芝刈りをした後の、刈り取った芝草の掃除用アイテムとして、竹ぼうきは最強です。
ところがそもそも竹ぼうきは、刈り草を集めるために作られてません。
草を集めるとき、竹ぼうきの先を力いっぱい地面に押しつけながら掃き取ると、刈り草はよく取れます。
けどその凄まじい摩擦力によって、竹ぼうきにはかなりダメージを受けるので、竹の枝が結びから抜け落ちてしまいます。
そうなると、あとは使うたびに一本、また一本と、竹の枝が抜け落ちて、ぐーらぐら。
捨てようと思いましたが、まだ最後のあがきがありました。
タケボウキを「はりがね」でしめつけたら効率UP
タケボウキをつかって芝生の刈草を掃除していると、タケボウキの竹枝が数本取れちゃいました。
と同時に、竹をしばっている針金もゆるみ、一本、また一本と抜け落ちていたのです。
このままでは、竹枝はすっぽぬけ、買い換えることになりそうです。
わたしはもったいないと思い、手直しすることにしました。
その結果、使いやすさがUP!
偶然ですが、ある原理に気づきました。
タケボウキは「広がり」より「しまり」
タケボウキは落ち葉など、軽いものを一度にたくさん集められる様に出来ています。
そのためには、集める面積がせまいよりは広い方が効率的。なので、タケボウキの先は広がっています。
そして竹のしなる特性を利用して、小さな力で大きな反発を起こすので疲れにくいです。実はこれが芝生ではデメリット。
これは比較的、摩擦抵抗が高い地面を目的に設計されているともいえます。
でも「刈り取った芝草を集める」ことを想像してみてくさださい。
「地面は芝生=摩擦抵抗が低い」芝生と刈草とが共存してる状態です。
砂利の上の落ち葉や、泥の上のゴミ掃きなどは集めにくい。地面という土台が安定してこそ、その上の物体が動かしやすくなるというのに。
しかもタケボウキはしなります。摩擦抵抗が低い芝生では力が逃げるので、刈り草は集めにくくなるのです。
取りにくいので、より力を入れ体力もつかうし、時間もそれなにロスします。
けど今回、タケボウキを針金でギュッと締め上げました。
すると、タケボウキは一本の棒状と化し、力が一点に入るので、無駄に体力を消耗しないことになりました。
そしてタケボウキは枝が無数にあるので、レーキに比べたらそのぶん、草を集められる率も上がります。
おわりに
別の記事でもお伝えしてますが、レーキに比べたら、本当に体力も使わずに、時間も早く、草掃除をすることが出来ています。
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