ツキを上げるトイレ掃除はうそ?効果が出ない2つの理由

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「トイレ掃除で金運アップ」って聞いたことないですか?

「実際に試したけど効果が感じられない・・」って人も少なくないようです。

考えられる2つの要因を経験から書いてみます。

 

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1)結局、飽きっぽい人にツキはやって来ない?

定期的なトイレ掃除ではなく、主体的にトイレ掃除をしてたのにも関わらず、なぜ望む結果が現れなかったのでしょうか。

 

わたしは人にとやかく言えるほど立派な実績などはありません。でも、過去、実際に掃除に夢中になっていた時期がありました。もちろんトイレもやってのことです。

 

ところが、金運アップどころかツキもどこへやら、いまではまったく掃除すらしなくなっている状況です。

結果「トイレ掃除はウソだった」と深層心理が解釈したからやらなくなってしまった、

 

でも神話とは別にして「本当は効果があるのでは?」って意識的にまだ信じています。なので、上手く行かなかったけど、わたしなりに分かったことを書いてみます。

 

抑止力に負けてはイケない

見出しのとおり「飽きっぽいから成功してない」というのが正解だと思っています。

 

でも3年近くにわたり掃除を習慣にして生活をしていたのは事実です。家の中はもちろん会社や外にいたるまで掃除や、片付け、ゴミ拾いを心がけていました。いまでもその名残は続いてはいます。

 

ところが次第にフェイドアウト、ここ半年前からは、当初の2割ほどの行動力にまで下がっています。

 

最大の理由は、抑止力がかかった成れの果て、最初の反感は家庭内のことでした。

 

いままで家の掃除など無頓着だった旦那さんが、急に掃除をはじめた状態です。

「あら?掃除してくれたの?」って最初は喜んでくれます。掃除をすれば綺麗になるし、誰かのためになる、続けるうちに仕事としての認識に変わっていきます。そうなると面白くなるものです。

 

人はだれでも自分の領域を持っています。これをパーソナルスペースと呼ぶそうです。つまり自分が許せる範囲のこと、

 

もし、妻がケガをしたり、仕事で帰りが遅くなったり、もともと家事分担をしていたりするのなら、領域に入ることは「ありがたい行為」です。

 

でも、頼んでもないのに、やる必要もないのに、相手の領域に入るのは迷惑行為でしかありません。

 

最初の掃除は自分の部屋だけでした。次第にキッチンへと範囲は広がります。掃除をするために置いてあるものを一時的に片付けます。合理的に考えて、前の状態とは変えて、また元の位置に戻すこともありました。

 

ところが、わたしの振る舞いに妻は超激怒、我慢して来た思いをぶつけてきたのです。

 

「せっかく綺麗にしたのに何だよ!」ってわたしは内心思ってしまいます。変えた方が家事は楽になるし効率的に動けるからです。

自分目線の考え方でした。相手が望まない行為を「お節介」というからです。

 

■自分の考えに夢中な人から離れましょう。
リンク結局、損してる気がするのは相手の作戦にハマっているからという話

 

人には人のやり方がある

妻にとっては「綺麗になる・家事が楽になる」メリットよりも、自分の領域に勝手に入ってきて、わたしのルール(自分が「いい」って思う状態)に変えられることにデメリットを感じてしまったという分けです。

 

「いいことをしているのに怒られてはかなわない」と思ったのと、「機嫌を損ねないように掃除を続けること」に疲れてしまった、

つまり「もう、そんなのやめてよ!」という圧力に負けてしまったという分けです。

 

家族が不快を感じたのは、考えずにやり過ぎたてしまったから、抑止力という反感をかってしまったのです。

ここに「成功へのヒントがある」ってわたしは学びました。

 

2)住み分けて行動をつづけてる?

「もうやめてよ!」と「いい加減にして!」とは同じようでちがいます。

「もうやめてよ!」とはストップの意味です。

「いい加減にして!」とは加減を求める言葉です。

「加減」とは足し引きのことです。

お風呂のお湯が本人にとって丁度いい温度を「いい湯加減」、

「強弱」や「サイズ」や「分量」や「高さ」など、プラスマイナスの判断基準をいっているのです。

「もういい塩梅にしてよ!」とはいいませんが「いい加減」は「いい塩梅」ともいいます。

 

つまり、自分の基準(キレイになれば何でもあり)を相手に押し付けてしまったから、相手が怒ってしまった(領域侵犯にキレた)のです。

 

人類は共存共栄することで生きています。「一人勝ち」は永遠には続かないのです。

この世の中は、他人によくすることで、その利益を得られる仕組みになっています。

「すべては人が運んでくる」と考えれば、ツキが与えられるのではないでしょうか。

 

■「ヤマアラシのジレンマ」といいう言葉があります。「丁度いい距離が心地よい」という意味です。
リンクいまでこそ必要?人と人とのつながりを活用すれば、もっといい環境になれる

 

まとめると

✔ 自分が「それいい」って思って行動したけど、誰かに「それダメよ」というリアクションに耐えられずに、自分の意志をつらぬけられなかったから、

 

✔ 出来ない理由を他人の責任にして、どうすれば理解を得られるかを考えることに疲れてしまったから、

 

✔ 自分の都合でものを考えて周りが見えなかったから、

 

✔ リアクションに負けずに、工夫や試行錯誤してでも「それいい」を続けられなかったから、

 

✔ どんなことをしてでも、トイレ掃除を続けようという信念が無かったから、

 

✔ 効果が出ないことにあきらめて新しいことを始めてしまったから、

 

つまり、当初の「思い」を維持しながらトイレ掃除を継続できずにやめてしまったからです。

 

「粘り強いこころ」と「人の気持ちを考えること」が出来れば、トイレ掃除の効果が現れるのではないでしょうか。

 

おわりに

トイレの便座は閉めておく方がいいと言われています。でもいままで閉めなかった人たちに押しつけても、やってない習慣は面倒だと思われるだけです。

 

どうすればトイレのフタを閉める習慣を相手に理解してもらえるのか、

押し付けではなく、協力してもらえるためにはどうすればいのか、

客観的な視点で見るような、そういう1つ1つが大事なのかも知れませんね。

 

■人付き合いを円滑にするポイントは「相手が何を望むのか」です。
リンク大事な人といい関係でいたいなら?高い視点と深い愛情でしか築けないという話

 

エッセイ
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