- タイヤ1本だけパンクした
- 他の3本はまだ履けるからもったいない
- 取りあえず今年は節約したい
とお悩みの人へ。
わたしは行きつけの”ある場所”で、まだ履けそうな廃タイヤを0円で頂くことが出来ました。
再現率は低い話ですが、この記事の要点は、
「そう言う場所や関係性って、これからの時代は特に大事だなぁ・・」って個人的な思いの内容です。
新品?中古?1本換え?2本換え?全取替?
大きなタイヤの値段は高いので中古を入れるのは有りだと思います。
でも軽自動車はどうなのか。しかも冬タイヤ。効き目が心配です。
新品にすべきか、はたまた中古にするべきか悩むことでしょう。
なぜなら軽だと値段に大きく差があるわけでもないから。
例えタイヤ事態が安くても、組み換えれば工賃がかかります。
そもそも軽のタイヤ事態安いです。しかも海外品なら知っての通りですよね。
そうなると新品を買う方がいい様な気もします。
とはいえ、タイヤ1本だけ新品というのはバランスが悪い。
だったら駆動する2本だけ新しいのに変えようか。
いやいや、そうなると、今後2本ずつタイヤを履き替えることになってしまう。
やはりどうせなら全部新品がいいのでは?
でも他3本のタイヤはまだ履けそうだからもったいない。出来れば、次回新品にしたい。
こんな堂々巡り。
一体何が一番良い選択なのか悩みました。
中古タイヤを「売ろうとしない」場所がある
その結果出した答えが、行きつけの整備工場で4本全部新品にすることです。
え?カーショップやタイヤ専門店やスタンドじゃないの?って思うことでしょう。
実際どこが一番自分にとってお得なのか?の実験も兼ねてのことでした。
で、新しいタイヤを入れてもらおうと相談した結果、海外の安いタイヤは扱って無いことが判明。
「それじゃ、少し値段が高いのかなぁ・・見積もり出して買わないのも気まずいしなぁ・・」と迷ってると、その社長さんは、こう話を切り出したのです。
「丁度、廃棄品として保管するスタッドレスタイヤがあるので、良かったら使いませんか?」
と頂く流れになりました。
恐る恐る拝見すると、かなりすり減ってはいるものの、履けないことはない代物。
最終的に、2本だけ頂くことに決めました。
整備工場はクルマ整備が営利目的だ
出来上がりを見ると、新しいバルブも入り、ホイルバランスもとってあり、まだまだ履けそうな仕上がりです。
プロが履けないレベルのタイヤをおすすめす訳がありません。もし何かあったら、責任は取れないし商売に傷もつく。
同時にこれは信頼関係につながる行為でもある。また、お客様を離さない秘密なのかも知れません。
よってお客さんは離れない。またここでお世話になりたいと思うんですね。
大きなお店の従業員が、「これまだ履けるからもったいないです」とか「裏の廃タイヤあげますよ」なんていいません。
逆にいえば整備工場とは基本、車を整備することで利益を得る場所。
つまり言葉は悪いけど、廃タイヤが餌となり、お得意様を維持できるなら安いもの。そんな一面もあるんです。
車も『かかりつけ医』的な場所を持つと良い
この社長さんいわく「こっちも助かる」とのことでした。
売る側としたら新品を入れてもらった方が得だと思うけど、この人、全く商売っ気がありません。
とにかく「古いけど、まだ乗れますよ」とか「純正品は高いから市販品を探しますか?」とか、なるべくお金がかからない様な配慮をしてくれています。
以前わたしが乗っていた古い車に対しても、
「カッコいいパーツが手に入ったから、良かったら付けておきますけど?」
と良くしてくれました。
こんな付き合いが出来るのは、個人経営だからこそなせる技なのです。
とはいえ当たり前ですが、タイヤ組み換え工賃(2本分)はしっかり取られましたけどね。
そして古い車とはいずれ故障します。逆に言えば「金のなる木」ともいえる。
そうはいっても、捨てる物からお金になり、もらう方も工賃だけでタイヤ代は無し。利害が一致したという訳でした。
長く付き合い「その人となり」が分かってもらえると、この様な表には出ない情報が入ることがあるものです。
- 「この人は車が好きな人なんだな」
- 「この人はお金に困ってるんだな」
- 「この人は物を大事にする人なんだな」
- 「この人はお金に糸目をつけない人なんだな」
- 「この人は無駄遣いをする人なんだな」
とか見えてきます。
もちろん中古です。スノータイヤの効き目は落ちるでしょう。念の為、チェーンも用意しています。
だからこそ横柄な運転にならずに、慎重に心しています。
おわりに
もらいっぱなしと言う分けにはいきません。タイヤ代はただだからです。
休憩時間のお茶請け用の差し入れを買いました。
次に繋げるためにも、しっかりお返しをしておきましたよ。
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