
プライバシーと安全を守る
- 庭で何かしたいけど、外から丸見えだとプライバシーが気になる・・
- かと言って、フェンスを建てるお金も無い・・
とお悩みのあなたへ。
結論をいいますと、生け垣が塀の代わりに使えます。
やはりこれが一番コスパではないでしょうか。
庭に生け垣を植えてから13年目のわたしが、色々と感じることを書いています。
▼低く育てる洋風な生け垣もあります。
▼家を建て終えたら、次は芝生をはってみませんか?
我が家だけのプライベート空間を!生け垣を植えてみよう
何もない庭はちょっとさみしい感じです。家を建て終えたら次は庭造りの開始です。
生け垣を植えるなら早い方がいい
家を建てるのと同時にブロック塀もつくる人もいることでしょう。
「予算も無いし、住んでから考えよう」という人もいます。わたしもそうでした。
ですが生け垣は植物です。植えてから成長するまで時間がかかるのは当然です。
「何か目隠しが欲しい」と考えているのなら、ここは一つ早いに越したことはないでしょう。
我が家には生垣が植えている場所とそうでない部分があります。外から丸見えになっています。
もし家の周りを塀でぐるっと囲まれていたのなら、もっと庭で何かやっていたと思うし、やりたいことも増えてたと、いま振り返っています。
新築のころは「お外で何か」する機会が多い
プライバシーが気になる人にとって、目隠しがあれば庭で遠慮なく楽しめます。
仲間とバーベキューとかも気兼ねなく出来ちゃいます。まだご近所にも知り合いもいませんからね。
もし小さなお子様と一緒でも安心です。
ボール遊びの時も、生け垣があれば道路に飛び出す抑止力にもなり得ます。また、ボールがとなりに転がるのも防るでしょう。
植える木の成長によりますが、3.4年もすれば葉は茂り「目かくし代わり」になるはずです。
「植え木」の基本的な買い方
植木は誰でも簡単に育てることができます。生け垣用の木は植える時期になると、お店で手に入れることができます。
ホームセンターに売られている植木にはカードがついている場合があります。育て方や植える時期が書いてあるので買う前によく見るようにしましょうね。
たまに売れ残ってしまい、植える時期が過ぎた木も置いてあるからです。わたしは植える時期が過ぎた果物の苗木を一本ダメにしています。
生垣は塀をつくるよりも安上がり
何と言っても、となりとの境界を生け垣にする最大のメリットとは、あまりお金をかけなくても出来ることです。
たとえば、「ブロック塀を建てる工事」の流れを考えてみましょう。
高い塀を建てるには、安全のための基礎を施工する必要があります。
穴を掘る。土を埋め戻す。残土が余れば処分料。たりない時は土の追加代金がかかってしまいます。
ブロック塀を立ち上げるのには、掘った穴にコンクリートを流し込んで頑丈な基礎をつくります。そのコンクリートを土台としてブロックを1個づつ積み上げていくのです。
最近、モルタル仕上げにした洋風なブロック塀をよく見かけます。モルタルをわざと雑に塗り、その上からペンキで仕上げるのも流行っている様です。
塀は生け垣とちがい、建ててしまえば面倒はありません。だけどお金はかかってしまう。
木は安いものでは1本300円~くらいから売っています。塀と比べると安い買い物と言えるでしょう。
生垣のデメリットはお手入れの手間
そんな救世主の生け垣ですが、やはりデメリットがあります。
それは、定期的に木のお手入れが必要なことです。
▼刈り取った木の枝を捨てるのが厄介です。わたしは空き地に穴を掘って埋めています。
⇒庭管理ゴミ始末はリサイクル!雑草・剪定枝・芝生の処分地をつくる
例えば、生け垣として人気が高いレッドロビン。葉は赤と緑のコントラストが美しく成長も早いのがその特徴です。
●レッドロビン(ベニカナメモチ)
カナメモチとオオカナメモチを交配した品種
レッドロビンの成長を放ってしまうと、家の二階にとどくほど伸びてしまうでしょう。生け垣として使うためにはこまめな刈り込みが必要です。
目的の高さになったら上を詰めないと木の下の方がスカスカになってしまうので、生け垣として役立てせるためにも、手入れはかかせない作業となるのです。
▼レッドロビンは伝染病にかかりやすい植木です。
⇒レッドロビンの葉に黒い点々が!放って置いても大丈夫なのか?
▼シルバープリペットは簡単に挿し木で増やせます。
そして生け垣は大地震が起きても安心です。塀とちがって倒れる心配はないでしょう。
おわりに
生け垣は、本当に手軽な目隠しの方法です。
でも「木」である以上、生きています。なのでしっかりと管理が必要です。大事にしてあげたいものですね。
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