人生設計は自分の経済力の7割を超えてはいけない

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余裕を持つ

今月も1万円入金した。

高いハードルより身の丈に合わせることでストレスレスって話し。

【お小遣い3千円を1年間】47歳オッサンが始めた3理由

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お小遣い月3000円生活とはレッドゾーンで走り続けることだった

わたしが今回の節約で学んだことは、「楽しみを先送りにしてはいけない」ということ。

わたしの知り合いにアメを渡すと直ぐに口に入れる人と、後にとって置く人に分かれる。

わたしはいままで直ぐに食べる人=計画性の無い。目先の利益を追いがちな人だと考えていた。

車を駐車するときも頭から突っ込んで、出るときに苦労し、ぼやく人。

誰かからもらった食べ物を直ぐ目の前でペロッと平らげるの見ると、「もしかしたらこっちの人生の方が幸せだったんじゃないか?」最近そう思えてきた。

それは自分に偽りなく生きている人でもある。

自分の欲に忠実だからストレスが無くいつも楽しいそう。

そしてわたしがよくやりがちなのが、その取って置いたアメをずっとしまって置き、食べるタイミングを逃してしまうこと。

物事には絶妙なタイミングというものがある。

「チャンスの女神に後ろ髪はない」「・・前髪をつかめ」など、過ぎてから気づいても遅いのだ。

わたしは以前、会社で必要な資格を取得した。

当時、合格率20%以下とせまき門。出来のよくない頭のわたしは高校受験のときよりも必死に勉強した。

それは汚名返上の意味が強かった。

「俺はバカじゃない」やれば出来ることを証明したかったと思う。

もし落ちたら会社を辞める決意と、合格したらご褒美として高額ギターアンプを買おうと決めていた。

そしてアンプは買わなかった。

「自分だけ幸せになってもいいのか。こんなことにお金を使っても良いのか・・」罪悪感があったからだ。

ここに幸せに成れる。または成れないヒントがある気がする。

お金の使い道は「物理的と心理的」を考える

今回のわたしの「月のお小遣いから1万円貯金・実質3000円がお小遣い」という楽しみを先送りに当てはめてみる。

せっかく自分の楽しみとして使えるはずのお金が使えない。

筋トレやギターや家族など、いま必要なことが出来ないでいる。

何かしようとすると少なからずお金はかかってしまうもの。

確かに一年間ということで、今年の夏には12万以上は貯まるだろう。

けどやりたいことを我慢してストレスを溜めている状態だ。

もしかしたらとんでもないチャンスを逃している可能性もある。

そこに必要なことを投資することで今後の人生を左右する分かれ道が来ているかも知れない。

少し大げさだけど、「偶然やタイミングによって導かれた。あの時、動いたから今がある」って話はよくある話しだ。

そして『人生とは今この瞬間の刹那の繰り返しである』とアドラーはいっている。

つまり今回のわたしの場合、日々楽しくない毎日を繰り返している人生ともいえる。

将来どうなるか分からないから貯金をするのは、「将来に心配事があるにちがいない」と言う状態を信じている意味でもある。

それはそれで悪くはない。逆にいえば将来の不安を減らしている意味でもある。

持ち家はいつか自分の物になるし、アパートは一生支払う必要があるのも事実。だから将来のために住宅ローンを組むことは間違いではない。

ただ、正しくなかったと振り返るのは、自分のやりたいことが出来なくなるほどの支払いに設定してしまうこと。

それでもわたしは、自分の給料のマックス額ではなく、最低賃金になったときを想定してランクを下げたつもりだ。

計算に入れてなかったのは、物である以上、形あるものとはメンテナンスが必要だったこと。

そしてメンテナンスが必要なのは人も同じだ。

人の心は理屈じゃない。働きすぎれば壊れる。

頑張っているのにその恩恵が釣り合わなければストレスはたまるいっぽう。

開放するにはそれなりの何か必要だ。それはお金で補えることもある。

つまり物質と気持ちのお手入れ費用の2つを考えた生活設計を考える必要があった。

わたしにとって月お小遣い3000円生活とは、やりたいことがあるのに、それが出来ないという感情がレッドゾーンになった状態で日々、悶々と過ごすこと。

月1万円の積立定期預金は最低一年間の約束になっている。その期限まで後3回の支払い予定。

更に「自分の脳力の70%で出来ることをする」という言葉がある。

いつもフルスロットルでは身が持たないし、いつも全速力では安定したパフォーマンスも出来ないという意味なのだろう。

お小遣いも同じだ。

逆にいえば、70%の力を出すには30%の燃料では足りなすぎる。

無いところから出そうとすると、必ず他に負担や、しわ寄せになり疲弊する。

そのしわ寄せを補うために、更に他にダメージが入り、全体のバランスを崩して倒れるだけ。

「お小遣いは手取りの3割にすること」ファイナンシャルプランナーがいっていた。

つまり働くモチベーションが無くなってしまわない様にすることを説いている。

だから自分の正当な取り分という燃料は絶対に必要だったんだなと身を持って理解した。

とはいえ、この隙間を補うことは可能だ。

それは頑張ってる人に対するエール。

人は言葉一つでどうにでも変わってしまう。

はげましは燃料になる。

だから日々、当たり前になっていることを当然だと思ってはいけないし、感謝の言葉を忘れてはいけない。

そして「ありがとう」といわれる人になるために努力する必要もある。

今回は本当に勉強になった。

おわりに

貯まった貯金で人生を有意義にできることに使おう。

考えるととワクワクする(*´ω`*)

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