芝生を植えるポイントは「張る高さ」将来面倒な事態を回避する

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「バリアフリー」がある様に、段差が無い方が何かと都合がいい。

ところが芝は別の話。

なぜなら芝生は生きているからだ。

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地面に施工された構造物よりも芝を「低く」張るべし

結論からいうと、芝を張るポイントは、

家や庭の地面に造られた構造物よりも、かなり低く植えた方がいい。

ココで言う構造物とは、

  • 犬走り
  • 浄化槽
  • 駐車場

など。

そんなコンクリートなどで地面を固めてある構造物よりも、芝は低くした方が後々苦労しない。

なぜなら芝生とは、どこまでも広がる性質があるからだ。これについては知っての通り。

そして場合によっては年々、その高さが上がっていくこともある。これが実に厄介。

綺麗な芝生にするための管理の1つとして、目土をまくことがある。新芽が育ちやすく、デコボコも平らにできる。

すると必然的に芝生の高さが上がってしまう。

そして目土をまかないとしても、条件が合えば芝生は盛り上がっていく。

今回我が家の庭のケースでは、芝が浄化槽を乗り越えていた。

つまり犬走りや浄化槽やコンクリートで造られた物を飛び越えて来るということ。

応急処置として芝刈りハサミでチョキチョキすることにした。

境界線は芝切狭(しばきりはさみ)でトリミング

こんな感じにコンクリートで固められた浄化槽の上に芝生が乗り上がっている。

一見、ランナー(芝生のほふく茎)が伸びてるだけだと思いきや、とんでもない。

芝生をつかんでめくってみると、

実際に測定してないけど、15センチはある様に見えた。

見ての通り、芝生の裏側の根の周りには土がびっしり詰まっている。

この状態で芝刈りハサミは使えるのだろうか。

一応、切れることは切れた。

芝生と土を一緒に切り取るのは、かなり力を使う作業。

刃こぼれがしないか心配になりつつも、無理くりカット。

ランナーがびっしり生えている。

コンクリートが茶色くなった部分まで芝生は侵入していた。

これでもまだコンクリートは隠れている。

しかし毎日の様に見ていると変化に気づきにくいものだ。

浄化槽よりも芝生の方が高さがある状態が、ご覧いただけたでしょうか。

もちろん最初は浄化槽よりも低い位置に芝を張った。

後はこのハサミでは無理。別の方法を使った方がいいので作業はここまで。

そして早めに手を打っていれば水際で食い止めることも出来たと思う。

このままだといずれまた同じ様に芝生は侵入してくることだろう。

盛り上がった芝生の対処法

この様に盛り上がった芝の対処法はわたしが知る限り2つある。

  1. 除草剤で芝を枯らす
  2. 芝生の範囲をせまくする

1の除草剤についてはその名の通り、薬の力を使って芝を根絶やしにする作戦。

薬がかかった部分だけ枯れるので心配無用。

2つ目の「範囲をせまくする」とは、コンクリートに盛り上がった部分の芝生を根こそぎ取り除くこと。

これについては以前わたしは実際に試したことがある。

やり方は、スコップなどを使って芝生を掘り出すこと。

で、芝生を取り除いた穴に目土を入れて、芝生が生え揃うのを待つ作戦。

芝生はいずれまた生えていくるので気長に待てばいい。

ちなみにわたしは当時、通販で買った「芝の根切スコップ」を使った。

ところがこのスコップがまったく使えない。なのでDIYでカスタマイズによって使える様にしているので、買わない方が無難。

おわりに

芝生の侵入を食い止めるための近道は、事前設定と早めの対処です。

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