「話術力」が関係をダメにしてる?「○○上手」がポイント

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プロのカウンセラーの聞く技術

 

スラスラと話せたり、人をひきつける話し方をすることが持てはやされています。社会的に有用な人だと思われているからです。

 

それが本当に「有用な人」なのでしょうか?

営業マンの話術や、政治家の演説はつくられた話し方でもあります。人の心を操作しようとする意図があるからです。が、いつまでその効果を持続できるのでしょう。

冷静になったとき夢は冷めてしまう、「話術」という魔法がとけたからです。

 

知識をひけらかしす人に対して、正直、相手はどう思っているのでしょう。

「いつまでも一緒にいたい」って思う相手とは、自分を理解してくれる人間です。相手を理解するために必要なのは、相手の話をきくこと、

○○上手とは「聞き上手」のことです。

 

今回は、

「プロカウンセラーの聞く技術」

著者:東山紘久

の一部を引用しながら、聞き上手になりたい人にとって大事なポイントを紹介します。

 

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自分のことは話さない様に心がける

自分の考えは自分にしか適応できないことが多いものです。自分の体験は、そのとき、そのタイミングや状況にあって上手くいったことなのです。

確かに言われてみれば本当です。アドバイスしている人と人生の背景がまったく同じ人なんてありえませんからね。「良かれ」と思っても、だだの「アドバイス罪」です。

 

自分が知りたい情報なら「はなしだけでも聞きたい」って思います。が、自慢話をすることは人間関係を悪くするだけです。

 

話し手が自慢話をしたり、聞き手にとって自慢話に感じてしまうのは、聞き手か話し手のどちらかに何らかの差別感があるからだそうですよ。

 

文化は人間関係のベースになっている

人間関係で不快になるのは嫉妬と羨望です。

「くやしい」「うらやましい」という気持ちを誰だって感じたくはありません。

 

友人が成立するのは、

「経済状況・教育と文化水準が同じ」場合が多いものです。

人は「みんなと同じでいたい」と思う反面、

「他人よりも少しだけ上の立ち位置でいたい」という心理を持っています。

だから同じ境遇の人が「ちょっとでもよくなる」ことを不快に思ってしまうのです。仲のいい友達同士でも内心感じますからね。

「わたしって小さいなぁ・・」そんな自分がイヤにあることがります。

 

人間は自分の考えに共鳴してくれる人が好きなので、自慢話のような、

「相手が共鳴しないはなし」はやめましょう。

でも、聞き手が「話てもいい」場合があります。

 

聞かれたことしか話さない

話し手にとって「自分のことは話さない」とは、聞かれなかったら話さないということで、聞かれたらそのことだけを話すという意味です。

人は誰でも自分に関心がある内容には敏感なものです。話し手が聞き手に質問するのは、自分にかかわることが一般的です。

 

聞かれた質問に「あなたの立場から」答えると話が行き詰る原因になります。

「オレなんかこうだよ?」その「オレなんか」とは役に立たない余計なアドバイス、なので、

「話し手の立場に立って答える」ことが聞き手にとってベストな返答(あいづち)になります。

 

「でも」は禁止。話し手のことばに反発しない

聞き手とは「聞き役」です。聞き役に対して「疑問に対する答えを教えて欲しい」とは思わない場合が多いものです。

なぜなら、ただ愚痴を聞いて欲しかったり、はなしに共感してもらいたいだけだからです。

 

「質問のこたえ」は、話し手本人が一番よく解っています。変えられない現実を聞き手に理解して欲しいと思っているからです。

理解して欲しいだけなのに、

「話し手の参考にならないはなし」を聞かされては迷惑なだけ、はなしが行き詰ってしまいます。

 

「相手の話は相手のこと」です。

 

相手と自分を混同しないような会話が大事、

「分かるが勝ち」と著者はいっています。

 

そもそも他人のことは出来ない

人間は他人のことに口出ししたくなるものです。相手が親しいとつい当人に成り代わってやってあげたくなるものです。

考えてみると本当です。他人に成り代わってやれることはほとんどありませんよね?

相手の代わりに自分が、トイレや食事をすませてあげることは出来ません。

 

「ちがうやり方を口出しすること」は相手の成長をじゃまして、成長するチャンスをうばうことでもあります。

 

「口出し」は、親がこどもへしがちです。

親ができることは社会からこどもを守ってあげることや、一緒に遊んだり、話を聞いてあげることです。

こどものしつけは小さい時は厳しく大きくなったら子供の判断に任せるのが常道といわれています。

 

仕事でも同じです。

先輩社員だからといって、何でもかんでも口出しをしては後輩社員のためにはなりません。

大事なのは、

「自分1人でも出来るようになる能力をつけさせること」ではないでしょうか。

アドバイスしたい気持ちはよーくわかります。ここはグッと我慢が必要です。

 

評論家にならない

あなたは人と話して、腹立たしい、むなしく感じたことはありませんか。自分の気持やはなしの内容が相手に通じなかったときがそうだと思います。

これもよく分かりますよね。

聞き手が上の空だったり、聴いているフリをするのは、自分に関与してくれないからです。

反論されると腹が立ちます。でも無視ほどではないはずです。

人は反対されるよりも無視される方が辛いもの、「シカト」は陰湿なイジメの極みだからです。

 

話し手は「自分に関与して欲しい」と思っています。

相手にどれくらい関心があるのかを専門用語で、

「自我関与度」というそうです。

自我関与度が低い発言は「評論家的」と言われています。相手のはなしに共感できないと評論家的な返答をしてしまうからです。

 

つまり、相手の立場にたっていない証拠ともいえます。相手の立場にたっていない発言は話し手に不快を与えるだけです。

 

評論家的発言を見直す

この評論家的発言も、つい、やってしまいがちです。

 

「毎月支払いがあるから、欲しい物が買えないんだよね・・」

という話し手に対して、

「どんなローンを組んでるの?いま年利○○%の低金利だから、○○銀行がお得だよ!オレなんか浮かせた金利分で旅行に行ったんだよね。それでその旅行がさぁ~」

って評論家的なアドバイスから、自慢話にすり替わってしまったら、相手(話し手)が聞き手に代わってしまいます。がっかりさせるだけ、

 

「独身時代とはちがって、欲しい物買えないよねぇ・・」っていって欲しいだけなのにです。

それを、「話し手の生活設定がまちがっている」って指摘したり、要らぬアドバイスをされたらウザイだけなんですよね。

 

評論家的アドバイスはわたしは反省しています。

ブログを書くに当って、調べ物をすると多少知識がついてきます。同僚たちに知ったかぶりをしがちです。

「また、始まった」って、きっと思われていることでしょう。この本を読んで、よく解りましたよ。

 

おわりに

「今日テレビで観たかった映画やるから楽しみなのよ」

という話し手に対して、

「あ~その映画観たことあるよ!まさか主役が○○なことになるとはビックリしたよね」って結末を教えてしまったら、聞き手はがっかりします。スポーツの試合を録画している場合も同じです。

 

「好きだったの?それは楽しみだね!」って話し手の立場に立って答えればいいだけです。

この本を読んで、

「自分がいかに人の話と、人の気持ちを理解していないのか」が分かりましたよ。何事も相手の立場に立って考えればいい人間関係を築けるのですね。ちょっと反省でした。

 

きまぐれ読書録
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