もしあなたに家計を共有する人が居て、自分のお小遣いを節約しようと決めたとします。
当然いつもの様な金遣いは出来ません。
そんなとき、その穴埋めできる方法があったりします。
でもそんなことをして、果たして良い結果になるのでしょうか。
自分と家計を別ける。お金を混同してはイケナイ
まず「お小遣いを節約」する理由が、
- 「何のため」で
- 「誰のため」で
- 「どうなりたい」
からなのでしょう。やり方によっては自分の首をしめることにもなり得ます。
もしあなたが、
- 新しいゴルフクラブが欲しい
- 美ボディのためプロテインを買う
- 同僚と飲みに行きたい
そんな自分の思いつきや自分の利益ために節約しはじめたとしたら家計に手をつけてはいけません。
なぜなら、結局自分の首をしめることのなるからです。
家計とは、家族が共有するモノやコト。
■例えば、あなたは毎朝、缶コーヒーを飲む習慣があるとします。
出勤途中に自販機でコーヒーを買い、車を運転しながら飲む時間がある。
でもそれを止めました。
「そうだ!インスタントコーヒーがあるじゃない?」
そう考え、家に常備されてあるコーヒーを飲むことが習慣化したとします。
もしかしたら、水筒に淹れて会社に持っていくこともあるでしょう。
でもそのコーヒーは奥さんの愛用品。旦那も飲めば、いままでよりも早く消費されることになる。
そうなるとインスタントコーヒーを買う頻度は上がり、結局は家計を圧迫することになってしまうのです。
考えれてみれば当たり前ですよね。(*´ω`*)
けどもし旦那さんが、
「自販機は高いからスーパーで安いコーヒー買ってきて?そしたら俺の小遣い減らしてもいいよ?」
といってるなら筋も通るし家計にも優しいです。けどそうでないなら家計を削るだけ。
たかがコーヒー一杯だけど、そういった一つ一つの積み重ねによって、気づけば目指した道にたどり着けるのです。
もしかしたら、その思考によってお金に余裕ができ、将来お小遣いが上がることもある。
そしてもっと大事なことがありました。
節約する相手のモチベーションをうばってはイケナイ
もしかしたら「家族の無駄遣いをどうにかしたい」って考えてはいませんか?
節約しだすと、自分以外にも目がいくものです。
そして他を削ってでもその一点にお金を使おうとする人もいます。
例えば、どうしてもスイーツが好きだから、毎日食べるため&健康のために、食事制限をする妻がいるとします。
「今夜は刺し身だけど、自分の分は買わない。その代わりモンブランを買ちゃおう♡」など。
甘いものに興味がない人から見たらスイーツは無駄遣い。
でも相手は食べる量や質を減らし家計からの出費を抑えプラマイゼロにしてます。
それはその人が我慢をしてる状態でもある。
それなのにあなたは自分の小遣いを減らさないため、家族共有物に手を付けるとしたら相手はどう思うのか?
「お小遣いあるじゃない?自分のお金を使ってよ!」そう思われてもしょーがないです。
無駄遣いをうながす理由を与えないためにも
そして大事なのはここから、
「共有物に手を出す」とは=その相手に対して、無駄遣いを助長させる、言い訳の材料を与えることにもなり得ます。
「あなただってコーヒーたくさん飲んでるじゃん。私も欲しい物、買っちゃおう」
という連鎖が広まり、結局、お金に対するリテラシーも下がり、全体的にトーンダウンしてしまうことも考えられる。
もしかしたら「節約しなくても良くねぇ?」
と、せっかく節約しようとした意義すら忘れてしまい、また元の生活にもどってしまうこともあるのです。
もし、お小遣い節約が家族のためだとしても、結局は自分が勝手にやりはじめたこと。
巻沿いはいけません。なぜなら真の節約にはならないからです。
家計を節約したいなら、自分が身を持って行動を示すしかありません。
後書き
実はこの記事を書くにいたったのは、自分の経験からの気づきからきています。
わたしは以前インスタントコーヒーを飲む習慣がありました。
でもコーヒーによる身体的症状によってコーヒーを止めています。
けどそれは身体的理由もさることながら、この記事の様な考えにいたったからもプラスされています。
考えてみればそうですよね。自分の私利私欲のために家族費に手を出すのですから。
お菓子も同じで、つい小腹が空くと手を出してしまい、それが習慣化してました。
でもこの『お小遣い1年間3000円生活』をはじめたと同時に、子供や妻が食べるお菓子の横取りを控えてます。
でもたまにチョコ一個だけとか食べてますけどね。(´ε` )
ただ家のインスタントコーヒーについては、コーヒー断捨離してからは、ただの一度も手を付けてません。
なぜなら、酒同様に脳からのドーパミン(快楽)作用によって、また飲みたくなるに違いないからです。
アルコール同様、とにかく常習性の高い物には手を付けないことが節約継続のポイントではないでしょうか。
おわりに
何事も習慣化するまでは「徹底する」ことがおすすめです。(-ω☆)
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