生け垣としてポピュラーなレッドロビン。
「でも樹の下の枝が伸びず、外から丸見え・・」な、お悩みも少なくないと思う。しかも病気になりやすい。
そんな人にシルバープリペットはおすすめな植木。
もちろんデメリットもあるので、注意が必要だ。
シルバープリペットは夏の暑い時期が伸び盛り
シルバープリペットは成長速度が早く、放置すると、あっという間にボサボサになる植物だ。
▲上の画像は、約6年前に挿し木した苗を、翌年(5年前)に地植えしたシルバープリペット。
下までびっしり枝が伸びている。
何度か枝を詰めているので、何もしなければ、もっと大きく育っていたはず。
ご覧の通り、目隠しとしての生け垣の役目は十分に果たしている。
てか、地面を這うように伸びているので、芝生の成長を妨げているほどだ。
近所のネコの隠れ家になっている。
シルバープリペットの枝は垂れ下がる
シルバープリペットを段差のある土手のような場所に植えて放置すると、伸びた枝で土手が隠れてしまうほど。
画像を見てもよく分からないと思うが、シルバープリペットは、高さ80cmほど高台の縁(ふち)に植えている。
画像下の部分の枝は、根よりも下に伸びている状態。
さすがに伸びすぎたので、お手入れが必要だ。
シルバープリペット最大のデメリット
シルバープリペットは切り詰めても、早い段階で生え揃うので、ケチケチせず豪快に切ってしまおう。
そうはいっても、夏が終わってから剪定する場合で、目隠し効果を減らしたくない人は、深く刈り込まない方が無難。
とにかく刈り取った枝葉が大量に出るので、そこがデメリット。
かなりさっぱりした。
剪定前は、塀効果で、外から全く中が見えなかったが、見通しがよくなった。
初めて秋冬剪定する人へ気をつけるポイント
まず植物を生け垣仕様にすることについて、2つの前提を話してみよう。
1)日が当たる、枝の先端部に葉をつけるので、刈り込むと、葉の無い枝ばかりになってしまう。
2)植物は寒くなると成長が止まる(遅い)ので、秋冬に剪定した場合、刈り込んだ状態が春までキープされる。
つまり、生い茂った葉は生け垣の外側だけで、内側はすかすか。
この事実を把握してから刈り込んだ方がいい。
でも遅かれ早かれ、その枝から新芽が出るので心配無用。
しかしながら深く刈り込むと、しばらくは坊主を我慢することになる。
今回わたしは、以前と同じ様に、幹を短く切り詰めた。
理由は、疲れていて、ぼーっとして、いま秋、ということを忘れて夢中になってしまった。
今回に関してはマジで後悔。
当日は10月上旬の秋。これから冬が来る。なので来年の夏まで、外から丸見え状態だ。
まぁ、冬は寒いので、外に出ることもないから、気持ちの持ちようかな。
おわりに
生け垣の下に隙間を作りたくない人は、シルバープリペットを放置すべし。
▼今回、新しく購入した刈り込み鋏で剪定している。
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