お酒と上手につき合う方法は「格別な状態」を殺すこと

この記事は約5分で読めます。

運動後に栄養補給

歳を重ねると自分の習慣を見直すことは往々にしてあるものです。中でも禁酒は、世の男性達のテーマだと思います。

そして一時は止められても中々続かない。何だかんだ自分に都合のいい理由をつけ、結局また晩酌をしてしまう。そんな人もいることでしょう。わたしもその中の一人。

まだ体が健康で「お酒を絶つ理由もない人」が、今からできる方法はないのでしょうか。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

筋トレを使って「飲みたい意思」を相殺する

「夏の一杯は格別」からヒントを得る

仕事を終えた後の一杯は格別ですよね。特に夏の冷えた飲み物は頑張った自分へのご褒美。「この一杯のために頑張ってます」がモチベーションな人もいることでしょう。

なぜ夏の一杯は格別なのか。改めてその仕組を書き出してみます。

  1. 気温が高い=暑い
  2. 体は体温を下げる=汗をかく
  3. 体は失った水分や養分を欲す=喉が渇く
  4. 冷たい飲み物(失われた栄養補給)=世は満続

この「格別な一杯」を「より格別」にするためには、「出来るだけ汗をかいた状態」が一つの条件になるでしょう。

一方、空腹の状態でアルコールを摂取すると、そうでない時よりも酔いますよね?逆にお腹いっぱい食べた後だと、あまり美味しく感じないもの。

格別な状態をまとめると、

  1. 暑い日に
  2. 喉がカラカラ
  3. 腹減った

結果、「体が水分を超求める+空腹時=酒がすすむ」の公式になるはずです。

そこで思いつく手頃な方法が、晩酌の時間に合わせて、逆算して水分調整することです。

例えば「夜7時に家で晩酌する」としたら、夕方4時くらいから、何も飲まない様にする。夏の暑い日は水分も養分も汗として失っている状態です。

わたしも若かりし頃、家に帰ってからの一杯を楽しむため、汗だくなのに、わざと水分を取りませんでした。いま考えると大変危険な行為だったと反省です。(/・ω・)

この概念を使えば、もしかしたら健康的にお酒を飲む頻度を減らせるかも知れません。

「前向きなお酒の付き合い方」とは、自作自演でゆるく付き合っていく

結論から言いますと、まず汗をかく目的を決めましょう。

  • 筋トレでマッチョになる
  • ダイエット
  • スポーツで結果を出すためのトレーニング
  • アンチエイジング

要は運動して汗をかくための理由付けのこと。

そして、ここからが肝心です。その効果を最大限にするために、運動後に水分や栄養補給をするのです。

「え?せっかく格別な状態なのに、もったいなくないですか?」ってビール党の人は思うことでしょうが、そこは自分が決めた目的のために我慢です。(・_・;)

考えてみてください。激しい運動で栄養を失い、筋肉をぶっ壊した状態のままとは「しぼんだ風船」です。しっかり栄養補給しないと体は老化の一方です。

「運動後に何も摂取しないと、せっかくの努力が無駄になる。プラスどころかマイナスだ」と振り返ってみましょう。もったいないと思いませんか?

プロテインでリカバリー

わたしは最近またプロテインを飲みだしました。理由は大きく分けると2つ。

一つは、運動で失った栄養補給のため=髪も肌もタンパク質で出来ています。老化防止も期待して。

もう一つは、せっかくなので体を大きくしたいと思ったから。わたしは痩せメンなので、いくら必死に筋トレしても(重い荷物を運んでも)プロテイン無しでは筋肥大しないから。

そして、「アルコールは筋トレ効果を下げてしまう」と言われています。

何が言いたいのかと言いますと、

  1. 筋トレや運動後にプロテインやスポーツドリンクや経口補水液などをたっぷり飲む
  2. 回復&理想的な体へと向かう
  3. お腹いっぱいになり、酒が不味くなる
  4. 運動効果も半減するし、プロテイン代がもったいないと感じる
  5. 酒が飲みたいと思わなくなる☆

の良い流れを作れてしまう。つまり「より格別じゃない状態」を自作するのです。

【筋トレ後の飲酒】はマッチョ効果を減らし体が老ける行為

筋トレ理由が「メンタル強化&自信GET」な私が選んだプロテインを紹介

何かを成し遂げるには長期的視点で考えるが吉

さあココからが本題と言っても過言ではありません。何にでも言えることですが、三日坊主なタイプは別として、最初は誰でも出来てしまうってこと。

わたしは現時点でアラフォー真っ只中。30代後半から晩酌をやめました。当初3・4年位はほぼお酒を断っています。お酒大好き人間からすれば快挙であり偉業だと自負しています。(-д☆)キラッ

けど周囲の影響や自分の弱さから、いまでは月に4・5回飲むペースになっています。それでも過去と比べたら凄いこと。ドクターストップによる後手ではないからです。

そしてまた飲みたくなったのは、そもそも禁酒の目的を見失ってしまったのが最大の理由。つまり酒を断つ理由や意義が無いのに、好きなお酒を止められるはずがないのですね。

それはアルコールを飲むと脳から快楽ホルモン・ドーパミンが出るので、またその快感を得るために、酒に手が出るの連鎖が起きるからだと聞いています。

そして会社の人間関係によるストレス発散でもありました。

モラハラ

確固たる飲まない理由も無ければ、ハッピーになれる理性を止めるのは至難の業。

それでも「お酒を飲むと筋トレ効果が薄れるので、もったいない」と思いとどまり、しばらく禁酒します。けどその反動で、また連日晩酌のパターンを繰り返してしまう。

「いや、それじゃだめですよ」と気付き、また断酒期間へとモチベーションを持っていく流れでした。

これでは、返ってストレスです。ストレスは副腎からコルチゾールを発生させ、様々な良くない状態を引き寄せる元凶です。そして自分との約束を守れないことで自尊心も傷つけしまう。

そこで考えたのが、

  • 飲みたくなったら飲む
  • 飲んでもいい日を設ける

メリハリをつけて、ご褒美は与える。このスタンスに変えてから、罪悪感も無くなりました。

筋肉は重い負荷をかけ、休ませることで大きくなる。この筋トレの休息日を晩酌日に当てることで、細く長く付き合える様な気もしてます。

おわりに

アルコールが体に与える影響は色々ありますよね。肝臓や脳へのダメージなど、マイナスな面もある中、少量なら健康にイイなど様々です。

情報とは常に更新するものだし「人生は楽しんだもの勝ち」だと考えて、お酒と上手に付き合うのも有りだと私は考えています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました