安いギタースタンドも悪くなかった

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キクタニ・ギタースタンド

クオリティーの高い商品を使っていた人が、安い商品を買うことに、ためらってしまうことはあると思う。

でも実際に使ってみないと分からないこともある。

今回は、当ギタースタンドのレビュー的な内容。

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スタンドは「吊るタイプ」じゃなく「立てかけタイプ」を選んだ

今回購入したギタースタンドは定番の、立てかけるタイプ。

  • ブランド名:キクタニ
  • 価格:1,620円(Amazon)
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わたしはこの記事を書く、一年前からギターを再開した。

もちろんギタースタンドは無い。スタインドは欲しかったけどずっと先延ばし。

今回買ったスタンドの価格は安い。なのになぜ購入をためらってズルズル今日まで来たのか?の理由を説明すると。

  • 立てかけタイプ=ネックが曲がる・ギターの色落ち説
  • ギターを吊るタイプが欲しいけど値段が高い
  • 無くてもどうにかなっている

という前評判など。

そしてこのスタンドとは、わたしが若かりし頃から売られている形状。経年劣化の様子を見て知っている。

実は以前わたしはネックから吊るすタイプのスタンドを持っていた。でも友達にあげてしまったので今は無い。

本当はこちらが欲しかった。

  • ブランド名:HERCULES
  • 価格:5,029円(Amazon)
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そして最後。わたしはベッドに座って弾くことが多いので、ベッドの上に平置きすればスタンドは不要。

ところが場所がせまいので、ギターヘッドをその辺にぶつけない様に神経を使うことが、ちょっとしたストレスになっていた。

それが最近、椅子に座って弾くスタイルを導入する様になると、流石に不便極まりない。

一旦ギターを置く場合は、先ず椅子から立ち上がって、数歩、歩いてベッドの上に、ネックの向きを揃えながら慎重に平置きする。

もちろん何度か冷っとすることもあった。

ギターを手に持ったり、膝に置いた状態で、アンプの設定をしようとしたときなどの、ながら行為。

ハインリッヒの法則的にいうと、いつか致命的な何かが起きることが予想される。

わたしにとっては高額のギター。そしてこれ1本。代わりのギターは無い。

そうなると、「修理代+ギターが弾けない日数」という、デメリットの可能性がある。

だったら、5000円するスタンドを憧れるのではなく、手の届くものを持つ方が最善なのではないか。そう思い直した。

つまり、最高よりも最悪を避ける。

それに商品レビューが絶対の真実ではない。百聞は一見に如かず。

失敗したらそれも経験。

「やはり、安かろう悪かろうだった」と、高額商品を買う意義を見いだせるし、納得できるから、次に進むことができる。

実際に使ってみて分かったこと

昔の記憶の商品とは別物

まず梱包を開いて実際に商品を見た感想は、昔見た物とはちがうことだった。

30年以上前に見た記憶だと、スタンドの塗装は光沢のある黒だったはず。

あちこちぶつかった傷で塗装がはげた箇所は錆びていて、スタンドの足の部分に、たくさんホコリが溜まっている。いいイメージの記憶はない。

ところが当商品の塗装は流行りのつや消し黒。わたしのギターとお揃いの色。

思わずテンションが上る。見事に予想を裏切ってくれた。

手に持った感触は、当時の物とは何かが違う。軽い?

何か、いい買い物した感。見た目も満足する重要な要素だと思った。

ラッカー対応

だが気になるのはギターボディとの接点部分による、ラッカー塗料の色落ちの件。

そんな中、商品の取説を確認すると、「ラッカー対応」になっていた。

本商品はラッカー対応ですが、長時間の放置・温度変化など諸条件により塗装表面が変質する場合がございます

なので、これまでと同じ様にギターは毎回ハードケースから取り出して、練習中の仮置き用として本商品を使っていこうと思う。

それに、ギターを置きっぱなしにすると、ギターヘッドやピックアップやブリッジ部分にほこりが溜まるので、そもそもケースに収納するつもり。

ギターとの接点はゴムじゃない

わたしの記憶だと、スタンドとギターの接点部分は、たしかゴム製だったはず。

でも当商品はスポンジ的な素材。

これがラッカー対応の素材なのだろうか。

長時間使う場合メーカーは、ハンガータイプを推奨している。

ジャックの位置

わたしが所有するギター(キャパリソン・デリンジャー)のジャックの位置がボディの下側面についている。

なので当スタンドを置く際は注意しないと配線を巻き込んでしまうことも。

「ボディ受け部」の上に配線が乗らない様な配慮が少しストレス。ワイヤレスが欲しいな。

座る位置が高い椅子は使いづらい

わたしが使う椅子と当スタンドの組み合わせはよろしくない。

椅子に座った状態でギターを床に近い位置に置く行為を想像してほしい。

重いものを持った状態の姿勢。ひねりながら下に体重を移動させること。しかも配線を意識して。

まぁ、そういうものだと思えば何てことはないが、吊るすタイプを使ってしまったわたしにとっては使いづらい。

吊るすタイプなら、スタインドの一番高い位置にネックの先端を引っ掛けるので、座った状態でギターを横移動させることになる。

なので筋肉への負荷が低いから、ギターを下に下ろすよりも力を必要としない。

そうはいってもこの値段でこのクオリティー。

座った位置から立ち上がってベッドにギターを注意しながら置くよりも断然楽。

休みの日は、頻繁にギターを弾くことが多いので、いちいちケースから取り出す手間を考えると、何でいままで買わなかったのか・・と毎度のことながら思ってしまった。

おわりに

しばらくは置くタイプのスタンドを使っていこう。

とは言え、やはり吊るすタイプのギタースタンドはあった方がいいかな。

ギター生活
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