内向的な性格なのに外交的なふりをする人に読んで欲しい書籍

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内向的

「ストレスを操る」的なタイトルだったので「ポジティブになれ」的なアドバイスとリラックス法についての本だと思って買いました。

ところが嬉しい誤算となったのは内向的な私むけの内容だったからです。大まかに書くと以下の通り。

  • ストレスをうまく活用すればメリットになる
  • 考え方や発想を変えればストレスにならない
  • 内向的な性格には内向的なやり方がある
  • トレーニングでメンタルは強くなる

あまり書きすぎるとネタバレになるし、読んだときのサプライズ感も薄くなるからこの辺にして置きます。

本の中から1つクローズアップさせていただきます。

著書:ストレスを操るメンタル強化術
著者: メンタリストDaiGo

「外交的なふり」をやめて「内向的な性格」を受け入れるが正解だった

内向的であることは才能である」と著者は言っています。

「え?ダメな部分じゃないの?」って思うことでしょう。一般的には、外交的であることを良しとする風潮がありますよね。

  • いつも新しいことにチャレンジしている
  • 人付き合いが上手い
  • 言いたいことをハッキリと言える

「大勢の人前で堂々とスピーチしたり、チームをまとめるリーダーになれたら、もっと良い人生になるんじゃない?」有能な人と自分を比べるとやるせないことでしょう。

そんな世間の基準に自分をハメて、もがく人は多いんじゃないでしょうか。

ところが著者は「内向的なタイプには、その性格にあった方法を活用すれば上手くいく」のニュアンスでいっています。

どうやら脳機能にカギがあるようですよ?

内向的な人間と外交的な人間の脳のちがいがリアクションを変える

外交的な人とは、脳の大脳辺縁系(だいのへんえんけい)をつかうタイプ。脳の古い部位。本能を司る部分を主につかっているそうです。

彼らは外界の刺激に強く反応します。また、報酬への依存も高い。つまり、「ご褒美がほしい」「もっとほしい」という衝動で活発に活動することができるのがこのタイプです。P97

IT企業の社長は典型的な外交的脳の人間で、高級車やモデルの女性をとっかえひっかえ・・この種の人はドーパミンで動くタイプと著者は言っています。

わたしもドーパミンは知っていて、ギャンブルや一攫千金のような「手応え」があったときに脳からでるホルモンだと記憶しています。

釣りで魚がヒットして、引き上げる手応えがたまらない。パチンコで勝ったときの興奮が忘れられないのも同じ症状だと聞いています。

そうなると、やっぱり奥手な内向的な人は成功タイプじゃないのでしょうか。

いいえ、そんなことはありません。

内向的な人は扁桃体や前頭葉が優位に働く傾向があるそうです。そこを引用します。

扁桃体は恐怖を司っている部分です。だから、内向的な人は、基本的には未知のリスクを目の前にしたとき慎重になるのです。P98

「ほらやっぱり、いいこと何かないでしょう?」って思うことでしょうが、続きがあります。

恐怖が足を止めて、ゆっくりと考える時間を作り出してくれる。つまり、計画的に行動することができる、ということです。P98

物事には必ず2つ以上の側面があるものです。良い部分に注目し活かすことで強みに変わることがよくわかりますよね?

さらに前頭葉が一緒に起動します。前頭葉は意志の力の源であり、人間の思考力の最も高度な部分を司ります。

行動派脳とは、いわば古い原始脳。あなたは進化した高度な部分を使いこなせるタイプなのです。もっと誇りを持つべきですよ。

これによって、冷静な判断と自己コントロール機能力が発揮されます。内向的な人の強い自制心とはここに起因します。P98

つまり、悲観的だったり、奥手だったり、やりたいことがあっても躊躇してしまうのって、裏を返せば、リスク管理が上手なタイプなんですね。

たしかに、筋トレとか、楽器とか、独りでコツコツやる方がむいていると思います。

「こっちがダメならあっちに行こう」ではなく、「これはどうすればいいのか」と粘り強く探求する学者に向いているといいます。

何かで成功するのは、一発逆転の様な派手な勝ち方だけではありません。どちらかというと、1つのことを継続できる人だとよくいわれています。

だったら、もう悲観することもないし、外交的な人のふりをする必要はありませんよね?

せっかく持って生まれた才能です。内向的な性格にあった戦術を学べばいいって後押しになりましたよ。

「そう、そう、そうなんだよね」と共感した話しばかり

とにかくこの著書を読んみ終えた印象とは以下の通りです。

  • 本に書いてある内容は当たっている
  • いまで本やネットで集めた断片的な情報と知識がまとめられている
  • わたしが学んで既に実践していることが書かれている

「何だ、知ってる話しだったら改めて読む必要もなかったんじゃない?」っと言いたいところでしょう。ですが内向的な人とは自分に自信がない人でもあります。

知った情報と知識を一度は信じて実践していても、思うような結果が出ないと不安です。本当にこの方法で合っているのか自身が持てません。

特に日本人は権威と肩書には弱いもの。その道のプロ、成功した人、実際に克服した人などの意見を価値あるものだと崇拝しがちだと思うのです。

著者もメンタリストとしてテレビに出るくらいの有名人です。

専門家が後押ししてくれたら鬼に金棒。「よしこのまま信じた道を進んで行こう!」って思えてしまうから不思議。

だまされているのでしょうか。幸せ野郎なのかの知れませんね。(笑い)

著者の理論を得意の心理学の観点や学者が実験して証明している事実と、著者自身の経験もまじえて分かりやすく、気持ちよく納得させてくれました。

「そう!そうなんだよね。自分もソレやりました!」わたし自身、内向的が災いして、たくさんのイヤな経験をしてきましたからね。

「もうダメだ・・」精神的限界までいったけど、何とかいま生きています。しかも以前よりも前向きになれたし将来の希望も持てています。

超ネガティブで、他人の意見にいつも振り回されるいい子ちゃん。それでいて、ただ現実をなげくだけで何の進歩もなかった過去でした。

そんなわたしでも、いま変わりつつあります。

おわりに

わたしは「内向的な性格を変えれば人生がうまくいくはず」って考えて、自己啓発本やネットを見て、無理やり前向きになろと考えて色々とやりました。

  • 明るく振る舞う(ポジティブシンキング)
  • 集団に溶け込む(協調性)
  • 新しい習慣をはじめる(利他的行動・早起き・掃除など)

ちがう自分になろうとしていたのです。

たしかに最初は効果絶大です。「この方法で自分は変われる」って思うだけで、悩みや不安を消すことも出来ましたからね。

でもやっぱり違和感でしかありません。よかったのは数年で長期的な安らぎではない。根本的解決法ではないことに気づくものです。

「何かこれってちがうよなぁ」結局、自分で行動し、試して失敗してそこから学んでいく内に、自分に合った説明書を見つけることができました。その1つもこの本です。

最後に内向的な性格によって、自分が望む人生いなれるかも知れない能力を引用して終わりにします。

  • 自制心が高い
  • 発想力がある
  • 感性が豊かで感受性が強い

P96

素の自分に自身を持っていきましょう。

人間関係が得意でない人が幸せになるために目指す到達点とは?

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