大事な人といい関係でいたいなら?高い視点と深い愛情でしか築けないという話

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いつまでも一緒に

 

「大事な人といつまでもいい関係でいたい」って誰もが考えてることでしょう。

でも「我慢できない状況」って、ふつうにありますよね?

大人の対応をしても内心は真っ黒な心境です。

 

そもそも、その状況って我慢なのでしょうか。人と関わって生きて行くことは、いつも順当にはいかないものです。

世の中に「絶対に正しい」という判断はありません。が、可能性を上げることはできます。

私事ですが今回、

「自分、ちょっとだけ成長したなぁ~」って思う経験があったので、その辺を書いてみます。

 

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「メタ認知能力」が上がれば世の中丸くおさまる?

 

メタ認知能力を一言でいうと、

「自分を客観視できる能力があって空気が読めるを人」を示します。

1つ上の次元に立って、冷静な判断ができれば物事を上手く処理する確率は高くなります。

「我欲」や「本能」という理性をおさえられれば、他人との衝突を防げるからです。

 

人は「何か困った状態」になると問題を解決したくなるのは、生存本能が刺激されるからです。その解決策として瞬時に思い浮かぶのは、自分目線からの発想です。

 

しかし人類は進化をとげています。人は他人と力を合わせることによって生きながらえることが出来ました。

(共存共栄)それは遺伝子に刻まれています。

人は1人では生きにくいものです。もし「仲間と生きる」と決めたのなら、チーム全体のバランスも考えてなくては全体が上手くまとまりません。

 

なので、個人が困った状況になったとしても、自分が所属するグループの利益を考えた行動を取れるようになりたいものです。そして、個人のちょっとした犠牲はつき物です。

 

グループ思考とは、「自分だけ」ではなく「自分たち全体が」いい方向にいけるにはどんな発想になって、どんな行動を選べばいいのかが重要になってきます。

 

短期的欲求が湧いてきたら、長期的視点に立つ

損失回避行動を選択しない

損失回避とは、損をした分を取り戻そうとする行為です。

たとえば、朝寝坊した時間を取り戻すために「近道」をしたり「スピード違反」をして、本来あるべき時間に追いつこうとする行動をいいます。

 

■人はリスクに対して敏感です。損失回避の法則について書いてあります。
リンクやる気のない平社員をちょっとだけ変えた?積極的になった簡単な方法

 

回避策が上手くいけばいいのですが、絶対に毎回時短出来るとはいえません。そんな時にかぎって上手くいかないものです。

 

道に迷ったり、事故を起こしたり、お巡りさんに捕まってしまったら、返ってロスタイムです。

「何だよ最初からいつもの行動をしていればよかったよ・・」って後悔する結果が待っているだけです。

「急がば回れ」のことばがある様に、先人は経験済みだからこそ後世に伝えようと教訓を残してくれました。

 

たとえ、一回の遅刻が許されず、解雇になったとしても、正しい選択です。急いで車を運転した結果、誰かを傷つけてしまったり、自分の命を落としてからでは遅いからです。

つまり、

短期的な欲求(時短)を元にした行動よりも、長期的な視点(人生全体)に立った行動が、結果的に「お得」な結果になるのです。

 

もう、私なんかに言われなくっても分かりきった情報ですよね?

頭では分かっちゃいるけど、中々むずかしい問題です・・でも、ちゃんと行動に移せる人も周りにいませんか?同じ人なら、あなたにだって出来るはずです。

 

いつもの「ひがみ思考」から今年は「大人思考」に変わった!

 

わたしは仕事柄、日曜祭日が仕事だったり夜に出勤したりもします。世間様とは休みが合わない場合が多く、ちょっとしたズレを味わっています。

 

我が家では子供が夏休みに入る時期、妻の実家に泊まりに行くことが行事になっています。ほかの親戚たちも大勢集まり、ワイワイ楽しく盛り上がっています。

 

そして、翌日、親戚たち一同で何処かへ出かけるとことが恒例になっています。映画を観て食事をして楽しく過ごします。なので、泊まった次の日の帰宅時間が遅くなります。

 

効果不幸か仕事のシフトによって「参加する時」と「参加できない」場合があります。

今回わたしは、仕事の都合で妻の実家には行けませんでした。なので「自分の家に自分1人」という状況です。これをふまえて読んでくださいね。

 

わたし目線から「わたしの状況」を説明

今回、わたしの仕事内容は遅くまでの残業でした。帰宅してからお風呂を炊き、夕飯を用意します。

(今回、妻は、あらためて作り置きしてません)

 

翌日、会社は休みです。

「これからみんなで映画に行ってもいいかな?」というメールを妻から受けました。

「お邪魔虫はいない方がいい」とわたしは判断します。なぜなら、いまからわたしと合流する意味が親戚たちにも無いかです。

「ゆっくり楽しんできなよ」という返信が最もいい判断になると思うからです。

「亭主元気で留守がいい」ということばはある意味正解です。わたしもブログを書いたり好きなことが出来るメリットもありましたからね。

 

翌日の帰り時間に対しての対応は?

「泊まりに行った次の日の夕食はどうするのか」が問題にとなります。夕食の時間帯が迫っても妻から何の連絡もなかったからです。

困りましたね、

そこで5つの選択を思い浮かべました。

 

1)家族が帰るまでひたすら待つ

何の連絡もなくテイクアウトのファストフードや、ほか弁を買って帰ることがあるから。

2)カレーを作ってあげる

材料がない、そもそも何か面倒な心境だった。

3)自腹で外食に出るか、コンビニですます

給料日前で金欠、頑張って節約したへそくりを使いたくない。

(ブログ・本・自己投資費用)

4)ハライセに「家銀行」からお金をかすめ取り、贅沢な外食をしに行く

家族が美味しいものを食べたんだから、自分も同等になって気持ちを納得させる。

5)冷蔵庫の残り物で簡単に済ませる

罪悪感を与えてしまうのでは?イヤミになっても妻に悪い気がする。

 

楽しんでいる中、連絡を入れるのは水を差すと思うから連絡はしませんでした。こんなことが頭の中を堂々巡りでしたよ。

 

昔のわたしなら、

「家族がいっしょにいることが家族の幸せで、教育的にもいい」とか、

「自分たちだけ楽しんで、美味しいものを食べてズルい!」って内心、腹立たしく思ったことでしょう。

こどもの成長と共に出かける機会や外食する機会も減ってしまったからです。そして、外食できるお小遣いでもありませんからね。

そして、反発した思いを行動に移す勇気もなく、ただ酒を飲んで、へそを曲げていたことが想像できます。

 

でも自分目線の思考でなく、

「合理的な判断をしよう」って思えるようになりましたよ。

多分、「変わらなきゃ」って思って「自分を変えるための行動」をして来たからだと思います。

最近本当に、腑に落ちてきた様です。

 

「自分たちだけズルい」という「自分目線の思考」ではなく、組織全体の利益という「長期目線で物事を判断しよう」って思える発想になれたことが「成長したなー」って感じた内容でした。

 

実際に行動できるかどうか、と思う発想ではなく、

「一旦、別の視点に立って、その状況を自我を抜いた感情になって考えられる」という心理状態をいいます。

 

同時に「自分が損をしている被害者だ」という憎悪に満ちた感情ではなく、冷静に客観的に、

「家族にとって親戚もふくめて、夏の行事にとって、どの選択が将来的にいいのか」と、長期的視点で考えられたことが成長でした。

「あっオレ感情を抜きに考えてる」って感じに思わず笑っちゃいましたよ。

「違う自分が自分を見ている」感覚です。

 

 

そんな中妻からやっとメールが届きます。

「いまから家に帰ったら遅くなるからコッチで食べちゃってもいい?」という内容です。どうやら、映画の時間が長引いてしまったことが原因の様でした。

 

償う(つぐなう)部分はお互いにメリットがある

自己犠牲精神も程々に、妥協点を探してみることです。

わたしは「我慢の子」だと思っています。自分が引けば状況が丸く収まるからです。それに「自己犠牲が美徳」だと思っていたのもあります。

 

でも、もう辞めることにしました。だれの徳にもならないと思ったからです。返って相手に負担をかけていまうでけだからです。これでは相手の迷惑です。

 

「フェアーな関係」が人と長くいい関係でいられるためのコツです。

片一方が我慢をしている関係はつづきません。何かの評しに関係は崩壊します。抑圧は爆発するのが原則だからです。どこかに現れるでしょう。(決別とか病気とか)

 

この状況で、わたしはどうすればいいのでしょう

「自分の気休めにもなって、相手も気兼ねが減る」状態がいいのでは?

「つぐないう要素を与えることだ」と考えました。

 

わたしはアルコールをコントロールしています。過去酒豪でした。が、もう6年くらい前からほとんど飲んでいません。でもここ1年くらい前から、月に1度のペースでお酒を飲んでいます。リバウンドが起きていると考えれれます。

 

正直、飲みたいです。呑むときは、その日飲みきる分量だけを少し買ってきます。前もって買い置きすると、習慣化してしまいそうだからです。

そして妻も多少たしなみます。お互いの趣味が合った過去があるから、いま一緒に暮しているのです。

 

そこで今回、

  1. 妻のビールをいただくこと
  2. 食べた食器を洗わないこと

自分のメリットになり、妻のデメリットになる状況に、あえて設定することにします。

 

わたしはただでビールがのめて、食べたまんまにできることが楽でだからです。一方妻は、自分のビールを飲まれた、疲れて帰ったのに皿洗いをすることになります。

これで妻の「わたしに対する罪悪感」が少し和らぐ様な気がします。

わたしもビールがタダで飲めて、冷蔵庫の残り物を片付けることができます。わたしの財布にも、妻が作った料理に対してもメリットになります。

 

よくありますよね?

旦那が会社の旅行に行っているから、残された家族も、どこか美味しいのもでも食べに行くことが、

平等であってこそいい関係は続くのでしょう。

 

おわりに

まずは気づくことが大事です。チックショーって思っても、全体がよなって自分に妥協できる選択を考えてみましょう。考えは習慣となり、想いは行動に変化するからです。

 

もしあなたが「イヤな思いにさせられた状況」になったら、一歩引いて冷静に考えてましょうよ。

感情というエゴ(自我)を一旦別の場所に置いて、あなたに関わる人たちの立場になって考えてみる、そして、相手を優先することで「あなたにどんな特があるのか」を想像してみることです。

ポイントは、自分にもメリットですからね?

 

人間関係
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