『生ゴミは庭で処理』置き場・捨てる手間はコンポストで解決!

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掘って設置するだけ

自炊する以上、生ゴミは避けて通れない道。食材によっては食べられない部分もあるし、食べ残せば生ゴミになってしまう。

もし穴を掘れる庭があるならコンポストを使えば、

  • 増えた生ゴミを気にしなくても済む
  • ゴミ捨ての手間も無い

そんな内容になってます。

コンポスト(生ゴミ処理容器)や生ゴミ処理機に対して、地域によっては補助金が出ます。確認してみましょう。『コンポスト補助金』などで検索してみてください。
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『生ゴミ』の捨て方と保存の悩み

ゴミが増える=デメリット

あなたの「生ゴミの捨て方」ってどんな流れですか?

生ゴミ管理って意外と大変ですよね。量が増えればゴミ出しの日まで大変です。夏は臭うし、虫がたかることもあったりします。

外で管理する場合、ゴミ箱のフタが閉まらないと色々と厄介です。風で倒れてゴミが散らばる。カラスや野良猫の心配もある。近所の目も気になるところです。

ご飯を切らしたくない

もしかしたらご家庭で一番多い食べ残しって『ご飯』じゃないですか?

もちろん我が家もご飯です。炊いたご飯は保温せず、直ぐタッパーに入れて冷蔵し、食べるときにレンチンです。

そして予想して分量を決めるものの「多過ぎる・足りない」のはよくある話。

「今日は外で食べるから・食欲ない」余ることもあることでしょう。または、おかずによっては「ご飯おかわり!」今日は何合炊けばイイの?と困りもの。

「え~?ご飯無いの~?」食事を用意する立場として、そんな言葉は聞きたくないですよね。「もったいない」と思いつつも、それが当たり前になっています。なぜなら足りないよりはマシだからです。

あまったご飯をチャーハンとか冷凍保存もありますが、冷蔵庫に長く入れると米がパサパサ。つい捨ててしまう習慣はいけませんよね・・(/_;)

ゴミを捨てる過程もキツイ

自分の住まいからゴミ捨て場が遠いと色々と厄介です。

我が家の場合、最寄りのゴミステーションまで距離があるので車を使いました。当然車内は臭います。なぜなら生ゴミを捨てる日まで熟成されてる様なものだから。

もちろん移動中は車の窓全開です。「クンクン」服に臭いはつかないか?出勤前の身だしなみが気になる日もありましたよ。トランク無しの車内は臭います。

増える生ゴミ。管理。捨てる手間。この3つに対して、何か良い手はないのでしょうか。(p_-)

コンポストで生ゴミとの付き合いが変わる

コンポストを使うようになってから生ゴミとの付き合い方が変わりました。

■かつての我が家ではこんな感じ、

  1. 生ゴミが出る
  2. キッチンの三角コーナーに入れる
  3. 生ゴミ専用のビニール袋に入れる
  4. 外のポリバケツに入れ保管する
  5. ゴミの日に出す

以前はこの流れ。

■けどコンポスト生活に変えてからは、

  1. 生ゴミが出る
  2. キッチンの三角コーナーに捨てる
  3. その生ゴミをコンポストに捨てる

外のポリバケツに一時保管する期間と、ゴミ捨て置き場の2つが無くなりました。そしてそのゴミは土にかえり、家庭菜園の堆肥(栄養のある土)として使ってます。

▼芝生や雑草の刈草は穴に埋めれば一石二鳥。

刈り取った芝は再利用。じょうずに使えばみんな幸せ

実際に使ってみて

ゴミ出しの量・時間は自由

ゴミの日に決まりはありますが、コンポストなら、いつでも好きなだけ捨てられます。袋の中途半端もありません。

かつて我が家では生ゴミ・可燃ゴミは外のポリバケツに入れ、ゴミの日まで保管してました。屋根が無い場所なので雨の日は厄介です。降りしきる雨の中、

  1. ポリバケツのフタを開け
  2. 車まで運ぶ
  3. そしてゴミ捨て場まで行き
  4. 車の外に出てゴミを出す

コンポスト生活ならこの一連の手間がはぶけます。自分都合で捨てられます。

一時期、ゴミ捨ての前日、まとめたゴミ袋を玄関に仮置してましたが臭いが嫌でした。でも今はそのストレスはありません。

出来るだけたくさん入れている

わたしは近くのホームセンターでコンポストを買いました。こんな物がネットで売られてるとは思いませんでしたよ。

説明書によると「30cmくらい穴を掘り、その上に設置して使う」だったと記憶しています。

けどわたしがコンポストを買った最大の理由は、「いかにたくさん生ゴミをINできるか。30cmでは直ぐに満タンかも知れない」と考えました。

穴掘りはキツイけど、その時だけ

なので、穴を掘れば掘るほど長期に渡り使えることになる。よって1m以上は掘る様にしています。

▼掘り方のコツは壺型に掘ること。

家庭の生ゴミ処理は「庭・コンポスト・力」で解決

1mの穴掘りってやっぱり大変です。地質にもよりますが、わたしの場合は1時間30はかかります。

若い頃は体力もあり掘ることでアドレナリンも出て、変な心地よさもありましたが、アラフィフをむかえ体力的にキツイです。でもその解決法がありました。(後に書いてます)

今年も一つ穴を掘りました。いつも一気に掘るのがわたし流ではあますが、今回は2回に分けて掘りました。疲れるなら少しずつ掘ればいいのです。

  1. 週に1・2回、捨てに行く
  2. 年に1・2度、穴を掘る

どちらが楽なのでしょう。

2つのコンポストを交互に使用中

わたしはコンポストを2つ買い、1年ごと交互に使ってます。

もし、マニュアルに通りの30cm堀だとしたらどうなるのか?コンポストの数を増やすか、もっと深く掘るか、生ゴミを出さない工夫が必要になってきます。

後で知ったこと(本来の使い方)

コンポストを堆肥メインとして使うなら、コンポスト一つでもまかなえるかも知れません。

わたしの様に深く掘らずに、満タンになったら、コンポストをスポッと引き抜き、その山に土をかぶせて熟成させる方法です。

そうなると蟻塚(ありづか)の様な山が庭に数カ所常にある状態ができるのでしょうか?

でもこの時、専用の「発行促進剤・菌床(有機質土壌改良材)」を混ぜると、早く堆肥になるそうです。

コンポスト比較

わたしが実際につかってるコンポストは以下の商品です。

容量は100L。多分5年以上は使ってると記憶しています。まだまだ全然使えます。かなり丈夫な代物です。

ただフタの裏側の留め具(プラスチック製)が破損しました。この部分は、フタと本体をくっつけて、クルッと回してロックする仕組み。丁寧にあつかいましょう。そのままでは風で飛ばされるので石を置いてます。


■ネットで探したら、同じ容量なのに、かなり安い商品を見つけました。

素材や使用感は不明ですが、値段だけで決めるならコチラがコスパです。

生ゴミ処理が目的なら穴を深く掘れ

くり返しますが、穴を深く掘れば掘るほど容量は増えるのがわたしの理論。ただ深く掘ると、掘り出すのに一苦労。全部取り出すのは困難です。

堆肥として使うなら浅く掘ってつかう。生ゴミ処理機能の場合は、深く掘る使い方が正解です。

コンポストのデメリット

実際に使ってみて感じたデメリットを紹介します。

それは「生ゴミが庭にある」ということ。もしお隣さんとの距離が近いとその存在が気になります。

我が家の庭は外から見えるので、生ゴミの入った三角コーナーをもってコンポストまで捨てに行く行為。見られるとちょっと気恥ずかしいです。

やはり相手は生ゴミ。個人的には気になる程の臭いではないかと思います。ただ住宅密集地での使用はちょっと気がかりです。ある程度のお隣との距離も必要かも知れません。

そしてアメリカミズアブ(通称=便所蜂)といわれる黒い虫が大量発生することもありました。ハエの様に攻撃性は無し。そんなときは市販の殺虫剤が使えます。

そして、もし捨てる場所が無かったら食品ロスを防ぐため、何らかの努力をするかも知れません。ゴミ捨て場に甘えてしまうこともデメリット。

コンポストで未来が変わる?

コンポストを設置すれば、

生ゴミについての悩みは減ります。なぜなら、生ゴミが出たら、その都度コンポストに入れればいいだけだからです。

  • 「明日はゴミの日だから・・」
  • 「もうすぐゴミ箱がいっぱいになる・・」
  • 「カラスや猫は大丈夫かしら・・」
  • 「今夜は台風。風対策をしなくちゃ・・」

と悩むことも無くなります。

最近、各自治体で専用のゴミ袋に入れないとゴミが出せなくなっています。当然有料です。レジ袋の有料化でマイバックの時代になりました。

そして新たに「物置・ゴミ捨て場・屋根」を造る出費もなくなります。しかも堆肥になるので、野菜・観葉植物・お花の肥料にもなってくれるスグレモノ。

それでも「深く穴掘りをしたくない、またはコンポストを増やしたくない」という人は、取り敢えず「コンポスト+ゴミ捨て場」の2つを使うハイブリッド式もオススメです。

おわりに

確かに生ゴミが庭にある状態を考えれば不衛生なのかも知れません。けど一度設置すれば、ある程度の期間はゴミ捨ての手間はなくなるのは事実です。

毎週やってくるゴミ捨ての日や、ゴミの状態を意識するという、ちょっとしたストレスが減るのは間違えありません。

▼穴掘りのコツについての記事です。

庭穴掘りは「アウト・イン」がコツ?刈った枝草の処理場にしたい

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