妻への誕生日プレゼントは何を基準に選んでます?
キーワードが決まっていれば、いい買い物をすることができます
モワッとしてません。はっきりと明確な答えを示しているのは、キーワードが決まっているからです。
プレゼントする商品に固有名詞があれば、ただそれを選ばいいだけのことです。まちがえのないプレゼントになるでしょう。
ところが、はっきりとしてない商品は世の中にたくさんあります。そうなると何を選んでいいのか迷うことになるでしょう。
でもキーワードがあれば、そのキーワードにしぼった判断ができます。
せっかくのプレゼントです。がっかりされるよりは、喜んで欲しいものです。
■「失敗する?」とタイトルで書きましたが、これは成功法の1つですからね。
贈り物をもらう側がえがくキーワードを第一条件にプレゼントを決めると迷わない
もし毎年、誕生日プレゼントを買っているとしたら、あたなが使う金額の察しはついているはずです。奥様は感がいいですからね。あなたの財布の事情は丸見えです。
だったら「思い切ってどんな商品がいいのか」聞いてしまった方が早いです。その方が効率がいいからです。
プレゼントを選ぶとき大事にして欲しい質問があります。それは、
プレゼントのキーワードです。
この「キーワード」をかんたんに説明すると、
「○○ブランドの財布」とかじゃなくって、商品の特性のことをいいます。
「チョコレートケーキを買う」に、たとえると
「チョコレートが好きな人の誕生日ケーキは、チョコレートケーキがいい」っていうのは当たり前です。考えてほしいのは、
「どんなチョコケーキなのか」が問題なんですよ。
「甘~い」生クリーム仕立てなのか、
「甘さ控えめ」の大人のティラミスなのか、
「クリームがない」シフォンケーキなのか、
「サックとした食感」がキーワードなら、「パイ仕立て」「ミルフィーユ」「タルト生地」という具合に、同じチョコでも、こんなにたくさん選択できる種類があります。
更に
「(チョコ系)なら何でもいいよ?」なのか、
「ビールやワインに合うやつね?」なのか、
「子どもたちが好きそうなケーキを選んでね?」なのか、を、考えるとキリがない状態です。
だから「キーワードを先に確認することが失敗しないケーキ選び」になるんです。サプライズ感はすっごくうすくなっちゃいますけどね。
ここでは、「何系のチョコケーキがいい?」って一言聞いておけば「余計なこ」とを考えないから、キーワードをスローガンに商品選びができるってわけです。
バッグとか財布をプレゼントする場合
ブランドにこだわるのか、使い勝手が優先なのか、他人にかぶらない一点ものなのか、を知ることはもちろん大事です。でも、キーワードではない。
キーワードとは、
「可愛い」なのか、「エラガンな大人仕様」なのか「自然な風合い」なのか、のことです。
たとえ同じ種類のバッグだとしても、深く知れば選ぶ商品は変わります。
では「余計なこと」って何なのでしょうね?ついやってしまいがちだから、いっしょに考えていましょうよ。
キーワードを知らないと目的がブレる
今回わたしは妻の誕生日プレゼントに「バラの鉢植え」を買いました。
このときのキーワードは「かっこいいやつ」です。このキーワードは息子が教えてくれました。もし聞かなかったら「在り来りの寄せ植え」を選んでいたことでしょう。
もし、「花を買う」だけだったとしたら、今回わたしが買ったバラにはたどり着けませんでした。なぜなら、行きつけの花屋さんに気に入ったバラの鉢植えが置いてなかったからです。
花はバラだけではありません。綺麗にアレンジされた花は他にもたくさんあります。
「誕生日を彩ってくれるなら、別にバラじゃなくてもいい」って思い、気移りしてしまったことでしょう。ブレなかったのは「妻が求めているキーワード」を聞いていたからです。
プレゼントを買う選択肢が2つあったときの判断
行きつけ(年に数回だけ・・)の花屋さんでバラを買うのはやめて、別のお店でバラの木を買うことにしました。その行き先を、行きつけの花屋さんが親切に教えてくれたんです。
どっちがいいのか、とりあえず両方に行って判断することにしましたよ。
- バラ園を持つ園芸センター
- バラが豊富な花屋さん
この2つの選択肢です。2つのお店の商品や特徴を説明します。
1)バラ園を持つ園芸センター
「値段は安い。花屋の半額」財布にやさしい。
「一本立ち」「形は不ぞろい」ヒョロっとしている。
花は見頃だけど、ツボミが少ない。
咲いている花がちょっと汚い。
プレゼント用ラッピングの質がわからない。(あるのか不明?)
迷ったこと。考えてしまったこと
あくまでも「苗木」って感じで、プレゼントというよりも「自分が育てるために買う花」芝生を買う感覚に思えた。ヒョロっとしているけど、バラの苗には変わりないです。
もし「質より量」というキーワードだったとしたら、ここで決まりです。花屋さんよりも1本多く買うことができますからね?(2本買える)
結局、花の時期が終わったら木は花壇に植え替えるのだから、見栄えはどうでも、バラを増やすことができます。
「今かっこいいバラ」をあきらめて、来年以降を考えるとしたら、
「2本買った方がいい買い物」になるでしょう。
でも「妻が選んだキーワード」って何でしたっけ?
2)バラが豊富な花屋さん
「園芸センターに比べたら値段は高い」園芸センターの倍。
「お店だけに、ラッピングの質は高い」贈り物としての役目をはたせる。
「どの花も手入れが行き届いている」健康な状態。
「咲いた花よりもツボミが多い」花の時期を長く楽しめる。
「見栄えがいい・ゴージャス」一本立ちではなく、株立になっていてバランスがいい。
これが妻がいう、
「かっこいいバラ」ってやつです。
最初の「値段が高い」という理由以外は全部いい!
と、いうわけで、3件目に行った花屋さんでバラの鉢植えを選ぶことにしました。
40過ぎても心は同じです
「もう歳だし、子供もいるし、思い出させないでよ」って他人事のようなそっけない態度をするパートナーもいたりします。しかし、本音はどうなのでしょう。
「きょう誕生日でしょ?おめでとう」プライベートな付き合いがない会社の人からいわれたときは、正直うれしかった。(わたしのエピソード)
若い頃とはちがい記念日に対して思い入れは減ってしまうのは切ないけど、気持ちはずーと同じものですよね?
だったら、妻だって変わらないはずです。もし、キーワードがあるのなら、キーワードを基準にプレゼントを選ぶことを守れば、喜ばれるプレゼントができるはずです。
おわりに
「かっこいいバラ」がキーワードなのに、小ざっぱりしたバラの苗をたくさん渡しても喜ばれない。
それじゃまるで、「何かの記念日に美味しい牛肉が食べたい」って人に対して、
「いっぱい食べられた方がいいから」と、大手牛丼チェーンに連れて行くようにものです。
牛丼チェーンが悪いのではなく、「記念日に美味しい料理」がキーワードになっているからです。
「質よりも量を!」がキーワードなら、「カップラーメンを好きなだけ」が喜ばれるプレゼントになるという分けです。相手のニーズを知ることが必要になってきます。
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