不思議な光景を見つけました。それは植物の根元が枯れてきて、先の方が生い茂ると言う現象です。そして元株は生きていて、新たに芽吹いている。
言い換えれば「親の仕送り無し」で生き始めたという状況です。
けど地に足がついてません。なので「親戚のおっちゃん」として、出来る手助けをしようと思います。
生命強し!ツタの根元は枯れてるのに、先端部は生きている
まずは画像を見てください。少し分かりづらいですが、これが精一杯。^^;
上の写真の続き。長いので、もう一枚撮影。
鉢植えから伸びて垂れ下がった茎が枯れて切れる寸前。根元から50cm以上も伸びている。面白いのが、先の方が青々と生きているってこと。
普通、茎が枯れれば先も枯れ行く運命。どう見ても根っこから養分を吸収しているとは思えません。なぜなら、ツルという補給経路が枯れているからです。
ってことは、先の部分は茎や葉っぱだけで生きている状態(空気中の水分のみ?)。他の可能性としては、枯れた茎を養分としているのでしょうか?
どっちにしても、この種は水分無しに強いことが見て取れる。これが水差し栽培に失敗しない理由です。
けど、さすがにこのままではいずれ枯れてしまうと思うので、前回と同じ様に命をつなげることにします。
ご覧の通り、古いツルは葉が枯れ落ちて徐々に細くなっています。中には1mm以下の部分もありました。首の皮一枚とはこのこと。(・.・;)
枯れた部分をハサミで切って、水を入れたペットボトルに移し替えます。
切った4つのツルが、かぶらない様に(まんべんなく日差しを浴びれる様)にします。
画像左は丁度3ヶ月前に移したツル。右が今回のツルのツーショット撮影。
⇒ほぼ放置で増やせる植物はどれ?ペットボトル栽培から1ヶ月後
伸びた根っこを観てると『風の谷のナウシカ』でオームが金色の触手を伸ばす様にも見えました。ちなみに上映当時わたしは小6。同時上映は『超人ロック』だったと記憶しています。
面白いことに、水中に入てない茎の節から根が生えました。今回の水栽培も成功することでしょう。
おわりに
わたしは窓際のカーテン越しの「ちょっと薄暗い場所」に水差し栽培ペットボトルを置いています。
入れ物がペットボトルに水なので、太陽光で火事も想定できるからです。水も温まってしまうし、多めに入れれば温度上昇も防げることでしょう。
親戚のおっちゃんの得意技は放置プレイ。それでもシッカリ生きています。(*^^*)
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