「少しでも生活を楽にしたい」
「残りの返済を減らしたい」
と日夜、試行錯誤している人もいることでしょう。
でも、いろいろと努力し続けるのも結構たいへんなことですよね?家を持ったはじめのころに比べると、気持ちが下がるのは仕方のないことです。
でも、ダラダラとした生活はダメですよ。どうせなら、楽しんで返済していきましょうよ。
前回は、「私の生命保険の失敗談からの学び」についてお伝えしました。
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目的を変えても結果は同じこと、を探す
自分が望む結果を出すには、はじめに目的を決めることが大事です。なぜなら、目的がハッキリすれば、具体的な行動をする目印になるからです。自分の進む道を教えてくれる灯台は、目的地を照らすヒントになります。
「節約」と言う確かな結果を出すためには、節約の動機を明確にする必要があるのです。
家を建てた人の通る道
節約の目的をローンの返済にするのは無理があります。なぜなら、苦痛になるからです。
人は新しいモノを持った当初は、物珍しさに夢中になりますが、時間がたつと飽きてしまう傾向にあります。マイホームも例外ではありません。
住み始めのろと、10年後では、家に対しての興味は薄くなるはずです。
「釣った魚に、えさはやらない」の言葉のように、
欲しいモノを手に入れる前の努力と、手に入れてからの努力ではモチベーションは変わってしまうことは少なくありません。人が「辛い」と考えてしまうのは仕方がないことなのです。
では、どうすればいいのかちょっと考えてみましょうよ。
ローン返済を節約の目的にしない
最終的な目的は、
「豊かなくらし」と「ローン完済」です。でも、それではモチベーションは続きません。だったら、
「違うことを節約のモチベーション」にすることで、結果的に豊かになればいいのですよ。
そこでちょっとた例えはなしをしてみます。
「自転車を趣味にした」と考えてみましょう。
自転車を趣味にしましたよ
あなたがはじめ「自転車に乗りたい」と思った動機が、
最初はこどもと一緒に遊ぶことが目的だったはずなのに、以外に面白いことに気がついたとします。
「ただ風を切って走り抜けた感覚が気持ちいい」
と感じたあなたは、家にあった自転車で近所を散歩がてら走り回りだします。自転車に慣れてくれば長い距離を走っても苦にならないようになるでしょう。
そのうち、ある考えが浮かぶようになってきます。
「そうだ。自転車で会社に行ってみよう?」趣味がこうじた自転車通勤は結果的に、
交通費の節約につながりました。
でも自転車通勤をすすめる話ではないので、もう少し読んでみてくださいね。
目的が続く理由
「もっと、早い自転車に乗ってみたい!」
と次第に気持ちはに変っていき、速く走るための自転車が欲しくなってきます。人は「向上心」と言う健全な欲が湧いてくるからです。
そうなると、もう止まりません。
ロード用ヘルメット、バイクスーツ、専用の靴、サングラスなど、アマチュアツーリストになりきって、次々と装備をそれえるようになります。そしていつも頭の中は、自転車でいっぱいです。なぜなら、
自転車があなたの人生のテーマになったからです。
この行動が節約の呼び水となります。
自転車を極めると、結局お金はかかります
良い物は値段が高いからです。ローンがあるからそれなりのものしか乗れません。
速く走れるようになるには鍛えることは重要ですが限界があります。頑張っも速く走れないのは、道具も実力に入っているからです。
そうなると、欲に上限ができてきます。
上限とは、「飽きてしまう」と言う意味も持っています。
「でも、今の頑張りだけは続けたい」そう考えるのは当たり前です。長年続けた習慣を止めるのは、例え辛いことでも、なかなか止められないものです。それは、慣性の法則が人にも働くからです。
「車は急に止まりません」に代表される言葉と同じで、
「これまで頑張ってやってきた」努力を無駄にしたくない気持ちもあって、自転車で作り上げた肉体を手放したくないのです。
そして、お金のかかる自転車と捨てて、何か別の方法を探しはじめます。つまり、
お金がかかる道具を買う考えだけを捨てて、
節約すると言う習慣だけを残したのです。
必要な部分だけを削ぎ落として、モチベーションは維持された状態になりましたよ。
自転車の代用品を探す
あなたは、走ることに目をつけるようになりました。それは、比較的、お金をかけなくても、自転車と同じような効果があるからです。
「速く走れるようになる」と目標を設定します。そのためには、早く走れるようになる練習が必要です。休みの日だけでは練習量は足りません。そこで、あなたは考えました。
「そうだ。会社でも走ろう」仕事の前や休憩時間や仕事帰りに会社の近くを走るようになります。そしてマラソンを中心とした人生が回っていくようになります。
そして、大きな大会で走ることへと目標が変わって行くでしょう。
実はこの話、私の身近にいる人の実話なんですよ。趣味が、自転車からマラソンに移った話でしたが、そこに大事な意味が隠させているのです。
それは、
「どうせ趣味にするなら、無駄遣いではなく、投資につながることを日課にしましょうよ」
これが私が言いたいことの一つになっています。運動することが投資ってどういう話なのでしょうね。
運動は住宅ローン債務者を救うのか?
マラソンで高タイムを出すには、体を鍛えることは誰もが知っている事実です。そのためには、ベストな体をつくるには健康管理を考えるようになります。
「どうすれば疲れない体になるのか」
「持っている力を発揮したいよね」と考えると、健康なからだづくりに行き着きます。そすると、健康的な暮らしを送るようになるのです。
1)健康オタク思考に変わると体によくない食べ物をとらなくなります。
- 「缶コーヒーは砂糖がたくさん入っているから、水を飲もう」
- 「小腹が空いたらジャンクフードでなく、黒砂糖で血糖値を上げて満腹中枢を刺激させようか」
- 「寝る前の食事をやめて、朝の食事を充実させよう」
2)体にいい食事や食材を選ぶ
- 洋食よりも和食を心がけ、日本人にあったメニューに変える
- 免疫力UPのために腸活をしようと、乳酸菌やオリゴ糖を意識する
- 食品の材料表示の詳細を見て買う
美味しいよりも、健康を選んでとるようになります。と言うか、健康な体のなると、体に害がある食べのものを好まなくなりますし、もちろん、次の日も走れるような生活習慣に変わります。
そして大事な副産物も、もれなくついてきます。
健康でいれば、医療費の節約にもなります。
いま若いから平気ですが、不殺生は将来あなたにやってきます。
定年後の収入が無い、少ない時期に健康でいる人と、不健康な人では、その後の人生も変わってくるでしょう。
読者の方は、もうお気づきのことでしょうが、最後にこの言葉でしめさせていただきます。
健康的な生活を送ることは、
節約的な生活をすることと一緒なのですよ。
そしてこの記事でもっとも言いたいこととは、
自分が続けられることを探し、それをすることで、結果的に節約になる行動をすることです。
大事なのは、楽しんめることを習慣にすることです。
まとめ
今回は、運動することで、節約する精神を養える(やしなえる)ことを書いてみました。
「もう歳だから」
歳をとってから、何か新しいことをはじめるのは面倒だし、前向きに考えられないかも知れません。プラス思考になって、一石二鳥で楽しみながら、長い道を歩んで行けるといいですよね。
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