「断捨離」って聞いたことありませんか?
本当に必要なもの以外は捨てる(あきらめる)ことをいいます。
今回は、人間関係に当てはめて考えてみましょう。
断捨離すべき人の特徴とは?
まず断捨離するには、何を捨てればいいのかを見極める必要があります。自分にとってプラスになることだけを残してシンプルに判断してみましょう。
1)あなたのためになる意見を嫌われる覚悟で言ってくれる人
「いい人」ってどんな人なのでしょうね。
いい人とは本当の意味で自分のためになる人のことをいいます。あなたを甘やかす人ではありません。正しい道へすすむための協力者です。
その場しのぎの対応ではなく、根本的な対策を教えてくれて、あなたの身になって考えてくれる人です。あなたにとっての辛い現実に対してのアドバイザーです。
とかろが人は、自分の都合に合わせてくれる人を「いい人」だと思い込む習性を持っています。的を得た厳しい意見をいう人を心無い人だと思ってしまう、でも仕方ありません。だって、文句にしか聞こえないからです。
出来なかったこと、上手くいかなかったことを指摘されるのは、傷口に塩をぬられていると感じるからです。
注意しなくていけないのは、本当にあなたのためになる意見をいっているかどうか
■ダメ出しが生きがいな人
ダメな部分を取り上げて責めるのが趣味、自分と比較して優越感を味わいたいだけです。
■いいことを言っている自分に酔いしれている人
アドバイスしている自分のことが大好きなだけ、周囲に「わたしはいい人」を示す格好エジキです。
■洗脳しようとしている人
上手く言いくるめて、自分の手先にしようと目論んで(もくろんで)いる、利用できる関係を求めています。
「とりあえず楽にしてくれる人」をいい人と勘違いしないようにしましょう。
なぜなら問題を先延ばしにしているだけだからです。結局、自分の失敗は自分が解決するしか方法はありません。いつまでも、誰かを頼りにするか、逃げ続ける人生になるからです。
なので、自立する手助けをする人が「いい人」になるはずです。
▼自己中な人を見極めるチェックシートを使ってみましょう。
⇒あなは大丈夫?嫌われてしまう9つの行動から他者を利用する心理をまなぶ
2)個性を大事にしてくれる人
個性って何なのでしょう。目立つことや、人とちがったファッションをすることではありません。
日陰に落ちたタネは茎が曲がってしまいます。日光を求め、光がある方向へと身体を持っていくからです。
かといって、日向(ひなた)では育たない植物もあります。暗い場所で持っている能力を発揮するようにつくられているからです。
「さあ!もっと前向きになろうよ!」と合理的な考えを押し付けて来る人も要注意です。
日の当たる場所がいいというような意見はまちがったアドバイザーです。
タネが発芽するまでは湿った暗い土の中がよくっても、成長したら日光を必要とするのが植物の特徴の1つです。
日陰がいい時期もあれば日ざしが必要な時期もあるのです。
そして例外もあります。すべての植物が同じとはかぎらないからです。
それが個性です。
「人はみんなちがって当たり前」という個性を理解した接し方をしてくれる人は貴重な財産になるはずです。
3)条件付きのつき合いを求める人
自分の大事なものや大事なことを犠牲にしない人との関係は必要ありません。なぜなら、あなたのためにならないからです。
いつもあなたの大事なものを差し出しているのにも関わらず、それを当たり前、そうすべき、自分の都合を変えてまで、あなたと付き合おうとしないのは、あなたを軽く見ている証拠です。
使い捨て感覚にされているのなら、キッパリと付き合いをやめた方がいいでしょう。
大事な時間を浪費させるつきあい
人はある程度お金を稼がないと生活できない様になっています。とくに家族持ちのローン持ちにとって仕事は大事な収入源です。
休日が土日祭日ではない人は世の中にはたくさんいます。働く時間帯が夜中の人だっています。
それなに、世間の常識を押し付けて来る人には要注意です。なぜなら、あなたの立場でものを判断してくれないからです。
冠婚葬祭や社会的に認められているイベントなどは例外ではあります。
でも個人的なつきあいを世間一般ということを理由に当てはめたつき合いを強要する人には注意が必要です。
あなたが生きていくための基本(ベース)をゆるがす関係になるからです。
逆に心配して、日程をあなたに合わせてくれる人こそ真の友人になるはずです。
▼人は一人では生きられない、けど、生きる道もある。
おわりに
極論、「一人でも生きていこう」と決意すれば人は生きられます。現代にはたくさんのツールがあるからです。
とはいえ、一人になるのが怖いもの、でも、一人は身軽です。他人を意識しない生き方はストレスを減らしてくれます。
そろそろ、精神的に自立してみてはどうでよう。
▼自分を犠牲にしない生き方を心理学の観点から書いています。
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