
ちゃんと支えてあげる
コスパで面倒くさがり屋さんがシルバープリペットの苗を選ぶのには、なるべく一本立ちの幹ではなく、扇状(おおぎじょう)に枝が広がる苗木を買うとイイかも知れません。
なぜなら、「枝」と「支える物」とを、紐(ひも)で結ぶ箇所が増えるから。つまり木が安定しやすくなるからです。
「台風・強風」で苗木が倒れない為の防風対策を
植えたばかりの苗木とは、まだ土に根がしっかりと定着してません。しかも枝は細く、強風にあおられた、ひとたまりもないでしょう。
実際わたしは、全く何も倒れる対策をせずに、苗木を傾けてしまったことがあります。でも、気にしなければ、曲がった状態から自然と上に伸びようとするものです。
けど、ポキっといっちゃてしまっては、苗木がダメになってしまう恐れもあったりします。
そんな、よちよち歩きな苗木ちゃんのアシスト用として、竹などで木を支える対策はよく見る光景です。
上の画像は「四つ目垣」風な竹垣です。日本庭園を目指す人にとっては、見栄えもよくなり、もってこいなことでしょう。木の幹や枝をヒモでしばって固定させられます。
わたしも家を建てた当初、生け垣造りの際はそうしました。先の尖った太めな木がホームセンターで売られていますよね。それと竹を組み合わせ、格子状にして苗木の支えとして使いました。
けど実際、木の種類にもよりますが、植えてから5年もすれば、必要は無くなるものです。
もし、「生け垣は竹でカッコよく!」と思ってないのなら、わざわざ設置しなくてもイイ方法は、いくつかあります。
見栄えを気にしないなら「トンネル支柱」
真上から撮影しています。
苗木が折れたり、傾かない為の強風対策として、用を足せられる道具でもイイのなら、トンネル支柱が最適です。
トンネル支柱の材質は、銅管に樹脂でコーティングされているそうです。なのでトンネルの幅を広げたり、せばめたりと、形を変えられるスグレモノ。わたしは実際にこれを使ってます。
▼小さい物なら、5本、500円以下で売っています。
検索してみる⇒トンネル支柱5本組
2019年10月12日に数十年に1度クラスの台風が日本列島に上陸しました。その暴風雨でも、トンネル支柱によって、苗木は何の被害は無かったです。
出来るだけビッグサイズを選んだ方がいいですよ?なぜなら、土に深く刺せるし、他の支柱と交差させれば、より苗木が安定するからです。
上の絵とは違って、トンネルが交差する場所に苗木がくる様に差し込めば、支柱に枝をしばる箇所が増えますよ。
そしてわたしは、シルバープリペットを挿し木から育ています。難点として、売っている苗木よりも小ぶりでした。なので短い棒を使いました。
苗木のサイズに合わせて、木を支える道具も変えています。(*´∀`)
おわりに
本来、トンネル支柱は野菜づくりのアイテムです。けど意外と使い道はあるものです。
トンネル支柱にカバーをかければ、ちょっとした物置としても使えるし、進入禁止の囲いとしても使えます。外に放置しても意外と丈夫です。
逆に竹と違って金属製品は腐りません。処分を考えると、どっちがイイのか自分次第でしょうか。