わたしは勉強家ではないので、どうしても覚えたことや慣れたことに甘んじてしまう傾向がある。
具体的には弾いてみたいギターソロを1つ覚えると、そればかりを練習してしまい、出来たつもりになって、満足してしまうこと。
これ美味いって思うと、ずっと同じものを食べ続けるように。
フレットを押さえる場所は覚えても、弾きこなせるものだけをコピーしたりしてきた。
何でみんなこんな難しいものを弾けるのだろうと思いつつも、同じことを繰り返して進歩がなく、いつまで経ってもレベルが上がらない。
本当は、どうすれば弾けるようになるのか?を先人から学び調べ、それらをコツコツ実践し、試行錯誤しながら自分なりのスタイルを苦釣り上げていくことに時間をかけることが、遠いようで実は近道だったりもするはず。
わたしはどちらかといえば手は小さい方だ。欧米人のように手の甲や指は長くはないので、ギターリストとしては不利な方なのだろう。
実際に6弦の3フレットを押さえるGメジャーコードで例えると、手が大きい人は親指で6弦の3フレットを押さえることができる。
だが手が小さいわたしは親指を使うと音が鳴りにくいので、人差し指をつかった押さえ方をしている。それはそれで悪くは無い。
実際はわたしはメタル系の曲をコピーするから親指奏法は必要ない人なので、あえてその練習はしていない。
けどBOØWY世代でもあるわたしとしてはBAD FEELINGのイントロが弾けたらかっこいなぁという憧れはある。この曲のイントロを軽やかに弾きこなすには、親指で6弦を押さえる必要がある。
そんなわたしでもメリットはあると思う。それは指が細く短いことだ。
ギターフレットはボディに近くなればなるほどフレットの間隔がせまくなるので、指が細いわたしには向いていると思う。
もしかしたら指が長く太い人がハイフレット弦を押さえるとき、指渋滞を起こして弾きづらいこともあり得る。それを克服したのかも知れない。
それでも20フレット以上の音が高く鳴るエリアで早弾きをする人も、動画で観ることがある。
逆に手の小さな女性や、小さなお子さんが大人サイズの大きなギターを使ってメタル系のハイフレットで速弾きする動画もアップロードされていた。
更に片腕がない人が、右手のピッキングを使わずに、左手のフィンガリングだけでギターを弾く人もいる。
つまりやればデキる!
確かにわたしは手は小さいので指が長い人よりも不利なのだろう。けど幸いにも五体満足に生まれている。だから弾けないと言うのは、ただの泣き言。
だから上手にギターを弾けるようになるには当たり前だが、正しい努力をコツコツ継続するしかない。
そして弦の押さえ方に正解がないように、物理的に指が弦に届かないのなら、オリジナルを編み出すしかないと思った。
そして現時点でわたしはギターコードの知識や名称をほぼ分からない。記事で書いたGメジャーコードは今ネットで調べたので合っているか微妙。でも知らずに押さえることができるコードはある。いまのところはコードを覚える座学よりも弾けるようになる実地を優先したいと思う。
そんな訳で、わたしの様に「自分はギタリストには不向きでは?」と思う人はめげず諦めずに練習してみよう。
おわりに
ちなみに記事冒頭の弦を押さえている画像の手は大きく見えるが、どうしても手前に映る被写体が大きく撮影されてしまうので、本当の手はもっと小さい。
もっと探してみる