10年前の中身が残ったスプレー缶の処分

この記事は約4分で読めます。

物置の中にずっとしまってあった古いスプレー缶を、ついに捨てることにした。

スプレー缶は、カセットガスボンベ・ヘアスプレー・殺虫剤・塗装スプレー缶など。一度も封を切ってないものや、中身が半分くらい残っているものなど。

缶は中身を全部使い切った状態にして穴を開けて出す決まりになっている。なので穴を開けなくてはならない。

ということで、まずはスプレー缶のボタンを一つづつ押してみることにしよう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

少し錆びたカセットガスボンベの始末

まずわたしは、汚れてもいい服に着替え、目を守るためにゴーグルを顔にかけ、手が汚れない様にゴム手袋をはめて作業を開始。

とりあえずスプレー缶のボタンを押して中身とガス抜きが可能な缶を片っ端からやってみた。

カセットガスボンベはノズルにボタンがついてなく指で押せない。なのでカセットガスコンロにセットして火をつけて中身を使い切ろうと考えた。

でもちょっと不安なことがある。それは缶が古いこと。表面にはサビがついている。

このまま使えそうな気もするが、外は風も強く時間も夕暮れ時。

残ったガスで時間をかけた煮込み料理につかってもよかったが、古いガスボンベだったので止めて、硬い床にノズルを当ててガス抜きをした。

たくさんのカセットガスボンベを一度にガス抜きしたことで爆発した事故が過去にあった。なのでおすすめできない。

マスクをしていても生ガス特有の異臭と息苦しさ。風下にならない位置でやってみたが、ガスを吸い込んでしまった。

ボタンを押しても中身が出ないスプレー缶

中身がたっぷり残っているのに、ボタンを押しても中身は出ない缶が3つほどあった。ヘアームースとか。

中身を取り出さないとゴミは収集されないので何とかしなくてはならない。どうしたものか。

とりあえず、また物置にしまっておくか?あるいは、土に埋めて缶を自然に錆びさせてしまおうか?

問題を先送りにするのは精神衛生上、よろしくない。なのでここは勇気を出してみよう。

スプレー缶のボタンを押しても中身が出ないということは「中にガスが無いからだ」とわたしは考えた。

でももしかしらたら、ノズルの出口が固まっている可能性もあり得る。

そこで思いついたのは、スコップと衝立を使って缶に穴を開ける方法。

わたしはハンマーの釘抜きの面を使って缶に穴を開けていた。それだと体から近い。

でもスコップを使えば、顔や体から遠ざけることが出来るので、ハンマーよりも安全率は高くなる。

もし缶が破裂したときに体をガードできる物は何かないか?と思ったら、土などを入れて運べる一輪車が使えることを発見。

なので一輪車を立てたその向こう側の地面に置いたスプレー缶、目がけてシャベルを上から垂直に振り下ろしてみた。

今回つかったシャベルは、先が丸い穴掘り用ではなく、砂利を救うのに適した角があるタイプ。

うまい具合にスプレー缶にシャベルの角が突き刺さって穴開けに成功。

中には、ボタンを押してもガスが出ないにも関わらず、シャベルで突き刺すとプチ破裂して中身が飛び散った缶もあった。なので気をつけた方がいい。

缶に穴を開ける場所は底面が理想

今回わたしが缶に穴を開けた場所は缶の側面。理由は、後ろを向きながら、地面に置いた缶にハンマーを叩きつけるからだ。もし中身が飛び散っても距離があると安心だ。

ヘアームースなんかは缶の中が汚れているので、穴を開けた部分から水を流しかけてバシャバシャと洗浄。

でも缶の中に入った水が残ってなかなか抜けない。このままだともしかしたら「中身が残っている」と判断されてゴミ収集されない可能性がある。

しかたなく、缶の底の部分に穴を開けて水抜きをした。

だったら最初から缶の底に穴を開けた方が効率がいい。次回からは勇気を出してそうしてみよう。

そうはいっても、缶を持ちながら穴を開けることになるので怖いな。

おわりに

以前プラモデルの塗装用に買ったスプレー缶。もったいないので一輪車にスプレーした。旧ザクっぽい色合いでカッコイ!

ようやくこれで外にあった古い燃えないゴミの片付けが終わってくれる。

生活
スポンサーリンク
よろしかったらシェアして下さい
スポンサーリンク

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました