家庭菜園で収穫した野菜達は「物々交換」になる

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受け取ってもらえることに感謝

「需要と供給」「利害が一致」つまり、出し手と受け手、双方ともに喜びが共鳴すると、幸せ感が上がるもの。

わたしの勝手な思い込みかも知れませんが、そんな体験をしたので書いてみます。

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「感謝の気持ち」と「共感」が自分の心を動かした

先日、妻の友人が何やら用事がある様で我が家に立ち寄りました。

季節は夏真っ只中。外は暑いのでエアコンがきいた部屋でくつろぐ様に言いましたが気を使い、玄関で会話をしています。

「何か自分に出来ることはないものか?」不思議とそんな気持ちで頭がイッパイになり、ソワソワと落ち着かない。すると「野菜を持ち帰って頂こう!」とひらめきました。☆

この妻の友人に野菜を渡す最大の理由とは、妻にとって大事な人で一番の理解者。ある意味メンター。彼女の性格美人さは、その話し方や、おおらかな顔立ちでよく分かります。

そして高齢の親の面倒をみながら、独り身で子供を育てあげた苦労人。なのできっと精神的にも経済的に辛かった時期はあったはず。

私自身、住宅ローン妻子持ちになり、経済観念が変わりました。ほんと、痛い程に痛感しています。

そんな人を応援したいし、そんな人だからこそ、見た目が良くない野菜一つにもしても、ありふれた物だとしても、きっと大事に想ってくれていると私は感じてしまいます。

そう考えると、一目散にマイ畑へ駆け出して行き、わたしは超高速の収穫ロボットと化してしまいます。なぜなら、早くしないと妻の友人は帰ってしまうから。

最初に言ってしまうと遠慮されるかも知れないし、サプライズ感を上げるためにも黙って手渡ししたいからでもありましたけどね。(/・ω・)/

案の定、喜んでくれました。その笑顔を見ると「家庭菜園やっていてよかった・・」と思わずにいられません。きっと田舎のばあちゃんもこんな気持なのでしょうか。

つまり、野菜を渡す見返りとして、人の役に立った感を得られたのです。なぜ、そんな気持ちになるのでしょうか。

与うるは受くるより幸いなり

今回わたしが感じたこと、つまり、自分に出来ることで、回りの人達が喜ぶことを与える行為に喜びを感じますよね。

それは改めて調べなくても経験から知っているのは承知のこと。けどネットでチョロっと検索してみると、次の様な理由がありました。

  • 他人に与える喜びは、人から何かしてもらう喜びよりも長期間持続する
  • 他の誰かに与える喜びは「快楽順応」が起きにくい
  • 他人に与える行動が社会的なつながりを意識でき、幸福感が長続きする

人はうれしいことが起きても、次第にそれが当たり前になってしまうもの。最初は自分が恵まれていることに感謝するけれど、そのハッピーな精神状態って案外長続きしませんよね。

わたしは以前、高額なエレキギターを大人買いしました。最初は嬉しかったけど、結局、他の誰かと共演してない状態ではつまらなくなりフェードアウトしてます。

車なんかも同じで、いくら改造しても、どこか満足は得られない。車とは本来移動する手段。結局、誰かとどこかへ行くことや、誰かを乗せることには敵わないのでしょう。

こういった現象は、人が幸福でいる気持ちの邪魔をするのと同時に、また新たな幸せを追い求めるパワー(欲)にもなっています。

けど、他の誰かに与える喜びは、快楽に慣れてしまいにくいく、受けるよりも与える方が喜び感が長続きすると、専門家の研究でわかっているそうです。

そして人は集団を形成することで今日まで生き延びてきたと言われています。人は独りでいると不安を感じ、組織にいることで安心したりもする。

この感覚も、遺伝子に刻まれた記憶なのでしょう。そう考えると同じチーム同じ仲間に貢献した気持ちが喜びに変わっていると言われても不思議ではありません。

そして「与うるは受くるより幸いなり」これは聖書に書かれている言葉だそうです。他人に何かをしてもらうのではなく、自らが与えることが真の幸せの意味。わたしは信者ではありませんが、何か納得です。

喜んで頂き、本当にありがとうございます。この気持を忘れないようにしないといけませんよね。m(_ _)m

おわりに

わたしの性格によって妻は悩まされているのは知っています。

けど人は生まれも育ちも遺伝子も歩んできた道も違います。考え方が違って当然です。それでも私なりにモガイてはいるものの、どうすることも出来ないのもまた事実。

そんな悩みを聞いてくれる友人がいるなんて、本当にありがたいことだと、いま噛み締めている今日このごろです。

PS・まさか帰り道にポイッなんてことはしないと信じています。(>ω<)

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