
玄関の軒天(のきてん)は、害虫の住処になりやすい場所。
雨は当たらず、鳥のような外敵から身を守ることが出来る。
天井は高いので、地上からこの攻撃も届かない。
だが、人には文明の力がある。
玄関とは家の顔。
イタチごっこに終止符を!
クモの卵を全て除去!問題は元から断つ
玄関外の天井の隅っこにクモの巣は出来やすい。
天井のクモの巣を取ろうと手を伸ばしても、そのままでは届かない。
シュロボウキやタケボウキを使ったり、脚立に乗って巣を払ったりすると思う。
けどクモの巣はベトベトしてる。壁に張り付いて、中々キレイには取れにくく手強い相手。
仮に壁に張り付いた巣は取れたとしても、いつの間にかまたクモの巣は復活。これの繰り返し。
その原因は、クモの卵が残っていからだ。
ジグモの巣の特徴
クモの巣といっても、ジョロウグモの様な放射線状に広がる網目ではなく、「ジグモ」が作る袋状の巣もある。
玄関外の天井の角のクボミや基礎の隙間など、縦長に袋状の巣の中に卵がある。
ここをキレイに除去しないと、奴らの繁殖を止めることは出来ない。
だからクモの巣だけを取るだけではなく、卵を取り除くことが大事になってくる。
玄関外の軒天をキレイに掃除

今回、玄関外の軒天と、壁に張り付いた巣の掃除をすることにした。
■使ったアイテムは、
- タケボウキ
- 脚立
- ゴム手(冬の水仕事用)
- 麦わら帽子
- ぞうきん
- 固い棒(小枝)


下から上を見上げての撮影。
白い部分が天井でクリーム色が壁。
まずクモの巣やホコリなどをかぶらない様に帽子をかぶる。
そして脚立に乗り、タケボウキで大まかに巣を除去。
けど巣は張り付いて、あまり取れない。なので濡れ雑巾でこすり取った。
続いて壁の角のくぼみに張り付いた、袋状のクモの巣も除去。
そして、くぼみの奥にある塊を、拾ってきた小枝を使って、引っかき突っつき巣を全て取り除く。
固い塊を棒でホジホジしたら破れて、中から「とびっ子(魚小さな卵)」の様な小さな粒がポロポロと落ちてきた。
恐らくクモの卵だと思われる。
▼拾い集めた袋状のクモの巣の一部。

仕上げに、水で濡らしたぞうきんで天井と壁をフキフキ。
最後にホースを使って床のゴミを水で洗い流して完成!


天井は、白・白・白!!!
画像では分かりにくいと思うけど、結構キレイになりました。
個人的には大満足。
ものすごく気分がいい。
玄関掃除で運気も上がるかな?
これで今年はクモの発生を最小限に抑えられるかも知れない。
おわりに
人はどんな状況にも成れる性質がある。
いままでは黒いクモの巣の張り付いた汚い天井だったけど、違和感も無く日常を過ごしてきた。
でもこうして真っ白な天井に変わってみると、「こんなにキレイだったのか!」と驚くと共に、新築当時を思い出し、何だかルンルン気分。
いつもキレイにしていれば、綺麗な状態に慣れていき、汚れれば違和感となる。
害虫駆除はイタチごっこなので、こまめに退治するしかない。
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