マイホーム10年後。庭木を植えて後悔した場所はココだった!

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根の広がりを考慮

結論から言いますと、

家の直ぐ側に”大きくなる樹”を植えると将来大変な自体をまねく恐れがあります。

庭木のトレンドに、オシャレな洋風樹木がありますよね?

それってもしかしたら将来、とてつもなくバカでかくなるかも知れません。

そうなったらどんな未来が想定できるのか。

わたしが実際に植えて困っている場所と、「そもそも」についてお伝えします。

▼【シマトネリコ追記】植えてから13年。やっと切り倒しました。

大きく成り過ぎた庭木を『のこぎり1本』で切り倒した〜チェーンソーは不要
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「家のすぐ側に『樹を植える』ということ」とは?

わたしは家の直ぐ側に、シマトネリコという庭木を、この記事を書く10年前に植えたました。

知っての通り、人気の庭木です。

では現在の様子を見てください。

家の直ぐ側にシマトネリコを植える

家の壁スレスレ。2階の出窓まで伸びてます。

▼これでも何度も枝を切って、成長を止めています。

枝切りノコギリ1本で「太い枝」を切り落とす知恵

別名タイワンシオジ。南国の雰囲気ムンムンです。

観葉植物として鉢植えで売られてしますよね。

ところがこの樹は成長が早く、15m~20mになると言われています。後で知りました。

もしこの樹が大きくなってしまったら非常にヤバイ状況。

樹の枝がの広がり=根の広がり」と言われているので根の広がりが心配です。

では何が心配なのでしょう。

家の下に広がった根で家がどうにかなっちゃうかも?の心配

樹が家を押し上げて「ジャックと豆の木」になってしまう。

のは冗談ですが、以下の心配は考えられそうです。

根の暴走

根っこが基礎を破壊するかも知れない。

街路樹の根がアスファルトを引き裂いて成長するのを見たことがあるからです。

倒木の被害

台風の爪痕による神社倒壊の映像を見たことがあります。

もちろん古い建物だから現在とは比べ物にはなりません。

けど「あり得ないことはない」と思ってしまう・・

床下の空洞化

それじゃぁー、樹を全部取り除いてしまえばいいのでしょうか。

2階までとどく高さに成長した樹木。

地中の中に広がった根をすべて取り除くのは難しい。

家もあるし、駐車場の床も壊さなくてはいけません。無理です。

仮に根切をして移植したとしましょう。

残された根っこは、やがて枯れていき、その場所にポッカリと穴があくことが想像できます。

もちろんプロに任せれば上手くヤッてくれると思います。でもただじゃない¥

新たに「土」とか「砂利」とか・・下手したら「コンクリート」などを入れないとヤバイ気もします。

もし、朽ち果てた根にシロアリが住み着いたら、家が狙われてしまう可能性は無きにしもあらず。

これらは、わたしの誇大妄想かも知れないけど、物理的に考えれば得ると思います。

▼背丈くらいの木を実際に枯らして引っこ抜いたら地盤沈下。

せまい隙間に生えた木は「枯らせて」取り除く

大きくなると管理が大変だ

成長の早い樹は管理が面倒です。なぜなら、切っても切ってもまた直ぐに生えるから。

大きくなるということは、

  • 樹の先端部を切るのにハシゴとか高枝切り鋏とか必要
  • 樹が太くなれば簡単には切れません
  • 葉っぱが多いということは「落ち葉掃除」の頻度も増える

▼数年に一度、樹が大きくなりすぎない様に枝を詰めています。

庭木の枝が太くノコギリでは辛い時でも疲労半減できた物

まず、考えるのは「樹の性質」と「自分の性格」

念願のマイホーム生活。心踊ることでしょう。

ただの土の上にドンとそびえ立つ我が家。立派だけど何か足りませんよね。

そうなるとやっぱり緑は欲しいもの。何か庭樹を植えようと思うのが人の性。

刺し身の盛り合わせが綺麗に見えるのはパセリやツマがあるからです。

住宅展示場の家のすぐそばにオシャレな常緑高木樹が植えてある場合があります。

壁に映える緑や枝ぶりに未来を描き萌えることでしょう。

突然ですが、本当にやめてもらいたい参考例だと私は伝えたい。なぜなら、無責任な植え方だからです。

なんでかと言うと、「あぁマイホームとは、そういうものなんだ・・」って考えて真似してしまうから。

樹は種類によってはデカくなる

その植えてある庭木とは生き物です。ずっとその大きさじゃないんです。

きちんと管理しないと、樹は「その樹の思うまま」に育っていく。

「絶対に面倒見るから、この犬が欲しい!」といってからすぐ飽きてしまい、面倒は親まかせな飽き性で、ものぐささんは要注意。

犬は鎖につないで餌を与えていればそれでいいことでしょう。

散歩しなくても、これといって問題はないです。けど樹はそうはいきません。

木は勝手に育ってしまうから。

それでも植えるなら、その樹を学ぶ

  1. 放置した時の樹の最終型はどうか
  2. 気が変わった時、問題にならない様にできるか

1)最悪、放置(選定・上を詰める)などの管理をしなくても問題が無い品種なのか、植える場所なのか、

2)「やっぱりこの樹いらないよ」「この場所には不適当だったね」となったときに、問題なくスムーズに植えた樹をそこから取り除けるのか、

自分の性格と、植えたい植物の成長と、あなたの生活背景(時間)が将来、変わってもイイ様な樹と場所を選んで植えること。

それが将来後悔しない樹の植え方になるでしょう。

おわりに

もし家の外構(エクステリア)業者を選ぶなら、植木もふくめたトータル知識がある業者さんを探した方が無難です。

いくらかっこよく見栄えがよくても、理にかなってない施工では後々管理が大変だからです。

あなたが植えようとしている「その樹は、その場所」に向いているのでしょか?

そして、その樹を植える場所はあなたが植えようとしているその場所でもイイのか、よく考えて下さいね。

▼枕木は置く場所によって違いがありました。

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