わたしは漏電から以下のことを学びました。
- 豪雨に弱そうなブロアには屋根をつける
- そもそも防水性に優れたブロアを選ぶ
今回、壊れてしまいった原因は、大雨で短時間に大量の水を浴びてしまったからです。
もし今現在、非防水タイプの浄化槽エアーポンプを野ざらしで使っているお宅は、屋根をつけてブロアを守ってあげましょう。
浄化槽エアーポンプが大雨で漏電したのはなぜ?
この画像は、去年の夏の豪雨によって漏電した浄化槽エアーポンプです。黒く焼け焦げているのが分かるでしょうか。
「①」の部分がエアーフィルターです。これを定期的に交換することでパフォーマンスが維持できるそうです。しかし、この部分が問題でした。
フィルターをはがすと、いくつも穴があいています。この穴から雨水が入った疑いがあります。ていうか、そこし考えられません。浸水するような場所ではないからです。
四つ角にあるネジをゆるめて分解すると、機械の中に雨水がたっぷりと入っています。この水によって漏電したのでしょう。
買い替えは「防水性」しか考えられない
中身はこんな感じです。エアーポンプにビンの様なフタがついています。さっきの漏電したエアーポンプとは明らかなちがい。スターウォーズの白い兵隊のようです。
▼これと同じ商品です。
交換は簡単。同じように、ただくっつけるだけ
地面からつき出している塩ビパイプとエアーポンプを、L字型のゴムホースにつなぐだけ。
取り付けのポイント
1)パイプどうしをつなぐ前に、塩ビパイプに付属品のクリップをはめる。
2)塩ビパイプにゴムホースをはめる。この時点では大まかな位置でOKです。
パイプとエアーポンプ合体
3)もう1個のクリップをゴムホースか、ポンプのパイプに、あらがじめはめて置く。
4)①ゴムホースとポンプのパイプを合体させる。
付属品のゴム板
エアーポンプの下に敷く用?のアイテムが入ってました。
格子状に溝がはいっている薄いゴム板です。浄化槽エアーポンプはバイブレーション音が気になったりします。特にかたいコンクリートの上だと響きますからね。動いたりして・・そのためなのでしょうか?
まとめ
✔ 現在「非防水タイプのエアーポンプ」を使っている人。また同じタイプを購入する人は、豪雨による漏電の可能性がある。
✔ 防水に適したエアーポンプは、お手頃価格で売っている。
✔ いままで使っていた商品とちがうタイプを選ぶと、高さにちがいがある場合もある。
✔ 雨水や強い日差しからエアーポンプを守ると寿命がのびる可能性もある。
おわりに
我が家の浄化槽エアーポンプは家の軒下に設置してあります。でも、昔の日本家屋のように広く長いタイプではありません。超横殴りのスーパー集中豪雨の前にはまったく意味がなかったようです。
今回の経験をもとに、エアーポンプに小さな小屋状のカバーをつけました。
本当はコンクリートブロックなどを下に敷いて、浸水対応にしたかったのですが・・。でも屋根をつけたから大丈夫だと願っています。
▼下水を浄化槽に流せないときの非常処置について書いています。
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