『AI社会』の未来は人類にとって本当に生きやすいのか?

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遊びは必要?

人を振り分けたり裁くことをAIが管理する様になると、一体どうなってしまうのでしょうね。

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判断基準が「1か0か・黒か白か」のシステムだとしたら?

先日わたしは自動車運転免許の更新手続きをするため、地元の警察署へ行きました。なぜなら家から近いからと言うよりも審査が甘いからです。

視力の低下で眼鏡使用になってしまうかも知れません。その確率を下げてくれるのが最寄りの警察署での更新という分けです。

今現在わたしは場合によってメガネをかけています。実際日常生活をするのにメガネをかけなくても済むレベル。けど小さな文字を読んだり仕事上メガネがある方がスムーズなのが現実です。

つまり視力検査をパスするかは、やってみないと分かりません。念の為メガネを持っていき、もし不合格だとしたら、あきらめて眼鏡使用にて更新と覚悟を決めての日でした。

わたしは乱視で文字がにじんでしまいよく分かりません。なので目を細め、当てずっぽうでの返答。結果、無事通過できました。

けどここからが本番です。わたしは大型免許を持っているので「深視力」という検査もパスしなくてはなりません。もし駄目だとしても「大型トラックのみ眼鏡使用になる」と聞いています。

深視力検査とは、横に並んだ縦3本の棒の内、外側の棒は固定されていて、真ん中の棒が前後に動いて、3つの棒がピッタリと横一列に並んだ時にボタンを押すこと。

結果、無事更新手続きをしてもらえることと成りました。

実は深視力検に手こずってしまい、中々パス出来ませんでした。担当の人も、深視力のポイント(棒の位置の状態について)何度も説明してくれたのです。

そして「連続3回成功しなくては駄目」な感じでした。けど何度やっても最後の1回が的外れ。良いところまでいっているけど中々合格範囲に入らない。

「もう駄目だな」と諦めていると担当の人は、笑顔でため息をつく感じでOKをくれました。

もしAIで白か黒かの判定されるとしたら、わたしは眼鏡使用だったのでしょう。つまり人だからこそスルー出来たのだと思います。

『人間AI思考』は正しい生き方なのか?

その人を見てわたしは思ったのです。「本当は駄目だけど、合格にしましたよ」言い方や顔つきなどから、そう感じ取ったのです。

写真を取り終えてると、今度は年配の人が視力検査をしてまして、担当の人がご老人に「メガネをかけなくても大丈夫なら、かけない方がいいですよ?」と言われていました。

年配の人への対応が神対応。耳の不自由な相手に少し大きな声を出し丁寧に説明。はたからその優しさを見ていて心が和みました。(#^^#)

この時わたしは思いました。「老いて行く自分が免許更新できたのは、担当者の神対応によるもの。会社にいる年配者への自分の対応はヤリ過ぎではないか?」という想いです。

他の記事でも書いてますが、わたしの職場はルール違反がまかり通っていて、最近天罰が下り、真面目にならざるを得ない状況になっています。

不正が蔓延する会社でも「悪に流されてはイケナイ」は正しかった

つまりルールをショートカットしたり、面倒でもちゃんとする様になりました。けどそれは”年配者にとっては体力的に辛いこと”だったりもします。

それでもルールです。見ていて可愛そうだし、ちょっとくらい良いのでは?と神対応してあげたいのが本心です。

ではなぜ、それをしてあげないのか?と言いますと、その一手がきっかけになり、あれもこれもとまた”元のもくあみ”になってしまうのが分かるから。

そんな中での警察での神対応を受けまして、自分の理念を振り返ると、いま自分の考えは、本当に正しいのか?と心が揺れているのも事実です。

いったい「何が正しいくて、何が間違っているのか」わかりません。

AIで「善悪を裁くこと」のジレンマも?

本来、(視力が悪い=交通事故になる=検査を厳しく=事故は減る)が望ましい流れですよね。それなのになぜ?甘くするのでしょう。

警察とは公務員。一個人の判断は出来ないと思います。きっと裏マニュアル的なモノがあるのではないでしょうか。受け継がれる伝統?

つまり”お目溢しの限度ライン的な基準”があって、通常は駄目だけど、「このくらいなら大丈夫じゃねぇ?」というのが上司から言われているかもです。

もう一つ、これは何の根拠もないネットの噂的な考えですが、「免許を取り上げるのではなく、免許を持たせた方にメリットがあるのでは?」という話。

2020年現在、トラックドライバーが不足しています。運転手の高齢化や若い人の大型免許受験率も下がっている様な気がします。資格取得の料金も上がっていますしね。

そしてネット通販の利用率も年々増えている。車の完全自動運転化するまでは、トラックドライバーは不可欠です。

安全の観点から見れば、目が悪い人を野放しには出来ません。その一方、利便性や、経済視点で見れば、大型ドライバーは必要な存在とも言えます。

あるいは、車を安全に運転できにくい人、全員から免許を取り上げて、その人達全員を対象に税金を使ってタクシーやバスを乗れる様な権利を与えれば、いったいいくらかかってしまうのか。

こういった様々な大人の事情を円滑にしていくれたのが、もしかしたら、免許更新を少しだけ甘くみることなのか?とふと思ってしまった今日このごろです。

おわりに

今回は無事に免許更新ができました。5年後は厳しいと予想しています。相手の身になって考えてみるきっかけとなったので、イイ経験だと振り返っています。

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