あなたは夢を実現したいと思ったとき、ほかの誰かに相談するタイプですか?
目標に向けて調べたり実際に行動に移しはじめたのなら尚更、他人に話しをしたくなるものですからね。
でも、少し注意しなくてはイケない場合もあるようですよ?
今回は、目標達成のじゃまになるかも知れない話しをさせて頂きます。
◼参考書籍
- 著書:「行動力」で成功する人の習慣
- 著者:植西 聰
反対する人にどう対処するのか
突然ですが、
■あなたが何か叶えたい夢や難解な目標を抱いた話しを誰かに語ったときに、こんな返答をされた経験はありませんか?
- 「それは特別な人だから出来たのよ」
- 「やめた方がイイんじゃない?」
- 「世の中そんなに甘くない」
そのときあなたはどう思いましたか?
本当は「あなたならきっと上手くいく」って応援して欲しいと思う中、
「やっぱり辞めた方が無難だなぁ」って話しをふった相手の意見を信じてしまいませんでしたか?
なぜ同調してしまうのでしょうね。
きっと、上手くいかない理由を考えてしまったからだと思うのです。
でも、もしその相手がポジティブな意見であなたの夢の後押しをしてくれたとしたらきっとあなたは、上手くいくための方法に目を向けられたと思えてなりません。
ではなぜ人は他人に前向きなアドバイスをしない傾向にあるのでしょう。
あなただけ成功者になるのはズルイ!
これです。
「きっと彼もあなたを受け入れてくれるよ!」って告白しに行った友人を応援するシチュエーションはドラマでよく見かけますよね。
しかしながら、自分が幸せではない人が本気で他人を応援する気持ちになるのでしょうか。
- 一緒に受けたオーディションに同期生だけが通過した
- 結婚適齢期を過ぎた中、一緒に婚活してきた友人だけが結婚していく
- 脱サラした元同僚が起業した会社が成功した
「そんなの許せない」「何であなただけが幸せになるの?」って思うのが正直な感想ではないでしょうか。
なぜ自分に関係のある人なのにネガティブな感情を抱くのでしょう
その想いについて本の筆者は次のように分析しています。
自分は何も新しいことに挑戦せずに、つまらない毎日に甘んじているのに、他の人がそこから抜け出して、幸せになることがイヤなのです。P32
なので、
自分の周りの人が、自分よりも幸せになろうとすると、嫉妬したり足を引っ張ったりすることがあります。P32
という行動に出るのがその理由です。
そして「知り合いだから」なのも理由に付け足しておきます。
まったくあなたと関係のない人や、あなたに関係のある分野ではなければ特別、感情移入は無いからです。
AIに負けて「悔しいって」思うのは、自分の仕事をうばわれたときなのと一緒です。
結局、「夢のはなし」はしていいの?
結論から言いますと、
もし相談するのなら、「利害関係者ではない人」「かつてあなたと同じ位置にいた人が、あなたが叶えたい目標を達成した人」に語るのが一番ではないでしょうか。
もし話しに冷水をかけるような反対の意見を言われたとしたときのコメントもついでに引用しています。
「心配してくれてありがとう」と言って、静かに距離を置けばいいのです。p33
その人の言葉に、落ち込んだり、腹を立てたりするのは、時間の無駄です。他人のことは気にせず、自分のやりたいことをやりましょう。p33
やらなかった行動を他人のせいにしても何の進歩もありません。
夢を断念した結果、よくない人生になったとしても、誰も責任をとってはくれないのです。
悔いのない人生にするには、自分の想いを大切にした方がイイというわけなんですね。
信念をつらぬくには、「自分が心から決めた判断だ」と自覚して、自分の気持を大事にることが必要になってきます。
なぜこの話しを問題に取り上げたのかというと
この様な反対者のネガティブな意見に影響され、わたし自身も反対者と同じ思考になってしまった時期があったからです。
「結局はあなたが選んだことでしょ?」と言われても返す言葉もないし、責任転嫁なのも認めます。
でもネガティブ思考な人と日々いっしょにいると、その人に影響されてしまうのは、脳科学的にも言われていることなんですよ。
肥満の人の周りにはやはり肥満の人がいます。貧乏な友達はやはり貧乏人だったり、人の悪口が好きな人もまた同じ様な人が集まってきます。
なぜなら居心地がイイから。
貧乏になりたくないならお金持ちと知り合いになって、その考え方や習慣を学ぶことも必要だと言われている以上に、貧乏人と関わらないことも大事なのです。
「行動力」で成功する人の7つの習慣 (ロング新書) (日本語) 新書 – 2010/5/20
おわりに
夢を誰かに語ってしまうと、あたかも達成したかのような幻想を抱いてしまう場合もあるようです。
逆に、「夢を語ってしまいったのだから実現しないとウソつきになってしまう」と思えれば頑張る動機にもなったりします。
世の中「これが正解」ということはありません。
まずやってみて、ダメだったらそこから学び、また挑戦するのみです。
熱い思いはこころに忍ばせて密かに行動してはどうでしょう。
▼何事もヤり続けることが大事です。
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