
リサイクル
ゴミの収集場所が自宅から遠いと、運ぶのが面倒です。車で運ぶ人などは、生ゴミの臭いに悩ませるものです。車内の残り香も気になります。
もし庭がある人は、コンポスト(コンポスター)を用意してゴミを埋める方法もありますよ?そして、家庭菜園をやっている人は堆肥としても使えます。
自治体によっては、補助金制度もあるので、調べてみてはどうでしょう。
庭に穴を掘り、コンポストを埋める5の手順
1. 穴のサイズを考える
まずは、掘る穴のインチ(大きさ・幅)を決めましょう。ポイントは、コンポストよりもせまく掘ること。なぜなら同じサイズに掘ってしまうと、コンポストが穴に落ちてしまうからです。
■なのでまずは穴を掘る前には
- 地面にコンポストを置き
- 棒や石なので目印を書き
- なぞった穴よりも内側を意識して掘る
とイイですよ?
2. 垂直に掘り下げる
出来るだけ深く掘るとイイですよ?その分、中の領域を増やせます。浅いと早くいっぱいになってしまう。ここは頑張りどころです。とにかく自分の限界に挑戦です。(;´Д`)
地盤がかたいときは、スコップをグサグサと突き刺し、細かくして、地道に土をすくい上げましょう。
3. 穴を横に広げる
「低すぎてスコップを持つ手に力が入らない!」でもあきらめてはいけません。下がダメなら横に掘り進んでみましょう。
ポイントは土を引っかく
スコップを両手で持ち(刀を持つ様に)して、スコップの先を穴の壁に向けて、上から引っかいて見ましょう。わたしの場合、すーッと気持ちよく土がはがれていきました。
穴の入り口付近だと土壌が崩れる恐れがあります。なので、なるべく底を広げる様に掘るとイイですよ?わたしは”フラスコ型”をイメージして掘っています。
土壁を削ぎ落とす過程で出た土が下にたまります。後は、その細かくなった土を外にすくい出すを繰り返しましょう。
後日スコップの長さを参考に測ったら、わたしの足の長さとほぼ同じ深さでした。^^;
4. 穴の入り口を「深リム」加工する
穴の縁(画像の赤い線)を削ってコンポストの底部を埋めれば、しっかり固定させられます。絶対に穴に隙間を空けたくない人は、穴の縁とコンポストがピッタリ合う様に加工してください。
これとは違って、地面にそのまま設置するのなら、多少、中の容量を増やせます。ただしそれなりの対処(動かない為の処置)が必要になるでしょう。コンポストの底部を半地下仕上げにした方が安心です。
5. 土をかぶせ、踏み固めて完成
コンポストと地面の接地部に土をかぶせて足などでしっかりと(穴が崩れない程度に)踏み固めます。「雨降って地固まる」効果を使って水をまいて見るのもイイでしょう。
デメリットは「虫・臭い」
コンポストの中身は生ゴミですよね?と言うことは虫や生ゴミ臭も当然発生します。時期や風向きによっては、ご近所さんに迷惑をかける可能性があるかも知れません。
わたしの場合、お隣さんとの距離があるので、いまのところは問題にはなってません。(相手がどう思うのかは分かりませんが、)
対策としては、定期的に生ゴミの上に土をかぶせる様に心がけることが大事です。その方がゴミは早く分解さ土に還れます。
しっかりと穴を塞ぐ
虫を寄せ付けない、または、中で生まれた虫を外部に出さないためにも、後で穴が開かない様な工夫が必要です。(100%は無理)
わたしは穴のサイズをコンポストよりも広く造ってしまったことがあります。それなりの対処をやりました。けど月日が経つに連れ、穴の中に埋まって行き、隙間もでき、虫のたかりが多くなりました。
そうならない為にも、穴を掘る前にはまず、地面にコンポストを置いて、棒や石なので目印を書いて、それを基準に穴を掘るのがベストです。
コンポストの取り扱い
コンポストは蓋(ふた)を閉めてから、どちらかに回すとロックされる構造になっています。プラスチック製なので、乱雑にあつかうと壊れます。
我が家のコンポストのフタのロック部分(2箇所)は壊れてます。強風で吹き飛ばされたこともありました。その後は石を載せて使っています。
なのでフタを開閉するときは、ロックされてない状態にまでフタをちゃんと回してから丁寧に開けましょう。無理やり外すと壊れます。
▼わたしの場合、コンポストはホームセンター的な場所で買いました。多分この商品ではないか?と思います。
おわりに
コンポストがどの期間で満タンになるのかは穴の広さにかかってます。出来るだけ長く使うためには、いま面倒でも広く掘ることがオススメでです。
わたしはコンポストを2つを使い回して交互につかっています。一つが土に還るまでの間、捨てる場所が無いからです。
コンポストを一度つくれば満タンになるまでの間、ゴミ捨ての手間が無くなります。興味がある人は、一度挑戦してみてはどうでしょう。
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