- 言いたいことがあっても言い返せない
- 自分をよく見せるために背伸びしてしまう
そんな違う自分はストレスです。かといってワガママではいられないのが日本人の宿命だと思います。
何かいい対策はないのでしょうか。
脳のメモリ不足が原因?知らぬ間に他のことを考えている
ストレスがたまると脳が正常に働きません。それはワーキングメモリと呼ばれる短期記憶機能がおかしくなるからです。
「車の鍵を置いた場所」「この後の予定」「見た数字をインプット」などの単純な記憶です。覚えておかなくちゃならないことなのに、なぜか忘れてしまうことってありますよね。
わたしも最近、物忘れがひどくて困ってます。集中しているはずなのに、なぜか忘れてしまう。普段とはちがった行動をしたり「心ここにあらず」気味。
原因は分かってます。モラハラ社員とのいざこざのダメージによって、何か心に引っかかっているのは自分でも感じています。ここまで来たらノイローゼなのかも知れない。
⇒職場のモラハラ年配者から言葉の暴力に困惑した自分が今出来ること
もしかしたらあなたも、何か心配事とか、何かやらなくちゃいけないことから逃げていて、どうしたもんだろ的に悩んでいるんじゃないですか?
他の人からしたら些細なことかも知れないけど、本人としては問題ですよね。かといって改善策も無い。相談する相手も選んでします。ほんと困ったものです。
↓でもメンタリストDaiGoさんはいってます。
ワーキングメモリのキャパシティが上がれば上がるほど、メンタルのコントロールができるようになったり、感情のコントロールがうまくなったり、ストレスに強くなるといったさまざまな研究結果が出ています。P032
やはり、意識しない部分で脳を使っていた様です。
「メモリ」とは机の上
メモリーについてよく例えられるのが机の上です。机が広ければたくさん本を広げられます。
メモリが一杯といいうことは、テーブルに置ききれない何かで溢れている状態なんです。
ここでいう「気になる何か」というストレスが卓上を占領しているってこと。常に机の上を綺麗にして置くことでパフォーマンスは上がるって話なのでしょう。
メモリを綺麗にお掃除すればストレスは減ると言ってます。
「エクスプレッシブ・ライティング」で脳をリフレッシュ
エクスプレッシブ・ライティングとは、思ったことや感情を紙に書き出すことです。
たとえばこんな時はストレスを感じますよね。
- 本当は辛いのに笑顔
- 理不尽でも怒りを我慢
- 自分をよく見せたい
ってとき、自分の感情をおさえて違う自分を演じるとすごくストレスです。「自分の考えとは逆のことをするときに起こる」といいます。
確かに本心を隠すのは辛いです。ずっとそうだとメンタルが弱くなりがちです。些細なことがきっかけで心のダムが崩壊しかねません。
そのストレスなときの本当の感情や、自分が感じた本心を紙に書き出すといいといっています。
エクスプレッシブ・ライティングをできれば毎日20分間するといいそうですよ。
↓実際にやっているDaiGoさんの感想を引用します。
・・・恨み文のようになるときもあります。しかし、それをあとで冷静になって見返すと「自分はこんな感情だったんだ」と一歩引いた客観的な目で見ることができ、受け止めることができます。P029
そういえばわたしも感情的な心の声をテーマにした記事を書いたあとは、確かにスッキリと心晴れ晴。言い知れぬ達成感もありますからね。
実際にやっつけたわけじゃないけど「やり込めた感」は味わえます。殴ったら罪に問われるけど、こっそり書くのは自由です。
以前に書いたエントリーを読み返すと、ちょっと恥ずかしくなることもありますし、そうやって心の器が広がるのかも知れませんね。
現代には紙よりも手軽なアイテムがある。有名人もやってた!
先日、人気女優がテレビで「大人の定義」についてインタビューされていて、そのコメントは「感情を表に出さないこと」だといっています。
ではどうやってその感情をコントロールするのかといえば、「スマホをつかってメールに文字を打つこと」でした。
コツコツコツ!!!ダダダッ!!言いたいことを画面に叩き打つ。
あんな可愛い女優さん。いったい何を書いているのか。
結局自分の感情を抑えられず、言い返してしまうわたしは、その女優のコメントを聞いて、関心というか、ちょっと反省しましたよ。
自分よりもずっと若く、しかも普通の人が集まるサラリーマン社会とはちがう世界だろうし、宇宙人の集まりの様なもの。
色んなタイプの飛び抜けた自由人だからこそ魅力があって、そこに価値があるからです。
そんな普通じゃない人と関わるわけです。上下関係も厳しいと聞いています。自分以外にも迷惑もかかるだろうし、我慢しどころなのでしょう。
おわりに
誰かに愚痴ってスッキリはするものの、中々ほんとに本当の感情を言葉には出来ないもの。
「人の口に戸は立てられぬ」といいます。一度、他人に言ってしまった言葉は回収不可能なのはネットにアップロードするのと一緒です。あなたの評判にも関わります。
そんな危険なことをするよりも紙に書き出せば誰も傷つけることはありません。正しいストレス解消法といえるでしょう。
わたしもこれを機に、モラハラ人からの攻撃のストレス解消策として、文句を言い返して面倒なことになる前にスマホに言いたいことをタッピングしてみたいと思いましたよ。
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