「楽しいだけ」のつながりからは本当の絆は生まれない。15年見て分かったこと

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「仕事ができなくても、気が合うから仕方ない」

相手の境遇に、同情、共感することがあります。

 

「何とか、みんなに、ついて行きたい」

本人も一生懸命、仕事に取り組む行動があったり、前向きな気持ちがあれば応援したいのもです。

「少しぐらいの失敗は多目に見てもいいのでは?」と思いますからね。

 

でも、絶対にダメな場合があります。物事には限度もあります。

甘やかしの関係です。

 

人の欲はつきません。人は慣れ親しむと、「当たり前だ」と思う習性があるからです。

そして一番厄介なのが、開き直りです。

 

「そんなうるさいこと言う人なんかいないよ?」

「誰々さんは手伝ってくれるのに・・」

「ああ、もっと要領のいい人と組みたかった」

 

なーんて言われたらどうでします?

なぜ、本来、弱い立場の人間が強くなれるのでしょう。ちょっと非常識ですが、そこには理由があったのです。

 

「自分こそが被害者だ」責任をすべて外に向ける人が考えていること

「わざと不親切をした」「思いやりがない」「もっと気をつかうべきだ」あなたに言いがかりをつけてくる人がいます。

こういったセリフを使えば、精神的に有利に立って、相手に罰を与える効果があるのを知っているからです。

 

話術を使って「相手を悪者に仕立て上げる」という作戦です。相手を不安にさせて、優先順位を勝ち取るのが目的だからです。

 

上手く謝ってくれたらしめたもの。相手を手なずけることができます。どんどん要求はエスカレートするでしょう。

 

こういう人を説得するのは不可能です。できれば関わらない方がいい。しかし、同じ職場だと難しいものです。簡単に逃れられるなら、とっくに離れています。

 

だから、仕方なく、対処として、

「甘やかし」を受け入れてしまうんですね。

 

私も出会った最初のころは、

「何でみんな甘やかすのか」まったく理解できませんでしたよ。

 

「救世主が現る」やってはいけなかったこと

そんな中、

「あなたは間違ってます」

甘やかさんの態度を正そう、とする人が現れました。

 

「甘やかさん」=ここでは、甘やかされた人を言います。

 

その、正そうとする人は周りにとっても、ちょっと面倒な人。仕事に対してマジメな人だからです。

周りとは策略家のこと、

「楽して得する考えの持ち主たち」のことをいいます。

 

「職場で優位に立ちたい」と考えていた策略家は、甘やかさんを見方につける作戦を思いつきます。偽善者(正義ぶった人)をやっつける絶好のチャンスだからです。

 

甘やかさんを正そうとする人は、周りにとっても邪魔な存在です。正そうとする人を、大人しくさせるアイテムとしても使えます。

 

仲間にする効果

つまり、甘やかさんに同調して仲間を増やす方法です。

「人気票を勝ち取る」って感じでしょうか。

 

「世論は、仕事はほどほどなんですよ」という風潮に変えることができます。

「わたしは弱い者の見方だよ」と気取ることができます。

「言うことを聞かない人を動かした人」という実績もできます。

「あいつは大したものだ」正に一石二鳥。カブを上げることもできるのです。

 

こんな職場だと、本当にまいってしまいますよ。

わたしも基本的には

「ちゃんと仕事しましょう派」だからです。

 

だって、見方がいないじゃないですか・・・

「みんながそうなら、俺もそうする」と同調してしまい、甘やかさんを甘やかす影響が広がってしまいます。

 

同調性

周囲に同調する傾向のこと。ラーメン屋に行列があると、並んで食べたくなる心理。

有名人が行ったお店に行きたくなるのも同じです。

 

甘やかさんを受け入れない人が、なつかしい言葉ですが、「非国民」となってしまうのを恐れるからです。

「他人に嫌われたくない」という心理も働きます。

 

こうして、

「あなたは間違ってますからちゃんとしましょうよ」と言えない状態の出来上がりです。

「(世の中の道理や道徳。人として当たり前の常識)という刀」を振りかざせない環境になってしまいましたよ。

早いはなし、

「理不尽な時代の幕開け」が始まってしまったんですね。

 

ところがその後、面白いことが起きましたよ

10年後の2人はどうなったのでしょう。興味ありますよね?

2人とは「甘やかさん」と「甘やかしを利用したさん」のことです。

 

結果からいいます。

空中分解しましたよ。

 

結局、甘やかさんがドンドン横柄(おうへい)になってしまい、甘やかしを許した策略家は、さじを投げてしまった、という結末です。

 

「してあげたのに・・・」

お互いがそう思っているようです。

 

「えさを与えすぎて大きくなったペットが育てられなくなって、野に放してしまった」のですね。

 

そして、放たれたペットは、新たな飼い主がいなくては生きていけません。

なぜなら、可愛がられすぎたから。えさの捕り方を教えてもらえなかったからです。

 

というか、知っていても、自分で捕まえようとはしません。それは、「あなたの仕事です」と思っているからです。

 

そして、野に放たれた甘やかさんは、わたしのところに押し付けられました。

甘やかさんは、良かった過去の思い出が忘れられません。いま付き合っている相手に、昔の彼女、別れた前妻と同じ愛情を求めてきます。

 

そんなに世の中甘くはありません。本人の失態によって、私たちのグループから、ついに離れていきました。

 

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「何で俺ばっかり」

甘やかさんは納得がいかないご様子です。なぜなら、他にも甘やかさんがいるからです。

甘やかさん2号3号がいます。この2号3号も、1号と同じことをやって私たちを困らせていいます。

 

可哀想な結末は自分の行いの結果です

そんな甘やかさんは、同じような間違えを、また、やらかしました。

「どんな顔で接していいものか」かける言葉も見つからず、

いいえ、慰め(なぐさめ)の言葉はいりません。そうやってしまうと、会社のため、自分たちのためにならないからです。

 

歴史を繰り返してはイケません。

 

間違えを犯した本人をチラッと横目で通りましたよ。

目を丸くさせて、鼻の穴をふくらませ、タバコを指にはさみながら、固まってましたよ。

 

「納得いかない!」きっと、そう思っていることでしょう。

私も、この甘やかさんの被害者です。

何を考えているのか分かります。話しかけたら、何を言ってくるのかが手に取るように分かります。長い付き合いですからね。

 

「やってやったのに」

「仲間になってやったのに」

「見方になってやったのに」

 

きっとすべてを恨んでいることでしょう。

なぜなら、同じような失敗や間違えがあっても、許されてきたからです。

 

「いいんだよ、誰だってまちがえはあるよ」

「まったくうるさいやつだね?あっちにいこうぜ!」

「誰々さんだって、よくまちがえるよね?」と、甘やかして育ったからです。

 

ペットをしつけるポイントは、間違いを犯したその瞬間です。

人も同じ動物です。

あとで叱ってもダメです。あとで叱った方がいい場合もありますが、

ましてや、頭をなでてしまうのは逆です。

よくないことをした人を褒めてしまったら、誰だって、「これはいいことなんだ」と思い込んでしまうでしょう。

 

結局、誰の責任?

甘やかされた人も被害者です。使える道具として利用されました。

 

「使えないのはいらないよ」

私と甘やかさん2人で仕事を組んでいた頃のこと。

甘やかさんを利用してきた人が、わたしに捨てセリフを投げ掛けてきたんです。

「いい加減甘やかすのをやめたらどう?」という意味に、私はとらえましたよ。

 

「あんたのせいでしょ!」

「使えなくなったおもちゃは足手まとい」と言わんばかりの発言です。

私は思いました。

 

この甘やかされた人も被害者なんだ。

そう、思うと、同情してしまいましたよ。

そして私も同じように、また、甘やかしで接してしまいました。以前はね。

 

その結果、甘やかさんの立場は今ピンチです。もう、誰も見方にはなってくれません。

 

「今からでもやり直そう」すべてを反省しているのなら、最後の最後ですが、

「協力してもいい」って考えてます。なぜなら、仲間だったからです。

 

以前は考えただけで、腹を立ていまいましたが、もう忘れました。

「もうすべどうでもいい」と考えると辛いです。

「もうやってられない」と会社に対して思ってしまうからです。

 

ふつう、こうなる前に、会社が考えることだと思うからです。

 

まとめ

「キツイから」「大変だから」といって、苦労をさせない甘やかしは、結局は本人のためにはなりません。

 

ダイエットをしている人に、

「頑張ったんだからご褒美ね」

パンチのきいた中華を用意するのは、愛情です。

 

「カラダに良いからね」

サッパリとした和食を出すが、なのです。

 

なぜなら、将来、本人のためになるからです。

それでもあなたは、

「甘やかしてくれる人と付き合いたい」と思いますか?

 

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