メガネの鼻当ての部分が曲がってしまったので、買った店舗にて修理依頼をすることにした。
【JINS】メガネの「クリングス」が曲がったので修理依頼
今回わたしは「クリングス」と呼ばれる部分を曲げてしまった。
クリングスとは、メガネのフレームと鼻当て(ノーズパット)とをつなぐ部分をいうらしい。
以前わたしは地元のメガネ店の商品のネガネフレームを2度ほど曲げてしまったことがる。
そのときは店舗にてい時短で修理してもらった。もちろん無料。今回も同じ様な状況なので、おそらく店舗にて修理可能と考えた。
今回のようにクリングスが曲がってしまった修理について公式サイトを確認。
すると、「掛け心地(メガネがゆるい、きつい、傾く等)が気になる方はスタッフへご相談ください。」とのこと。
そのクリングスが広がった状態とは「掛け心地が気になる」に該当するはずだ。
なので少し遠いけど、自宅から約20キロ、県の中心部にあるJINSメガネまで修理しに行くことにした。
修理は10分程度で終わる
結論からいうと、時間を計ってないが、体感的には10分程度だっと感じている。もっと早かった知れない。
まず店舗に入店。当日は月曜日。平日の午前11時ということで客はまばら。(画像は以前のもの)
前回メガネを初めて作った際に、ジンズメガネのアプリをスマホに入れていた。
なのでログインとか、何か手続き等があるのかも?など考えながらレジがある受付付近でもじもじ。すると女性店員の方が声をかけてくれた。
買うつもりがない物を見ているときはウザいが、こういうときは嬉しい。
自分のメガネを見せると、店員さんはメガネを受け取って直ぐに修理するべく、レジ裏にある工房へ。
ジンズメガネは最新トレンドのデザインもそろえつつ低価格ということもあり、その間、参考までに商品を見て回ることにした。
試したことがない形のメガネとの出会いにワクワク
わたしの顔は、どちらかというとスクエア型だから、いつも四角い形。
好みもあるけど仕事用がメインなので、流行り廃りがなく、派手じゃない方がいいかなぁという基準で選んでいる。
そして人って、いつも同じような色やデザインを選びがちだ。
実際わたしは服なんかも、グレーや黒といった地味な色を選んでしまう。
以前、冒険して白いスリムジーンズを買ってみたが、ほぼ履いてない。汚すリスクもある。何か照れくさい。勘違い野郎って思われそう。
そしてずっと前から丸形のネガネがトレンドになっていたことや、厚いフレームも気になっていたこともあり、商品を物色すべく店内をぶらり。
実際にフレームの厚い丸メガネを手にとってみると、思ったよりも軽いことに驚いた。
そしてちょっと迷ったが、実際にかけた姿を、壁にかかった細長い鏡で確認すると、思いの外、悪くない。てか似合っている気がした。
いままでかけたことがないデザインのメガネをかけて、鏡に写った自分を見た瞬間、言葉で言い表わせない気持ちに。
自己満ではあるが、おっさんはジワ〜っとだがテンションアップ。もしお金に余裕があったなら即決。衝動買いしていたことだろう。
形をだけ変えても人生は何も変わらない。だけど何だか、新しい何かが始まる予感を抱いてしまった。
「自分に期待することを諦めてはいけない」って言葉があるけど、メガネ1つでそう思えるのなら、高くはないと思う。
これは実店舗に来たからこそ味わること。もし今回メガネを曲げてなければ起きなかった出来事。
「塞翁が馬」悪いことは良いことのきっかけ。
修理後のクオリティの判断
で、とりあえず修理完了という感じで、店員さんが仕上がったメガネを持ってきて、実際にメガネをかけて確認。
なんでもまだ微調整できるそうで、そんな提案をされた。
でも修理の際に片方のクリングスを曲げたときに柔らかかったそうなので、もしかしたら折れてしまう可能性もあるらしい。
わたしにはその感覚が分からなかったし、これで十分ということで、このまま受け取ることにした。
▲ビフォー。フレームと平行になるほどノーズパットが広がっている。
▲アフター。ノーズパットは鼻根にフイットする角度に戻った。
「もし折れたら修理代がかかるのか?」を聴き忘れたことがブログ書きとしては残念だ。
オジサンは女神との出会いに飢えている
今回JINSメガネの店舗に来てみて一番感激したことは、メガネ美人とのやり取りをしたこと。
現時点に置いてわたしは49歳。白髪まじりの列記としたオジサンである。
そのおっさんがメガネ美人とリアルで関われるタイミングがあるとすれば接客業の人くらいかな。
営業スマイルとは知りつつも、好意的な瞳で見つめられる機会はほぼ0に近い。
この感覚は鼻の下をデレッと伸ばす状態とは少しちがう。
何と表現したらいいのか分からないが、ビシッと決めた出で立ちの女性に、こちらもシャキッとする的な感じ。
つまりわたしにとって、日常ではあまり遭遇しない層の人。
妻も普段メイクはしないし、職場に女性はいない。人によっては見飽きた光景かも知れないが、わたしには新鮮に映ってしまう。
商売とはいえ、特に女性からは、もう何年も優しくされたことが無かったので、単純に嬉しかったんだと思う。
前回、ブルーライトカット仕様のメガネを受け取る際に対応してくれた店員さんもメガネ美人だった。
実にメガネが似合っていたと記憶していたこともあり、今回もおっさんはネガネ美人との出会いに期待値を高めていた。
こんなことを書くと「オジサンがキモい」と思うことだろう。実際わたしも若い頃だったらそう思う。
でもこの歳になって、オジサン・オバサンの気持ちが解るようになってきた。見た目は老けても、気持ちはあの頃と何も変わらない。
とはいえ、女子高生に告るのは犯罪です(笑い)
時代は無人化に向かいつつあるが、こういったやり取りや関わりが、ショップでの価値体験になるのだろう。
同じ様な商品がどこでも買えてしまう時代に、お客の心をつかむ手段として、生身の人間は必要だと思った。
おわりに
ということで、タイトルの「20Kmかけて修理に行く価値はあるのか?」の答えは、わたしにとっては「価値あり!」となった。
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