住宅設計の落とし穴?キッチンとリビングに仕切りがない5つのデメリット

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注文住宅は建売やマンションと違い、自分の好きなように家を建てられるのが最大の魅力です。

 

「自分が納得する家をつくるには3回かかる」と言われるくらい難しいのが設計です。

 

昔の家は和風建築が当たり前でしたが、最近はすっかり洋風が支流になってきています。

 

現代においてオープンキッチンやリビングダイニングには、仕切りがない(少ない)のが当たり前になっています。

 

でも欠点を感じたので、その辺をお伝えします。

 

前回は、家とこどもの成長についてお伝えしました。

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オープンキッチンがちょっとだけイヤな理由と実際に住んで感じたこと

1)リビングが煙い(けむい)

換気扇は料理中に使うだけではありません。料理が終わっても空気中にはニオイが漂っています。

 

ホットプレートで焼肉をしたことはありませんか?終わった後のニオイは次の日まで残ってしまいます。なので換気扇は料理が終わってからも、ずっとつけっぱなしにしています。

 

我が家の換気扇では完全に煙を吸い取れません。換気扇の性能にも問題があるのでしょうが、そもそも仕切りが無ければ煙がほかの部屋には行かないのです。

 

2)リビングのエアコンのフィルターに油が付着する

わたしは夏と冬がはじまる前にエアコンのフィルターを掃除してから使うようにしています。

 

掃除機でフィルターを吸い取ってもホコリは取りにくいので、外の水道で網の裏から水圧で洗い流しています。でもホコリは取れても油のベトベトは落ちません。

 

「油落とし洗剤」をつかうと油は落ちてくれます。これは間違えなくキッチンの影響です。

 

そう考えると、壁紙クロスのシミの要因だと考えれます。

 

もちろんリビングに煙や油煙を寄せ付けない換気扇などの対策もあるでしょう。でも換気扇の掃除も大変だし、それなりの設備投資も必要です。

 

だったら最初っから物理的に壁があった方が苦労はしないと思うのです。

 

3)急な来客に大あわて

整理されたキッチンは見ていて気持ちはいいものです。きれいに並んでいるグラスや収納スペースの作りはもはや芸術品に見えるくらいです。そんな自慢のキッチンを誰かに見てもらいたいと思ってしまうでしょう。

 

もしちらかっている時に急な来客があるとイヤな想いをします。キッチンがよく見えてしまうからです。

 

布団や洋服ならクローゼットにサッと閉まってハイおしまい!と大ざっぱに片付けられるけど、キッチンにあるものって結構こまかいものだったりしますよね?

 

キッチンをかくせる壁があると便利だと思うのです。

 

4)電気代がかかる

オープンキッチンはリビングと同じ空間です。当たり前ですが、部屋が広いと広さに応じた電気代はかります

 

大きな部屋に対応したエアコンは小部屋用に比べると高値です。広い部屋を適温にするには電気代もかかってしまうのです。

 

冬エアコンで部屋を暖めると空気が乾燥します。

 

我が家は今年の冬、久々に加湿器をつかいました。加湿器をよく見ると、使いたい部屋の広さに対応していません。加湿器1つでは足りない部屋の状況になっています。

 

5)料理の音でテレビの音が消される

最初に感じたのは料理作りや洗い物が始まるとテレビの音が聞こえない現象です。

フライパンを使ったジュウジュウとした音や水を流す音でテレビ音はかき消されてしまいます。

 

息子は見たい番組の時リモコンのボリュームを上げます。キッチンからの雑音が止むとテレビの音量が気になりテレビの音をまたもどすのです。

 

ほんの些細な日常のことがストレスになってしまっては、「何のためのマイホーム」だったのか本末転倒といったところでしょう。

 

なぜ我が家はキッチンの煙がリビングに来てしまうのか?

オープンキッチンの作りによって天井部分には、部屋を分ける仕切りがついています。

 

でも我が家はちょっと違うんです。天井部分に仕切りがありません。料理した煙は舞い上がり、雲のように天井をはいリビングまで流れていくんです。

 

これが料理をするとリビングが煙くなる最大の原因でした。いま想うと天井部分には仕切りがあった方がいいと思いました。

 

メリットも考えて最終決定を!

そんな広すぎるのがデメリットなオープンキッチンですが支持されるには理由があります。それは何と言っても開放感です。

 

キッチンで料理をしながらリビング全体を見渡せるのが最大の魅力です。小さなお子様や要介護の家族をキッチンがら見ることができれば安心して料理も作れます。

 

もしリビングとダイニングの間に仕切りがなかったとしたらキッチンにいる人が辛い思いをします。

 

キッチンで一番辛いのは夏の時期です。キッチンは火を使う場所。灼熱状態です。狭いよりは広い方が温度は上がりません。扇風機を回しても熱い空気をかき混ぜるだけです。

 

オープンキッチンなら、リビングにあるエアコンによって台所を涼しくできます。快適な温度で料理をすることで暑さを和らげることができるのです。

 

おわりに

あまりにも当たり前だと人は問題にすら気づかないものです。オープンキッチンとは「部屋を完全に閉められない」状況を再認識してください。

 

リビングとキッチが仕切られていなければ開放感があり、その風景にあこがれてしまいます。狭いアパート暮らしからマイホームを夢見たとしたら当たり前の感情です。

 

しかしながら、わたしがもし過去にもどれるとしたらオープンキッチンに工夫を追加します。

 

もし考えが変わったとしたら担当者に相談すれば何かいい方法を教えてくれるかも知れません。

 

後からでは手間やお金もかかるし、よほどの事情がなければ追加工事はしないでしょう。将来のリホームまでのおあずけになったりします。

 

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