夜働く人が、仕事でパフォーマンスを下げない方法は、日中しっかり寝ることだ。
でも昼間は明るい。部屋のカーテンを閉め切っても夜のようにはいかない。
いくら寝ないで働いても外が明るいと、なかなか寝付けないことも。
そこでカーテンレールにカーテンボックスを取り付けることで、外の光をそれなりにカット出来るようになる。
カーテンボックスを使って約14年。夜勤で働いて20年以上のわたしが、20枚の画像を使ってお伝えします。
カーテンボックス有り無しで部屋の暗さ3タイプを比較
「カーテンボックスを使った状態」と「外した状態」で、「晴れの日」と「曇の日」を撮影した画像を比較。どれだけ違いがあるのか?見てみよう。
カーテンBOXを使った光の加減
- カーテンBOX有り=青色
- カーテンBOX無し=赤色
▼カーテンBOX有り(外は曇りの日)
残念ながらカーテンBOXとカーテンとの間に、さえぎる物がないので、そこから光が差し込んでしまう。
でも、無いよりは全然いい。特に曇の日は、その効果を発揮する。
▼カーテンBOX有り(晴れの日)
当カーテンは完全な遮光カーテンではないので晴れの日は、カーテンの生地から日差しがにじみ出てしまう。
▼天井の様子(晴れ日)
こちらは晴れの日。真っ暗とはいえないが、室内はかなり暗くなる。
カーテンBOXがあるお陰で本当に助かっている。
カーテンBOXが無い様子
続いてカーテンボックスを取り外してみよう。
▼カーテンBOX無し(曇の日)
▼カーテンBOX無し(晴れの日)
▼天井の様子(晴れの日)
ご覧の通り、どうですか?お客さん!って言いたくなるこの違い。
たしかにカーテンだけでも壁は暗くなる。でも寝るときは上向きになるもの。天井が明るいと、まぶしい。
▼ビフォーアフター画像。
横に並べると、その違いは歴然だ。
小さな窓はジョイントマットで塞ぐ。部屋西側の様子
そして部屋の西側のミニ窓を見てみよう。
▼カーテンBOX有り(曇の日)
ジョイントマットが窓のサイズに合っていたので使っている。別の素材を使ってピッタリはめ込めば、更に部屋は暗くなる余地あり。
続いてカーテンBOX無しの様子を見てほしい。
▼カーテンBOX無し(曇の日)
暗闇の中、フラッシュ有りで撮影したかの明るさ。
▼カーテンBOX無し(晴れの日)
南側にある縦長の窓のカーテンを締め切っても、これでは意味がない。
▼ビフォーアフター。
やはりカーテンボックスが有るのと無いのとでは、部屋の暗さが格段に違う結果となった。
西側の窓は小さくてもいい
こちらの窓がある壁側は部屋の西側。西側って夏は西日がキツイく冬は寒い。
なのでわたしは窓を極力小さく設計した。実際窓があっても閉めっぱなしなご家庭も少なくない。
わたしは夜勤をする人なので、西側の窓を小さくして造ってよかったと、つくづく思う。
デメリットは、外側の窓拭きがやりにくいこと。
我が家のミニ窓は開閉できるけど、フィックス窓は開かないので、おすすめしない。
なぜなら窓の外側の掃除がやりにくい。1階ならともかく2階は絶望的。
カーテンBOXは定期的にお掃除を
カーテンBOXの上には板がかぶせてあるので、どうしても板にほこりがたまりがち。定期的にホコリ取りが必要。
カーテンBOX自体はレールの上に乗せるだけなので、取り外しが可能。(付属のステイは壁にボルトオン)
せっかくの機会なので水拭き。
カーテンBOXを外すと、カーテンレールの上にもホコリは溜まっていた。なのでサッと水拭きしてみたが、久しぶりだったので汚れは取れにくい。
本当はもっと日差しを遮れる商品が欲しいところ。
カーテンBOXは、使う用途や材質的に「一生モノ」といっても過言ではないので、恐らく、このまま老後まで使うことになるだろう。
おわりに
もし窓に雨戸やシャッターがあれば、部屋を真っ暗にできたことだろう。我が家は1階にはついているが2階にはない。
そして昔に比べると建物の単価が下がっている。理由は様々。その中に「余計な物を省くことでコスパがいい」理由もあるはずだ。
たとえば昔の家は日本家屋に習って、雨や日差しを遮れる軒天があった。でも最近のトレンドでは1階に軒天が無い家も。
我が家も軒天がないデザインにしたものの、西日が眩しくて、後に日除けアイテムを買って取り付けたことがある。
そして2階に雨戸(シャッター)を付けなかったのもコスパよくするためだ。
たしかに多くの人にとって日中、部屋を暗くするメリットはないのだろう。そうはいっても、わたしの様な職業の人にとって、雨戸は無いよりは有った方がよかったかな。
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