「いままで自分が言っていたこと」とは逆のことを、しなくちゃいけなくなったとき、あなたならどうします?
「いままで通り」をつらぬくのか
「ちがう自分」に変えるのか
どちらかを選択することになります。
今回わたしは、ちがう自分になることを選びました。
正直、複雑な心境です。
だって、いままで言っていたことの逆の行動をする分けですから。
でも、変わってもいいんです。あなたをせめる権利は誰にもありません。
最終的に、すべての責任をかぶるのは、他ならぬ自分自身なんですからね。
人は変化することで成長する
「何を変えたのか?」というと、仕事のあり方を変えました。
「休出出勤」と「残業」のことです。
簡単なはなし、「休みの日に会社に出勤したり、遅くまで会社にいることは、よくないことだよ?」っていう考えを変えた話しになります。
正直、今も、出来るなら、このスタイルがいいと思ってます。
- NO残業・NO早い出社
- 休憩時間まで仕事を引きずらない
- 有給は年内ですべて使い果たい
「人生を無駄に過ごしている」と思うし、
「すっごくもったいない時間の使い方だ」って心から思います。
「本当にやりたい仕事についている人」なら、ちょっと話がちがってきますけどね?仕事がお金を稼ぐための手段なら、どうしても、そう考えてしまいます。
もし管理職の立場だったら、そうもいってられない状況なのかも知れません。でも、心の底の正直な気持ちでは、「働きすぎはよくない」って考えてしまいます。
ではなぜ、あり方を変えてしまったのでしょう。当たり前ですが、
「変えることにメリットを感じたから」が答えになります。
人は自分の都合に他人を合わせたいものです
今、我が家は、お金が必要な状況です。
人生で初めて「すっごくお金が欲しい」って思っています。
私は基本的に「お金に対しての欲は無い方」です。
しかし状況は変わりました。
住宅ローン・車の購入・子供の教育費・家屋のメンテナンス・家電の買い替えなど、一気に重なってしまうと、そうもいってられなってしまったという分けです。
「お金の使い方は計画的にね?」ということばを身にしみて分かるようになりましたよ。
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つまり、「(こんな働き方がしたいよ)という理想をいってる場合じゃなくなってしまった」という分けです。いまが頑張り時なんですね。
他人を自分の人生に巻き込んではイケナイ
自分の状況と他人の状況が同じだとしたら周りの理解は得られます。
「オレも同じだからよく分かるよ・・」お互い共感できますからね。
しかし会社とは、違う状況の人たちが複雑に絡み合う集合体です。
「全社員の子供が(今年の春に新一年生になります)」っていう状況はあるのでしょうか。
「全社員が(今年から年金をもらえる年齢)」という状況が、あるのでしょうか。
持ち家、子持ち、独身者、ローンを払っている人、副業感覚の人、老若男女、その人の抱えている境遇って、様々ですよね。
それぞれ違う人たちが理解し合うのは難しい
「あちらを立てればこちらが立たず」の言葉がります。
自分に合わせてもらうか、相手に合わせるのか、という問題がうまれてきます。
わたしの職場はグループに分けられている中、2人コンビで仕事はするシステムです。
簡単にいうと、二人三脚。常に2人で行動します。
基本的に、どちらかが帰ってしまえば仕事にはなりません。
「今日、娘の習い事の送り向かいがあるから帰りますね」
片方の人の都合で、もの片方の人も自動的に帰ることになります。
私は以前、残業反対派でした。
まだ子供が小さいから、家族にとって、お金よりもマンパワーが必要だったからです。
日曜日が休みではない職業ですから、「なるべく早く家に帰って、家のことをしたかった」からなんです。それに、アパート暮らしで、お金もかかりませんでした。
でも、帰らせてもらえませんでした。とうか、帰れない状況でしたよ。
「帰ろうとする人が悪者」という風潮がありましたからね。
「お金が欲しい」っていう人たちが多かったし、残業賛成派の人たちの攻撃が面倒になったからです。
「残業するためには何だってしてやる!」という必死さは、半端じゃありませんでしたよ。だから、当時の残業派の人たちとは今でも、あんまり、いい関係ではありません。
「絶対、自分の都合で他人の人生を巻き込んではイケナイ!」
この時のイヤな思い出が、私の気持ちに深く刻まれました。
今、わたしは正反対の状況です
「残業なんかはどうでもいい」といって、かつての残業賛成派の攻撃者たちは、定時で帰ってます。しかも「残業して欲しい」という会社の要望を無視してです。
「それって残業必要?」どう見てもズル残業をしていた人がですよ?
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私はいま、お金が必要な状況です。正直、残業や休出をしてでもお金を稼がなくてはいけません。
「残業か定時か」過去のしがらみがあります。だから今、定時派の人と組んだら、合わせて定時で帰ります。稼ぎたい気持ちとは裏腹です。
とはいえ、したいことを我慢すれば、まだ何とかなる状態ではあります。
「仕事があるから残業お願いします」
上司に頼まれても、一緒になって帰ってしまいましたよ。だって、一緒に組んでいる人の家庭の事情が、わたしにはよく分かるからです。
「自分がお金が必要だからといって自分の都合を他人に押し付けるのは迷惑だ」
そう考えると、何もできなくなってしまいます。
では、どうしたらいいのでしょうか。
感情を入れない。冷静になって自分の状況を分析してみる
かつてとは違い、
「住宅ローンや教育費で、今、お金が必要ない人」が少ない職場に変わりました。
だからといって、他人に合わせていたらどうなるのでしょう。
結局、しわ寄せは家計にひびきます。収入が減れば、生活は厳しくなります。
子供の立場になったとき、みんなが持っているものを持ってないのは、ちょっと可愛そうですからね。
「じゃァ、かつてのオジちゃんたちのように、意地悪や迷惑をかけてまで、残業を強要するしかないか?」
それも、ダメです。
「自分がやった行いは自分に帰ってくる」のは、歴史が証明してます。
「自分たちが正義だ」いまだに戦争を続けている国々は、過去に受けた攻撃による報復と考えているからです。
どちらかが、どこかで、止めなくては戦いは終わりません。
目の前にぶら下がったニンジンをかじれ?
「休出をお願いできますか?」
上司が私のグループによく聞いてくる言葉です。
なぜかというと、他のグループ人が、しょっちゅう休むからです。この「休む人」は、家庭の事情で会社を休みます。
冒頭でいいまいした。
私の職場はグループ・コンビで仕事を進める仕事です。1人かけると、機動力が低下します。
つまり、わたしのグループの休みの日とは、別のグループの出勤日です。だから私のグループは休出を頼まれるという分けです。
私は、いままで、休出しませんでした
他人の目を気にしてしまうからです。
「残業反対だ、お金より自由な暮らしを・・」
いままで、そう唱えてましたからね。
「おいおいどうしちゃったの?生活苦しいの?」って思われたくなかったのも理由の1つになっています。
「強がり」ってやつでしょうか?
そう思っても、お金は必要です。休出をするとどうなるのか考えました。
- 休出は、自分のグループ・コンビに迷惑はかからない
- 休出する先のグループの穴をうめる
- 仕事がはかどる
- 上司も助かる
- 次のグループの負担も減る
つまり、自分のプライドを捨てて、考え方さえ変えれば、全て丸く収まります。
「win-win」の関係を超えた、
「三方良し」の関係になります。
「三方良し」とは
「売り手よし」「買いてよし」「世間よし」の「3つのよし」をいいます。
誰もが損をしない、社会貢献にもなる、という、近江商人の哲学的な経営方針です。
これなら、定時退社希望者に迷惑をかけずに、個人の収入を上げることができます。
💡 ちなみに
近江商人で成功した企業は以下が有名です。
- 伊藤忠商事
- 西川
- ワコール
世の中に変わらないのもなどありません
「鬼畜米英」かつての日本はアメリカを敵視していました。
1945年、戦争で負けてからの日本はどうなったのでしょう。
手のひらを返したように、いまは親米国家です。
かつて日本を敵視していた国でも、親日国に変わった国があります。
「あのときは悪いことをしました。ごめんなさいね」と、経済的にも技術的にも文化的にも、日本は迷惑をかけた国にたくさんの援助や交流をさせてもらってます。
その甲斐あってか、いまでは親日国になった国もイッパイあります。
ところが、いまも尚、敵視し続けている国もあります。
結果、当時とまったく変わらない状況が続いているようです。旗から見ても幸せには見えません。
「アメリカの世話にはならない!鎖国再建だ!」
「アメリカをよく思わない国と手を組んで、やり返してやる」
もし、かつての日本が「負け」を受け入れられずに、テロや暴動を起こして、戦い続けていたとしたら、いまの発展はないのではないでしょうか。
すべてを受け入れたから
「いままでの自分達とはちがう生き方」に変えたから成長したのですね。
先ほど紹介した、残業賛成派の年配者さんは今、昔の勢いはありません。
(何が何でも自分だけはお金を稼ぐ)という理念のことです。
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「こどもが働く歳」になったりして、お金がかからなくなったからです。
本人の年齢も上がったせいもあり、長時間労働はキツくなったといっています。
「(だたっら、私だって考え方や行動を変えてもいいのでは?)って考えに変えました」
という話しでした。
おわりに
残業をしないで、休出でお金を稼ぐという行動は、他のグループの人が休むことが前提です。一時的な対処でしかありません。
だから、他の方法を考えなくちゃイケませんよね。
そのためには、今、自分が出来ることをするしかありません。
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