とはいっても完全ではないですが、以前は毎日欠かさず飲んでたけど、月に1・2回にまで減らせてました。それが、去年は呑む頻度が増えてしまったのです。
「今日くらいは飲んでもいいんじゃない?もっと自分に優しくなろう」いままでは、敢えて飲んでいた。けれど去年は「飲みたいんだからしょーがない」へと変わってしまったのです。
これは脳の快楽部位を大いに刺激してしまったからです。あれほど減った晩酌の頻度が増えてしまいましたよ。(*´ω`*)
そしてブログ記事更新が減ってしまうのにもリンクして、いまわたしを苦しめています。
積み上げるのは長い道のりだけど崩れるのは早いです
人は一貫性を保つ性質があると言います。
いままで抑えてきた「つけ」が反作用を起こしていくように、他の面まで以前のわたしに戻ろうと働くのです。
- 運動も減り
- 暴飲暴食気味
- 以前買った意識高い系的な服装に疑問を持ち
- 自分(都合)に合わない関係を拒絶
- 助けたもらった人への感謝も薄れ
自分の欲望を優先する思考になってしまった様な気がします。これを自滅といいます。
それでも、自分を変えようと試行錯誤してきた自負もあり「やるだけやった。しょうがない」そんな気持ちで去年は過ごしていましたよ。脳にご褒美は必要というわけです。
プライベートも相変わらずだし、会社でもパッとしません。正に公も主も何をやっても上手くいかない人生にいきどおりを感じ、投げやりになってたと思います。
ところが、わたしはイイ意味でおバカです。そんなこんなで、また自分なりの答えが見えてきたのです。
「このままではイケない」もう一度、軌道修正を!
以前わたしは、お小遣いの半分以上溜め込んでました。欲しいものを買うためと、何かあったら心配だからです。
そしていま三分の一を貯金して残りの三分の二を使うようなりました。いまリアルに使うことが先行投資にもなることを知ったからです。人付き合いや本とか、
ですが、去年は自分の欲につかう比率が上がっていた。動物的になってしまい、自分の感情に従ってしまったからです。
口に入るもので気を紛らわせても自分の気持に嘘はつけません。自責の念ってやつが「そっに行ってはだめですよ」とささやくのです。心から酔えないのです。
これもまた元に戻ろうと働くからなのでしょう。良くも悪くも7年間続けてきた習慣のたまものというわけです。
人生は金じゃないとは言うものの、やはりお金が人を豊かにするのは事実です。
心から好きだったり、その行為自体が何らかの価値を生み出してくれるなら、たとえ悪習だとしてもそれでイイと思います。好きでやっていることだからです。
わたしは作られた動画を見ながら晩酌をくり返しましたが、そこから何も生まれないことを身をもって理解しました。(利他的ではなく、次につながらない行為)
もちろん悪いことではありません。ただ現時点のわたしに置いて、必要なことではなかったのです。それが「このままの状態ではダメな様な気がする・・」のサイン。
なので、使えるお小遣いを”次につながらない欲”のために使うのを減らして、人生を豊かに変えるものに使ってこうと自覚しましたよ。
これがわたしの今年の信念の豊富です。
おわりに
マジで以前のわたしは変でした。きっと、こうやって洗脳されていくのでしょうね。本当に1人でやっていて良かったです。なぜなら自分のタイミングで行動を変えられるからです。
でも少なからず人は何か(誰か)の影響は受けているもの。それは歴史上の人物だったりアーティストだったり大自然だったりもするでしょう。
そして、その考え方が支持されるのは、その時流にあっているかどうかだけだったりもするのです。
ただ、現時点でわたしが「これ絶対にまちがえなく正しい」と思っているのは、先程も書いたけど、
- 「原因と結果の法則」によって、この世はつくられている
- 長期的目線で行動することが結果的には吉
ということ。
その状況でいるのは他の誰でもなく全ては自己責任。ならば、自分で人生は変えられるということなのですね。(^O^)/
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