言葉には要注意!幸せになれない人がやっている良くない習慣とは?

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口癖は実現する

「夢をかなえる口ぐせの心理学」を読んでのアウトプットです。

「自分が発する言葉が脳を動かしている」としたら、あなたは口ぐせを変えますか?

思考が変われば行動が変わります。行動が変われば結果もかわります。

そんな言葉のマジックが、もし本当だったらすごくいことですよね?人生が変わるかも知れないからです。

いきなり大きなことをするよりも、まずは、身近な言葉使いをちょっとだけ変えてみるはどうでしょう。

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人の脳は現実と想像の区別がつかないの?

「口ぐせ・言霊で人生が変わる」って聞いても、

「何かうさんくさい」って思うのは、「まじない」や「占い」は理論と答えが科学的ではなく曖昧(あいまい)だからです。

でもわたしは「口ぐせあるかも!」てこころから信じたのは「人の生物的機能という特性」を知ったことがきっかけでした。それが、人間の「脳機能」です。

脳は思いに忠実です

人は生きるため、身体の中では常に「生化学反応」が起きています。

何かを食べると勝手に消化して力に変えてくれます。本人の意識とは別に、念じなくても、自動で最適に処理をしてくれます。これが自律神経の仕事。

勝手処理をしてくれる場所は、脳の大脳辺緑系という場所にあります。「原始脳」「動物脳」とも呼ばれているところです。

そして、脳の一番外側にあるのが大脳新皮質。この部分は生物の中では人間だけが持っています。進化によってつくられた「新しい脳」なのですね。

特徴は、思考力、判断力、記憶力などを司っているといわれているそうです。

「エサは私だけのものよ」って、ネコが他のネコを出しぬこうと悪知恵を働かせたり、

「明日晴れるかな?」って、犬がお天気を心配したり、

「この前の借りを返さないと」って、カラスが気をつかったりはしません。

それができるのは、人間には大脳新皮質があるからです。

新旧ふたつの脳を結びつけているのは、新しい脳の想像力?

新しい脳が思ったイメージは、古い脳に働きかけて、体内の働きに影響を与えます。人はたとえ想像上のことであっても「現実のこと」として身体が反応してしまうからです。

「パブロフの犬」って知ってますよね?

「ベルを鳴らしてから犬にエサを与え続けると、ベルを鳴らすだけで犬がよだれを垂らしてしまう」という実験です。

梅干しを見たり想像しただけで唾液(だえき)があふれ出た経験はありませんでしたか?

「今日会社でプレゼンがある」って思っただけで、お腹を下すって経験ありませんでしたか?

もしあなたが、いたずら電話や、脅迫メールを受け続けたとしたら、着信音を聞くだけで、心臓がドキドキすることは想像できます。

「もうあの場所には行きたくない」と脳が危機と判断するのは「恐怖の条件付け」が出来てしまうからです。

心配事があると「顔色が真っ青」という現象をたまに見かけます。

「不安だな、心配だな」という意識が脳にアドレナリンとうホルモン物質をつくり出し、毛細血管を細くさせて、血の流れの多くを筋肉系に運んでいくのが原因だからです。それが体内化学反応です。

ドキドキするのは、いつでも危機状態からダッシュで逃げられるように、エンジンの回転数を上げるからです。

それって「今起きている危機」じゃないのに、あたかも「今起こっている」と思ってしまうのが新しい脳機能の特性なんです。

想像力が自律神経を動かしてしまうカラクリになっています。

つまり、

「心配(不安)になるような言葉を使っていると、その言葉を事実として、脳が理解(誤認)して反応してしまう仕組みが脳には備わっている」と言っています。

褒め言葉のご利益は本当?

「きれいだとほめられた人ではなく、ほめた人のほうが美しくきれいになる」という摩訶不思議な現象です。

自律神経系は人称の区別がないからです。

「お前はバカだ」といったとしても、

「わたしはバカだ」と脳は認識してしまいます。それは主語(お前)を理解しないからです。発したことばを「自分のこと」として読み取ってしまうからです。述語(バカだ)と認識してしまいます。

つまり、他人をバカにしたり、悪口や噂話をしたあとに「むなしくなる」のはそのためだったんですね。自分が言われている気がするからです。

人と言葉の関係は実にシンプルな原理に則しています。

なら、「良い言葉」「前向きな言葉」を使って、「自分も周りも良くしちゃいましょうよ?」って思いませんか?

わたしは、この脳の仕組に合点がいきました。

脳は自分のことばを聞いている

ここで本の中から少し引用してみます。

人の現在の姿というものは、その人の口ぐせの産物と言っても過言ではありません。なぜなら、その人の考え方がその人の人生をつくっており、考え方は言葉によってつくられているからです。

この文章が最初のフレーズです。ここにすべてが要約されています。

「目的を達成させる考え方と、その言葉を発することで成功できる」

つまり、

「考えているだけではなく、言葉に出して言いましょう」といっています。

言ったとおりの結果になる

否定的な言葉ばかり口にしていると、そのとうりの人生になっていきます。

逆に、いつも肯定的な言葉を使い、前向きな考え方をしていれば、そのような方向へと人生は動いていく。

人生が充実した実りあるものになるか、つらいものになるかの分かれ目は、すべて自分の言葉にあるということです。

「あ~疲れた・・」といえば、苦労する。

「チェッ!ついてない。運がない」といえば、ツキを逃してしまう。

「もう歳だから仕方ない・・」といえば、歳に応じたことしが出来なくなる。

「言ったとおりの人生になってしまう」といっています。

刷り込まれた考え方を捨てる

もし「こういう人生にしたいな」と思うなら、それにふさわしい言葉をいつも口にすることです。

実際にはそう思いながら、逆の口ぐせになってしまている人が多過ぎます。

確かにそうですよね。特に日本人は「謙譲の美徳」が大好きな民族です。

「つまらないものですけど」に代表されるよな、

「本当はいいものなのに、わざと卑下した表現を使ってしまうこと」を「良し」としています。

「貧乏暇なし」「うちの愚妻が」「バカが、まぐれで出来ました」自分や自分に関わる人を悪くいってしまうこともありますよね?

「おかしな言葉づかいだな~」と思っていた謎が溶けた

テレビで見る著名人や成功者や努力家の発言を聞いていると、

「何で、遠回しな表現をすのだろう」と不思議でした。「面倒じゃないの?」って思ってます。それには意味があったんですね?

それはさっき書いた「口ぐせによる影響」を知っているからです。

「負語」を「良語」に変換する癖をつけている

「つい言ってしまいがちなネガティブなことば」ってありますよね?それをわざとポジティブワードに変えることで、悪い言葉による影響を受けないようにしています。

☓「悪いこと」

○「良くないこと」

☓「あいつが悪い」

○「彼の判断は良くなかった」

☓「悪いんじゃないの?」

○「良ろしくないですよね?」

☓「だから悪い結果になった」

○「だから良くない結果になった」

悪い」ということばを、極力使わないようにしているような気がします。

普段使いがちなことば

■会社で残業して家に帰ってきた時に、つい言ってしまう言葉

☓「あ~疲れた・・」

○「今日もよく頑張った、偉いぞ!」

■出来ない言い訳を歳のせいにする都合のいい口実

☓「もう歳だから」

○「まだ○○歳だから」

■思うようにいかにと、運やツキのせいにしてしまう言葉

☓「チェッ!ツイてないなぁ」

○「いい勉強になった、これから必ず運がよくなる」

○「一度の損で一生の特を得た」

○「出来ない可能性の1つを潰すことができた、成功に一歩近くことができた」

本当についポロッといってしまいがちです。言葉を意識して気をつけた方がいいのは、言葉による良くない影響を受けないためだからです。

ん~何かシックリしませんね。悪い影響って言いたくなっちゃいますよ。

なぜ良い言葉を使うと、いい方向に行けるのか?

人間には「自動目的達成装置」がセットされている

飛行機にはオートパイロットシステムが備わっています。お客様を安全に、決められた時間内に、目的地に届けてくれるのは、コンピューターにゴールがインプットされているからです。

機械だけじゃないんです。脳にもオートパイロット機能が備わっています。

たとえば、「わたしは出世します!」という目的を持ったとしましょう。すると目的を達成しようとオートパイロット機能が働きます。

たくさんある昇進するための行動がありますが、その中にある「無遅刻無欠勤を設定した」とします。

遅刻しないためには早寝早起きが鉄則です。「夜更かしをしない」という行動を自然にとるようになります。

「深夜番組を見る」「ネットサーフィンをする」「夜遅くまで外で呑む」ようなことです。

気をつけていても、人は他人の影響から避けれないのは集団生活をしているか仕方のないことです。

でも、かっこたる目的を設定していたとしらオートパイロット機能が勝手に働いてくれてます。最適な軌道修正をしてくれるからです。

「外で呑むのはやめて、家で晩酌しよう」とか「給料日だけ呑もう」となったりします。

お酒をやめれば、朝の目覚めがよくなります。頭がスッキリして仕事のポテンシャルも上がります。仕事の能率は会社からの評価に値します。出世するために一歩近づける行動になるのです。

どうしてもそうしてくなるのは、オートパイロットが働くからなんです。

もし、ただ会社に行ってればいいって考えていたとしたら

無遅刻無欠勤でもかまわない。と思うのは、かっこたる目的を設定していないからです。

もし、あなたが「通勤途中で事故渋滞に巻きまれて遅刻してしまいそう」という状況になったとします。

無遅刻にこだわるのは出世ではありません。「給料を多くもらいたい」という目的を設定していたとしたらどうでしょう。

何とかして絶対に遅刻しなような回避行動に出るはずです。回り道をしたり、ナビで他の道を探したり、「抜け道かもしれない!」前の車にくっついて行くという「かけ」に出るかも知れません。

そして、「明日からは早めに家を出よう」もしものことを考えて出勤時間を変えたりします。

「お金の人」は、給料が下がってしまいます。「昇進の人」は信用がなくなってしまうからです。

これが、誰もが持っている「自動目的達成装置」なのです。

もし、無目的なら、

「有給休暇もあるし遅刻もたまにはあるでしょ?」って妥協してしまいます。

もしかしたら「これは大義名分だ」と思って、遅刻をじっくりと味わったりするかも知れません。

おわりに

この本は、わたしが本に目覚めた記念すべき最初の一冊です。

「どうすればいまを変えられるのか」悩みをネット検索した中で、「本を読みましょう」ということばに導かれたからです。

今までマンガ本ですら字を読むことが大嫌いでした。そんなわたしの習性を変えてしまった本となりました。

自分が発したことばに気をつける習慣はきちんと根付いています。

この先の人生、どうなるのかは分かりません。でも、こうして真向きになれているのは、最初にこの本と出会ったからだと思っています。

▼次は、お金の使い方の本について書きました。

そのお金の使い方大丈夫?将来貧乏になりたい人は見ないでください
「10年後、金持ちになる人 貧乏になる人」を読んだアウトプットです。 ↓これが本のキャッチフレーズです。 「稼ぐ人」になるか「そうでない人」になるかーー。 財布を出したその瞬間、あなたはいつもその分かれ道に立たされている。 「おーッ」って感

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